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先日、実家のある秋田に帰った時のこと。家でゴロゴロとヒマそうにしている娘を案じたのか、年老いた両親が「どっかドライブにでも行かないか」と、しきりに声をかけてきた。 いきなりドライブって言われても、特に行きたい所もないなぁ…。と、うだうだと考えていて「ハッ!」と思った。去年の夏休み、阿仁という町にある「道の駅」で素敵な物を見たことを思い出したのだ。あれが欲しい。あれを買いに行こう。 ガバリと起きあがり、両親に「阿仁の道の駅に行きたい!」と力強く宣言すると、不審な表情で「阿仁?」と聞き返された。 「うん、阿仁! あそこで熊の肉を買いたい!」 (高瀬 克子) 道の駅を満喫 そう、阿仁というのは「マタギ」で有名な場所なのだ。ここで私は去年の夏、冷凍ケースに中に熊の肉を見つけ「わーっ!」と興奮したのであった。 欲しくて堪らなかったが、保冷剤などの準備を何もしていなかったため、肉の購入は諦めざるを得ず
試着するズボンが一着も入らないまま、初夏を迎えた。 寄る年波と食欲に負け続けた結果、ついに市販されている婦人服の中に、履けるズボンがなくなってしまったのである。「いいなぁ」と思う春物を試着しても、軒並みパツパツだ。悲しいほどパツパツなのだ。 「本気でダイエットしよう」と年に100回ほど誓うが、今回は真剣だ。ここで真剣にならないと、手持ちのズボンが男物だらけになってしまう。 そこで、私のアキレス腱でもある「食」から生活を改善してみたい。食べる量が減らせないのなら、あれだ、炭水化物抜きダイエットがいいだろう。全く排除するのは体に良くないらしいから、少しは残す方向で。 というわけで、白飯の代わりになるものを探しました。 (高瀬 克子) 市販の商品はすごいな 「なんとかせねば…」と焦った私が目を付けたのが、マンナンヒカリという商品だ。普通の御飯に混ぜて炊くことでカロリーを最大50%カットできるとい
タケノコの季節がやってきた。水煮にして保存しておけば一年中食べられるタケノコではあるが、やはり旬の時期に食べてこそ、の食材だろう。 実は私にとってタケノコというのは小さい頃から慣れ親しんだ食べ物ではない。生まれ育った秋田でタケノコといえば、指の太さほどの「姫竹」なるものが主流であり、大きなタケノコ(孟宗竹)はほとんど食卓に登らなかった。孟宗竹の北限は東北南部と言われている。 つまり、北海道及び北東北に育った者にとって、大きなタケノコは憧れの食材なのである。好きだけど、滅多に食べられなかったタケノコ。ぶっといタケノコ。 そんなタケノコ料理を、旬の時期だけ客に供する店があると聞いて行ってきた。場所は金沢だ。 (高瀬 克子) 待ちに待ちました この「タケノコの里」のことは、去年から知っていた。しかし知ったのは夏である。「ああ、行ってみたい!」と思っても、実際に行けるのは数ヶ月も先のこと。 食べた
形から入るジェネリック この「乳酸菌のめぐみ」はダイエーのプライベートブランド「セービング」の商品だ。 乳酸菌飲料の超スタンダード、「ヤクルト」を模して作っていると思われる。 ボトルの形状からしてヤクルトの「誰にでも親しめる、飽きのこない形をイメージし、特に容器の“くぼみ”は、子供や老人にも持ちやすく、また何口かに分けて味を楽しめるようデザインした(ヤクルト本社ホームページより)」というこだわりをうまく再現するのに成功している。 味の方は、オリジナルのヤクルトの方がコクがあり、ジェネリックヤクルトは酸味に独特の後味があり、必ずしもオリジナルを忠実に再現しているとはいい切れないが、価格差を考えると当然か。
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