生理用品を満足に買えない「生理の貧困」が、若者の間に広がっています。学生らの団体による調査では、2割の学生が購入に苦労していました。一方、緊急事態宣言の延長方針で、卒業旅行を諦めた人も。コロナがもたらすそれぞれの実態を、高校生に聞きました。 ■卒業旅行「中止」…宣言“延長”で4日夜、東京・渋谷で、卒業を間近に控えた高校3年生(18)に話を聞きました。 「友達と卒業旅行に行こうと(思っていました)。卒業が3月中旬なので、そこから1週間以内で出かけられれば(と考えていました)」 4か月前から、友人6人と石川県への卒業旅行を計画。旅行雑誌も買って、プランを考えていましたが、中止になりました。高校生は「(緊急事態宣言が)2週間延長されるなら、やめようか、ということで、その話はなくなりました。みんな大学もバラバラになっちゃうので、いつ会えるか分からない。誰も責められないので、ただ、行きたかったなと(