業種・業界・業務に最適化されたソリューションで、お客様のビジネスの発展と効率化を全面的にサポート。 さまざまな業界における日本を代表する企業のシステム開発・運用を行い、そのビジネス基盤を長年にわたり支えてきました。 その蓄積した経験をもとに、お客様が必要とするソリューションを的確に、そしてスピーディーに提供できる体制を整えています。専門性の高い業務ノウハウと先進の技術を融合させた独自のITソリューションにより、お客様のビジネスイノベーションや課題解決を全面的にサポートします。
こんにちは!freeeでインフラゾンビをやっている @sugitak です。ゲームではレベルを上げて物理で殴る派です。 freee ではたまにインフラエンジニアの数が減るのですが、その減ったインフラエンジニアはインフラゾンビへと進化し、社内を闊歩します。インフラゾンビは主に開発チームに所属して、アプリっぽいインフラの仕事をインフラからアプリ側へと持っていきます。デプロイとか、Dockerとか、Jenkinsとかの、いわゆる DevOps 系のところですね。こうすることで開発者は手を出せるものの自由度が増えるし、インフラはより本来のインフラとして純度を上げていける、 so, win-win ってわけです。 さて、そんなわけで監視です。freee Engineers Advent Calendar 2016の9日目の記事として、 Prometheus による監視が最高なのでみんなもっと使おうと
この文章は、サーバサイドのウェブアプリケーション開発において、社内実績の少ない新しい言語を採用したときにインフラ面で考慮したことを社内向けにまとめたものです。 はてなでは、長らくPerlでウェブアプリケーション開発を続けてきた一方、ここ数年で社内でScalaまたはGoの採用事例も増えてきました。 今後開発が始まるプロダクトにおいても、Perl、Scala、Goもしくは他の言語を採用するかどうかを開発開始時に選ぶことになるでしょう。 新言語を採用するときに、考慮すべきことの一つとして、「インフラ」への影響があります。 新言語に関する雑談をしていると、ウェブアプリケーションエンジニアに「インフラ」への影響について聞かれます。 もしくは、ウェブオペレーションエンジニアから考慮するポイントを伝えることもあります。 ScalaやGo以外に、Node.jsやサーバサイドSwiftはどうかというのも雑談
Zookeeperのトランザクションログの運用 Hadoopと組み合わせて使用されるZooKeeperは、タイミングが非常に重要な高可用性の分散協調システムです。NTPを設定してログの時刻ずれが無いように設定しておく必要があります。また、Zookeeperのトランザクションログとスナップショットは別のディスクドライブに保存することが望ましいとされています。ログが頻繁に書き込まれるため、I/O性能の良いSSDなどのフラッシュストレージに保存しておくことが望ましいです。これらはdataDirおよびDataLogDirプロパティによって設定が可能です。Zoopkeeperのトランザクションログが一定の設定値(デフォルト64MBまたは100,000回)以上に書き込まれると、znodeツリーのメモリダンプであるスナップショットが作成されます。スナップショットは基本、それ以前のトランザクションログに代
クラウドワークス Advent Calendar 17日目担当のSMTPおじさんの記事です。 時間の無い人のために3行でまとめますと以下のコンテンツでお送りします。 大規模なメール配送を安全に行うには特別なノウハウがあり罠も多い SendGrid便利です 当たり前になった技術は空気のように見えなくなってインフラ化する。それがある日突然失われたときの被害は甚大。インフラ技術をキャッチアップして備えよう メール配送今昔 さて、メール配送といえば古くはSendmailを使っていました。多くのUnixディストリビューションに標準でインストールされており、使うのが当たり前で選択肢も少なかった時代です。 Sendmailは開発が重ねられることで複雑化しセキュリティホールが頻発しました。また設定ファイルのsendmail.cfはチューリング完全であるほど高機能で複雑でまた長くなりがちでもあり今でも書きた
こんにちは。インフラストラクチャー部 セキュリティグループの星 (@kani_b) です。 主に "セキュリティ" や "AWS" といったタグのつきそうなこと全般を担当しています。 Fluentd などのデータコレクタ、Kibana やその他 SaaS による可視化、Kafka, Kinesis, Spark などのストリーム処理といった様々な分野で「ログの処理」がホットですが、アプリケーションのログ (行動ログなど) に関する話題が多くを占めています。 そうしたログの他に重要なのが OS や各種ミドルウェアのシステムログです。これらはトラブルシューティングであったり、セキュリティ上の問題を見つけたり、といったことに使われますが、最低限 syslog でどこかに集約しているだけ、といった例をよく見かけます。 これらのログをきちんと検索可能にし、分析することで、今まで気づかなかったような問
set daemon 60 # monitの監視間隔(秒) set logfile /var/log/messeges # ディフォルトではSyslogが指定されていますが、私の環境ではうまく出力されなかったので明示的に記載 # logrotateの設定も忘れずに set mailserver 127.0.0.1 # メール送信に利用するSMTPサーバーを指定 set alert hoge001@hogehoge.co.jp set alert hoge001@hogehoge.co.jp # アラート送信先メールアドレス # 複数の通知先へメールを送信する場合は列挙する set mail-format { from: monit@hogehoge.com # メール送信元アドレス subject: $HOST : $SERVICE - $EVENT message: Monit A
クラウドの利用機運が高まる中、安定性やセキュリティなどを理由にクラウド化が困難なシステムは少なくない。その解決策として注目されるのがハイブリッドクラウドだ。ITmedia エンタープライズ主催の勉強会ではSDNを生かしたクラウドサービスを提供するNTTコミュニケーションズと、仮想化からクラウドへの移行を推進するVMwareが、ハイブリッドクラウドの導入・構築を成功につなげるための秘訣を紹介した。 ビジネス展開を容易にする柔軟性や災害などに強い事業継続性が求められるITシステムを実現するために、企業ではクラウドの利用が本格化しつつある。だが、様々な企業のITシステムの中でも基幹系システムは、構成の複雑化やサイロ化といった問題を抱え、クラウド化が難しいとされてきた。そこで注目したいのが、ハイブリッドクラウドの活用である。 ITmedia エンタープライズ編集部主催の勉強会「インフラ最適化も事業
Sensu Advent Calendarに便乗して、Kaizen Platform, Inc.の2014年12月現在の監視アーキテクチャの話をちょっとしてみようと思う。 モニタリング領域 サービスを監視している領域 Pingdom Pingdom - Website Monitoring 外部ネットワークからのサービスの死活監視。アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどの拠点からサービスの死活監視が出来るため、特定の地域からアクセス出来ない場合なのが検知出来る。 後述するstatuspage.ioとの連携で、障害を検知すると、サービスのステータス状況が自動で変わるようになっている Sensu Sensu | The open source monitoring framework. 監視フレームワーク サーバを内部ネットワークから監視するために利用 サーバのプロセス監視、サーバ間の疎通監視、エラ
はい、これは僕がいつも良く見るApacheとNginxの性能差に見えます。大体、ApacheはNginxの75%程度の性能に落ち着きます。数十バイトの静的コンテンツに対するリクエスト処理はNginxの得意分野だと思っていたので、大体こんなものです。 そこで、真面目にevent_mpmのチューニングを行ってみました。で、幾度となくベンチを試した結果導き出した、静的コンテンツに対する同時接続数100程度に対して最高のパフォーマンスを示すevent_mpmの設定は以下のようになりました。 [program lang=’apache’ escaped=’true’] StartServers 4 MinSpareThreads 4 MaxSpareThreads 4 ThreadsPerChild 2 MaxRequestWorkers 2 MaxConnectionsPerChild 0 [/p
ソフトウエアアーキテクチャーの基本知識と、アーキテクチャー設計の具体的な方法を解説した書。アーキテクチャー設計で重要な三つの概念―システムの実現に興味を持つ人や組織である「ステークホルダー(利害関係者)」、システムが持つ様々な側面を記述するためのパターンやテンプレートである「ビューポイント(側面的見地)」、パフォーマンスやセキュリティなどシステムの品質特性を満たすための戦術や指針である「パースペクティブ(横断的見地)」を、チェックリストなどを交えて説明する。アーキテクチャー設計のプロセスや、アーキテクトの仕事内容についても詳述してあり、これからアーキテクトを目指すエンジニアにとっても参考になる。 翻訳書であるため入門者には難解な部分もあるが、用語をきちんと定義して説明を進める点は親切だ。また、適宜アーキテクトが悩みがちなポイントやプロジェクトの例を挟むなど、理解しやすくする工夫もある。
AWSのデータセンターの中身を、設計総責任者が話した:「ここまで話していいの?」(1/2 ページ) Amazon Web Services(AWS)のバイスプレジデント兼ディスティングイッシュド・エンジニア、ジェームズ・ハミルトン氏は、AWSが11月11~14日に開催した「AWS re:Invent 2014」で、データセンターの構成、サーバーやスイッチの自社設計、SR-IOVなどについて語った。 [2014/11/21訂正]記事の初出時に、ハミルトン氏がAZ間の距離を「数キロメートル」と言ったと記述しましたが、数十キロメートルである可能性もあります。ハミルトン氏はAZ間が「multiple kilometers」であると表現しています。後出のハミルトン氏の議論では、例えばロサンゼルスとニューヨークの間の伝送遅延は74ミリ秒だが、これを1、2ミリ秒に抑えるためにAZ間は近くなくてはならない
サーバ/インフラ徹底攻略 (WEB+DB PRESS plus) 本書の「テスト駆動インフラ&CI最前線」を執筆されたmizzyさんからご恵贈頂きました。ありがとうございます。 事前に断っておくと私がここで記載している「インフラエンジニア」はITインフラエンジニアの話です。 本書の詳細なレビューは他の方にお任せするとして、内容を読むと サーバプロビジョニング Vagrant Serverspec インフラCI AWS GitHub Docker nginx メンテナンス、運用の話 が主なTopicsになる。 これらは今のインフラエンジニアにとって必須の知識、スキルになってきていて、その他にも 従来から必要だったOSレイヤー、ミドルウェアレイヤー、LAMP、ログ収集の定番Fluentdなど インフラエンジニアに要求されるスキルセットの範囲が広く、しかも深くなっていると個人的には思っている。
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