VMwareは11月12日、同社が提供するクラウドサービス「VMware Cloud on AWS」のAWS東京リージョンでの提供を今日から開始すると発表しました。 明日から都内で開催される「vFORUM 2018 TOKYO」のために来日したVMware CEOパット・ゲルシンガー氏が発表しました。
Amazonプライムデーのサーバ障害、AmazonがOracleからAurora DBに乗り換えたのが原因ではない。Amazon CTOがCNBCの報道を否定 Amazon.comが毎年開催するバーゲンセール「Amazonプライムデー」では、大量のトラフィックがAmazonのWebサイトに押し寄せます。今年7月に開催されたAmazonプライムデーではそのために一部のWebサイトで障害が発生し、アクセスが遅くなったことが報告されました。 この障害の原因は、Amazonが内部データベースをOracleからAWSのデータベースサービスであるAmazon Aurora PostgreSQLに移行したことが原因だと、米CNBCが10月24日付けで報道しています。 Amazon move off Oracle caused Prime Day outage in warehouse -CNBC CNB
AWSの仮想プライベートサーバ(VPS)「Amazon Lightsail」、数クリックでMySQLなどのマネージドデータベースが設定可能に Amazon Lightsailは、仮想プライベートサーバ(VPS)やレンタルサーバのように数クリックで簡単にAWSで仮想サーバを利用可能にするサービスです。WordPressやNode.js、Drupalなど代表的なアプリケーションやミドルウェアもクリックで簡単に導入できるようになっています。 利用料金には仮想サーバとストレージ、データ転送料金が含まれているため、シンプルで分かりやすい価格設定もAmazon Lightsailの特長のひとつでした。 また、今年の8月には料金がほぼ半額になり、より利用しやすくなっています。 参考:AWSの仮想プライベートサーバ(VPS)「Amazon Lightsail」が料金改定でほぼ半額に。メモリ16GB、32G
NGINXからアプリケーションサーバ「NGINX Unit」がオープンソースで登場。PHP、Go、Pythonに対応。Java、Node.jsにも対応予定 NGINX UnitはNginxの開発者であるIgor Sysoev氏が設計し、NGNIXのソフトウェア開発チームが実装したもので、同社としてはNginxと同等の開発プロセスと品質を実現しているとしています。 現時点でPHP、Go、Pythonに対応。Java、Ruby、Node.jsにも対応予定です。 NGINX Unitの最大の特徴として挙げられているのは、最初から動的制御が可能なように設計されており、アプリケーションの入れ替えやバージョンアップなどを再起動することなくシームレスに行えるところです。 RESTful APIやJSONによるコンフィグレーションの変更やリロードもリアルタイムかつ動的に反映されるとのこと。 また、同一サー
2015年、365日のあいだ一度も落ちなかったクラウドはあるか? AWSやAzureなど主要クラウドのダウンタイムについてCloud Harmonyの調査結果 クラウドを対象にした調査会社CloudHarmonyは、おもなクラウドの稼働状況をつねにモニタリングし、稼働状況を累積表示するダッシュボード「CloudSquare」を公開しています。 これはサーバのモニタリングサービスを提供しているPanoptaの協力によって実現しているもので、Panoptaは60秒ごとにエージェントから情報を収集しているとのこと。 これを見ると、AmazonクラウドやMicrosoft Azure、SoftLayer、Google Compute Engineなど主要クラウドが過去1年にどれくらいダウンしていたのか、あるいは一度も落ちなかったクラウドがあるのかといった情報を見ることができます。 この1年、AWS
[速報]マイクロソフトとレッドハットが戦略的提携。両社の統合チームがAzure上のRed Hat社Linuxサポート、.NET Coreに対応など マイクロソフトとレッドハットは、ハイブリッドクラウドの開発運用の支援強化などを軸とした戦略的提携を発表しました。 大きなトピックの1つが、マイクロソフトとレッドハットによるハイブリッド環境に対する統合サポートの提供です。両社のサポートエンジニアがマイクロソフト本社であるレドモンドに集まって統合チームとしてサポートを提供します。 これでMicrosoft Azureは、WindowsとLinuxのどちらを用いたハイブリッドクラウドであっても、顧客に統一的なサポートを提供できる環境を実現したわけです。 また、Linux版の.NETとなる.NET CoreがRed Hat Linux Enterprise、Atomic Host、そしてレッドハットの
9月20日に発生したAmazonクラウドのDynamoDB障害。原因はセカンダリインデックス増大によるメタデータ処理のパンク Amazonクラウドが提供しているDynamoDBは、キーバリュー型のNoSQLデータベースサービスです。運用管理はクラウドに任せられて簡単に利用でき、高速かつ非常に大規模なスケールで展開できることなどを特長とする、クラウドならではのサービスの1つです。 そのDynamoDBで、米東リージョンにおいて9月20日午前2時頃(太平洋夏時間)から午前7時頃まで障害が発生。DynamoDBを利用しているEC2 Auto Scaling、Simple Queue Service、CloudWatch、そしてコンソールなどにも一時的な障害が発生していました。 また、この障害はAmazonクラウドを利用している他社のさまざまなサービスにも影響を与えたと報じられています。 Amaz
Google、1GB当たり1セントながら3秒以内にデータ取得できるニアラインストレージ「Cloud Storage Nearline」提供開始 一般にITのシステムおいてストレージはシステム全体の性能を左右する重要なコンポーネントであるため、高性能なSASドライブやSANストレージ、最近ではフラッシュストレージなどが多く用いられます。 こうした性能重視のストレージは一般にオンラインストレージ、あるいはプライマリストレージなどと呼ばれますが、これに対してバックアップ用途や、容量あたりのコストなどを重視したストレージを「ニアラインストレージ」と呼びます。低価格なSATAハードディスクなどを用いたストレージなどがこれに相当します。 長期保存やアーカイブが主目的となり、光学ディスクや磁気テープのように読み出し時にメディアを交換したりマウントするようなストレージのことを「オフラインストレージ」と呼び
数カ月前のことですが、次のような依頼をいただいたことがありました。「新野さんのモデレータとしてパネリストから発言を引き出す能力を生かして、SEや営業がお客様の要望をうまくヒアリングできる技術が身につくような講座をお願いできないだろうか」と。 SEの仕事としてお客様の要望を聞き出す、いわゆる要求開発の重要さが増してきている一方で、SEやエンジニアの研修は技術中心でヒアリングを上達させるようなものはなく、なんとかそういった研修ができそうな人を探しているとのことでした。 超大手SIerからヒアリング講座の依頼が 僕は仕事としてほとんど毎月のようにパネルディスカッションのモデレータをしています。今年に入っても、インフォテリアの「ASTERIA Cloud Conference 2015」、F5の「F5 Agility Tokyo 2015」でモデレータを行い、今週金曜日にはCloud Days T
NTTデータとPostgreSQLが挑んだ総力戦。PostgreSQLを極限まで使い切ったその先に見たものとは?(後編) NTTデータオープンソースDAY2015 PostgreSQLを大規模なミッションクリティカルなシステムの中で使うには、どのようなノウハウが求められるのか。オープンソースの利用に積極的なNTTデータがその事例を、1月26日に開催されたイベント「NTTデータオープンソースDAY 2015」で紹介しています。講演内容をダイジェストにしました。 (本記事は「NTTデータとPostgreSQLが挑んだ総力戦。PostgreSQLを極限まで使い切ったその先に見たものとは?(前編)」の続きです) 実行計画をチェックするためにPostgreSQLを騙す。 3つ目は実行計画のチェックです。PostgreSQLのSQL文はコストベースで実行されますので、統計情報を見て、テーブルをスキャン
昨年11月のイベント「AWS re:Invent 2014」で発表されたAmazonクラウドの新機能「AWS Lambda」は、これまで限られたユーザーのみ試すことができる限定プレビューの状態でした。その限定が終わり、誰もが利用できるようになったことをAWSの公式ツイートが知らせています。 AWS Lambda Preview is now available to all customers - no additional sign-up needed. http://t.co/DVnnWAAN1g pic.twitter.com/PADdVionYd — Amazon Web Services (@awscloud) 2015, 1月 15 AWS Lambdaは、利用者がインスタンスを立ち上げたりランタイムを用意したり起動状況や負荷を監視するといった手間をかけることなく、Amazon
Amazon EC2 Auto Recoveryは、インスタンスが稼働しているサーバのシステム障害が検知されると、そのインスタンスを自動的に別のサーバへ移動、再起動し、システム障害から復旧させる機能。 移動したインスタンスは、IDやIPアドレス、コンフィグレーションなども含めて移動前のインスタンスと同じものになります。 これにより利用者は、クラウド上でいままで以上に可用性を高めることが容易になります。 AWS Cloud Watchで検知し、自動復旧 Auto Recoveryを機能させるには、AWS CloudWatchのアラームを作成し、メトリクスの「EC2 Status Check Failed (System)」のアクション「Recover this instance」を選択します。検知されるシステム障害の例は、ネットワークの切断、システム電源断、物理ホストのソフトウェア障害あるい
Docker社はDockerイメージのリポジトリ機能などを備えた「Docker Hub」をユーザーが独自に設置できる「Docker Hub Enterprise」を発表しました。 Docker HubはDockerコンテナのイメージを保存し、共有することができるインターネット上の公式サービスです。保存した内容をプライベートに利用することや、不特定多数のユーザーに公開できます。 今回発表されたDocker Hub Enterpriseは、このDocker Hubを企業などが自分たちの環境用に設置することを可能にしたソフトウェアです。下記はプレスリリースの説明。 DHE provides enterprises with a turn-key solution that allows their developers to focus on creating multi-container d
Microsoft Azureが10時間を超える障害。原因はストレージの性能改善のバグと運用のミスとの報告 マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」は、11月19日水曜日の午前10時前(日本時間)から午後8時45分の10時間を超える長時間、ストレージや仮想マシンなど多くのサービスでサービスの中断や性能低下などの障害を引き起こしていました。 その原因について、Microsoft Azureのブログのエントリ「Update on Azure Storage Service Interruption」(日本語訳「Azure Storage サービスのサービス中断について - Microsoft Azure Japan Team Blog (ブログ)」で報告されています。 この障害で影響があったのは、Azure Storage、StorSimple、Azure Backu
[速報]Google Compute Engine Autoscaler発表。わずか数分で千インスタンスをスケーラブルに伸縮 Googleは11月4日(日本時間5日)、サンフランシスコでイベント「Google Cloud Platform Live」を開催。同社のIaaS型クラウドサービスであるGoogle Compute Engineで利用できるオートスケーラ-「Compute Engine Autoscaler」を発表しました。 Googleはすでに社内で大規模なスケーラビリティを実現しており、例えば1000ノードのクラスタでも5分以内に起動するといったことを実現しています。 Compute Engine Autoscalerは、このようなすでに実証された技術を基に構築されたサービス。短時間で急速に負荷が上昇するスパイクのようなことが起きても、ウォームアップ不要で即座にクラスタを拡張し
「米国政府がAWSのデータへのアクセスを要求したら?」「まだ値下げを続けられるのか?」Amazonクラウドのシニアバイスプレジデント、Andy Jassy氏が質問に答える Amazonクラウドは10月23日、ドイツに新しいリージョンを開設しました。欧州ではアイルランドに続いて2つ目のリージョンとなります。 開設に合わせてAmazon Web ServicesのSVP(シニアバイスプレジデント)のAndy Jassy氏がオンラインでプレスカンファレンスを開催。質問に答える形で、米国政府からの干渉があった場合の対応、ハイブリッドクラウドへの対応、そしてこれからの値下げについて答えています。プレスカンファレンスでの質疑応答の一部をまとめました。 顧客自身がデータの暗号化をすれば問題にならない ──── 質問が来ています。1つ目は、もしも米国政府がAWSの私のデータへアクセスを要求したらどうなりま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く