メディア環境変化とブランドの新たな役割 2005年07月22日 12:00 博報堂ブランドコンサルティング シニアプロジェクトマネージャー 吉田芳弘 メディア環境が新たなステージを迎えようとしている。 1990年代後半、ヤフーが日本でも登場し、バナー広告が生まれてメディアとしてのスタートを切ったのが第1ステージ。2000年代前半、ブロードバンドとモバイルインターネットが普及し、時間と場所を気にせずネットを利用することができ、子供から主婦、高齢者まで、ネットで普通にお買い物をするようになったのが第2ステージ。 そして今始まろうとしているのが、放送がインターネットと一体化する第3ステージである。 今週、民放キー局が番組をネット配信するという計画が相次ぎ発表された。そしてさらに、総務省が地上波デジタル放送を光通信網を通じて配信するというニュースも公となり、テレビ局やCATV局に動揺が走った。こ