本当に面白い話はオフレコの部分にあったり、「余談」の部分にあったり、というのが世の常。昨日ご紹介したアジア・イノベーション・フォーラムでも、そうした「余談」的な部分に、イノベーションの種、イノベーションに必要な発想と思われるものがいくつかあったので、ご紹介したい。 1)デザイナーの奥山清行氏のプレゼンテーションで。近未来の交通・都市システムとして、カプセル・カーつきマンションの絵(カプセル・カーはマンションの側面にテントウムシのようにはりついていて、エレベーターにもなるし、地上では車としても使えるし、オーディオルームにもなる)を示したあとで。 できた絵を見た時に、スタッフが大笑いしていました。でも、笑っちゃうようなものにこそ、可能性があるんです。 2)上記の奥山氏と同じセッションでモデレーターをされていた、森地茂氏(政策研究大学院大学特別教授)が、最後に披露した話。 かつて、道路が地下にも