飲み会で「愚痴ばかり」になってない? 「上司の話は明らかに時代遅れ。でも、どうせ言っても無駄」 「新しいことに取り組もうとしても、やる気のある人が社内にいない」 「頑張ったぶんだけ損した気分になる」 「実績のない若手に仕事は任せられないと言われるが、実績をつくるためのチャンスもない」 「事業開発やオープンイノベーションとは口ばかりで、何も新しいものが生まれない……」 これらの言葉は、大企業に勤める若手からよく聞く言葉である。ある会社の30代の男性に聞くと「入社3年目くらいから、社外の友人と飲んでも、話題は会社と上司の愚痴ばかり」だとか。 夢や希望を持って就職したのに、実際に仕事を始めたら思っていたのと違った......。そう感じて悶々としている若手社員は業種を問わず多い。 失われた20年のツケから決して逃げきれない。共通の課題意識を持った彼らが、ひとつの活路として見出したのが有志団体の立ち