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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (152)

  • ハロウィンが栄えて国が滅ぶ理由

    新型コロナウイルスのせいで比較的静かな今年のハロウィンだったが(10月31日、東京都渋谷) Issei Kato-REUTERS <社会、とくにメディアは、ハロウィンという「明」だけでなく、その背景に置き去りにされた「暗部」にも光を当てるべきだ。そこにこそ私は希望を感じる> 私のような、青春時代に砂をかむがごとき漆黒の刻を送ったものにとって、また嫌な季節が訪れ、過ぎようとしている。この国でいつの間にか定着したハロウィンである。普段は遵法精神にことさら敏感な世論が、「いたずらか、菓子か」という刑法223条強要罪の街路での横溢になんの刑事的懲罰も求めないで奇妙な寛容精神に陥っているというのも奇観であるが、この際そういった事項はともかく、幸か不幸か今年のハロウィンは、コロナ禍によって大規模な催しが行われる事は無かったようであり、私としてはまさに天佑神助ともいえ安堵している。 ハロウィンは残酷な風

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    shinchi
    shinchi 2020/11/02
  • 超保守派のスーパーウーマン......最高裁判事候補バレットとは何者か?

    <米社会の主流から乖離した時代遅れのイデオロギーに関する質問は無視するなど、パフォーマンスは極めて戦略的> アメリカが主要な民主国家の中でも群を抜く政治的分断の渦中になければ、エイミー・コニー・バレットの連邦最高裁判所判事への指名承認プロセスは才気あふれるスーパーウーマンをたたえる晴れの舞台となっていたはずだった。48歳という異例の若さで法曹界のトップに抜擢された彼女は、ハイチからの養子2人を含む7人の子供を育てながら、同僚や元教え子から愛すべき友人として絶大な信頼を集めている。 承認をめぐる公聴会で厳しい質問を難なくかわす優雅な態度からも、バレットの明晰な頭脳は明らかだ。彼女はメモを見ることも、次々に浴びせられる質問を書き留めることもなく答えを繰り出し、メモを参照しないのかという上院議員の問いに真っ白のメモ帳を掲げてみせた。資料を読み上げるばかりだった議員らはもちろん、トランプ政権が過去

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    shinchi
    shinchi 2020/10/25
  • 不可能と思われた「DX」にワシントンポスト紙が成功した理由

    <赤字を垂れ流すしかない名門紙が最後に頼ったのはアマゾンのジェフ・ベゾス。ベゾスが金と技術と夢をもたらした> エクサウィザーズ AI新聞から転載 米Amazon.comのCEOジェフ・ベゾス氏が2013年に、ワシントンポスト紙を買収した。現場記者時代はインターネットを取材テーマにし、その後は時事通信社社長室でDXに取り組んでいた僕にとって、このニュースはあまりに衝撃的だった。これまでの個人的な経験から、新聞というアナログの象徴のような産業に身を置く会社が、デジタルトランスフォーメーション(DX)に成功することなどほぼ不可能だと思っていたからだ。なぜベゾス氏が凋落を続ける新聞業界に投資しようというのか。まったく理解できなかった。 CNNの報道によると、買収を持ちかけたのはワシントンポスト側だったという。 ワシントンポストは1877年創刊の伝統ある日刊紙で、発行部数25万部。首都ワシントン最大

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    shinchi
    shinchi 2020/10/24
  • 「嵐が好き」の先にある、言葉が織り成す人生の物語

    アイドルグループの「嵐が好き」の理由は人それぞれだ。ある女性に好きになった背景を聞いてみると、息子を亡くした彼女の言葉が紡ぎ出す、命をめぐる物語があった――> 「好きは好きだった。でも、そこまで好きという自覚はなかった」。 鈴木久美子さん(53)は何をする気力も失っていた。その理由を尋ねると、感情があふれだし、止まらなかった。「活動休止って聞いて、涙が出てきて。私、こんなに嵐のこと好きだったんだって!」。 嵐の話かい。私は心の中でズッコケたが、気合で真剣な表情を保ち、話を聞き続けた。大人気アイドルグループの嵐は、この年末に活動を休止する。涙するファンは多いだろう。 しかし、その悲しみは共通でも、そこに至った経緯はそれぞれだ。耳を澄ませば、その人固有の理由が浮かんでくる。鈴木さんの場合もそうだった。 鈴木さんは1967年に群馬県で生まれた。子供の頃から我が強く、自分のやりたいことにとことん

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    shinchi 2020/10/21
  • 「アイデンティティ」を前に手が止まる日本人 自分が何者かを知るための第一歩とは?

    文化の中で学齢期を過ごす子どもは第三文化と呼ばれる独特のブレンド文化を創造する(写真はイメージ)kate_sept2004-iStock <海外で育つ日人の子どもの多くは、特定文化に属せない自分をネガティブに捉えてしまうケースが多い。自分のアイデンティティに迷った時は、時代を少しだけ巻き戻してみるといい。ルーツを探ることで「自分も違って当たり前」そう思えてくる> アメリカでは日よりも一足早く、大学受験シーズンを迎えています。アメリカの大学受験プロセスは長く、10月末~12月末にかけて出願を行い、合否発表は翌年の3月末から4月初旬です。なぜそんなに長い時間がかかるのかといえば、アメリカの大学入試は、AO方式(アドミッションオフィス方式)で合否を決定するからです。 SATやACTと呼ばれる全米学力テストの点数、高校時代の学業成績、スポーツや音楽の活動実績、ボランティアやインターンなどの社

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    shinchi 2020/10/18
  • セカンドステージに入ったイタリアの新型肺炎コロナ状況

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    shinchi 2020/10/16
  • アメリカ国民の多くが今、トランプの「信者」になっている

    <自己イメージを揺るがす現実は一切受け入れず、都合の悪い真実は拒絶するか誰かのせいにするトランプ。その精神は既に国民のかなりの割合に伝播している> ドナルド・トランプの新型コロナウイルス感染が判明して1週間余り。この騒動に注目が集まるなかで、見落とされている問題がある。その問題とは、米国民のかなりの割合がいわばトランプ信者になっていることだ。それが原因で大統領選の円滑な実施が危うくなり、ことによるとアメリカが内戦状態に陥りかねない。 現職大統領の新型コロナ感染というニュースはたちまち、いかにも独裁者風の安っぽいお芝居の材料になってしまった。トランプはウォルター・リード国立軍医療センターに入院して程なく、医師の助言を聞き入れず、警護員を感染の危険にさらしてまで、病院の近くをドライブした。病院の前に集まった熱烈な支持者に謝意を示すために、ローマ法王のようにゆっくりと車を走らせるよう命じたのだ。

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    shinchi 2020/10/16
  • GoToトラベル予算追加はあらゆる意味で間違っている

    一見成功しているようでも、実は自分の首を絞めていることに観光業界は気づかないのか(10月13日、東京・浅草) Issei Kato-REUTERS <GoTo政策はそもそも需要の先いで間違っているが、目先の観光業を救うためだとしても、予算を使い切ったところで政策目標は果たしたはずだ> GoToトラベル予算追加はあらゆる意味で間違っている 最悪の上に最悪を重ねている。 そもそもGoTo政策は間違っている。 カネをばらまかないと旅行に行かないような人々は、補助金がなくなったら行かないわけだし、反動減もあるから(割引がなくなってから行くのは馬鹿馬鹿しい)、需要喚起ではなく、貧乏人の需要先いに過ぎないから、中期的にも経済効果はマイナスの経済政策を税金を多額投入して行っているのだ。 さらに、予算追加、というのはあらゆる観点からあり得ない。 私が中期的に無駄だと言っても、いや目先が重要、観光業界を

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    shinchi 2020/10/16
  • あなたの人生は、本当に「あなた」が決めていますか?

    shinchi
    shinchi 2020/10/13
  • 瀬戸大也、不倫で五輪出場絶望的? 繰り返される「道徳自警団」の集団リンチで問われる日本の民度

    昨年の世界水泳選手権大会、400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した瀬戸 Antonio Bronic-REUTERS <道徳違反でしかない不倫が刑事罰にも等しい制裁を伴う先進国は他にない。日は形は先進国でも精神的には今も封建制を引きずっており、それが日の唾棄すべき生きづらさの根源だ> 最近、この国の社会がますます全体主義的傾向を強めている風潮を感じ、慄然と肌に粟を生じるのを感じる。犯罪ではない、道徳やモラルの逸脱ひとつで社会的生命が抹殺されていく。直近の筆頭では水泳選手・瀬戸大也氏が不倫スキャンダルを報じられ、所属するANAから契約を解除された。事実上、五輪出場は絶望的となった。 瀬戸選手のような才能のあるスポーツ選手が、単に道徳的に逸脱した行為を犯したというだけで選手生命を事実上剥奪されるのは、あまりにも異常である。当たり前のことだが、道徳とは時代や国によって異なる。道徳とは何

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    shinchi 2020/10/13
  • 日本学術会議は最後に大きな仕事をした

    菅首相は学術会議が出した推薦リスト�も見ていないと語った(写真は9月16日、菅内閣発足) Issei Kato-REUTERS <6名を拒否した理由が定かでないなら、残り99名が「合格」したのはなぜか。政府の説明の不明瞭さは、学問的実績への無関心さを示している> 学術会議の話は大した話ではない。 政府が要らないというなら、廃止すればよい。 学問の自由とかそういう問題ではなく、まず第一に、政府は学問なんてどうでもいいと思っているということが再度はっきりした、ということだ。 6人を拒否した理由を説明すれば、別に政府の任命だから、ああ政府に気に入られてないのね、ということで構わない。理由がないと、政府がどういうのが好きでないのか、わからないから、国民としても、政府は何を目指しているのか、わからない。 しかし、それよりも問題なのは、99名を任命したのだが、彼らのことは、では気に入っているのか、評価

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    shinchi 2020/10/13
  • 米最高裁判事の人選が超重要であるこれだけの理由

    リベラル派のギンズバーグ判事の死去で後任選びが注目されるが、アメリカでの最高裁判事の影響力は日で想像されるよりはるかに大きく、ある意味大統領以上の存在だ> アメリカ政治は心配事が多すぎる。 大統領は新型コロナウイルス感染症にかかった。 大統領討論会のひどさで分かった通り、民主主義の根幹である議論の文化はもっと重い病にかかっている。 唯一かかっていないのは「トランプの所得に税金」なだけのようだ。 でも、いろいろある中で、リベラル派の皆さんが最も騒いでいるイシューは、先月死去したルース・ベイダー・ギンズバーグ最高裁判事の後任指名について。今回は、なんでこの話題がこんなに重要なのかを解説しよう。当は、理解するのに必要なポイントは2万個以上あるが、そんな説明は大変すぎるから、僕も大統領を見習って敏腕税理士に5つだけに減らしてもらった。 ■ポイント1 日の皆さんが想像する以上に、アメリカ

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    shinchi 2020/10/13
  • 中国でも世界でも評判は散々......映画『ムーラン』はなぜコケた?

    A Sino-American Tragicomedy / ©2020 REBEL PEPPER/WANG LIMING FOR NEWSWEEK JAPAN <千年不朽の伝説の実写化にディズニーが2億ドルを投じ、中国市場で大儲け!のはずだったが......> 中国でムーランを知らない人はいない。読み人知らずの漢詩「木蘭辞」に由来するムーランは、現代でも国語教材として子供たちに暗記させているからだ。 中国人のムーランに対するイメージは「孝」だ。体が弱い父親の代わりに男の姿をして戦場に行き、故郷に凱旋した時は朝廷の俸禄を断って、娘の姿に戻り昔のままに生きていく。ムーランの伝説には古代中国の伝統的な美意識が宿っている。 ディズニーが実写版の映画『ムーラン』に2億ドルを投じた理由は言わずとも分かる。中国人にとって千年不朽の伝説であり、中国市場での大儲けが期待できる。しかしその狙いは外れ、9月4日

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    shinchi 2020/10/05
  • 【写真特集】台湾の美景を不条理が浸食する

    【台西 2009】夜明けの空に美しく輝くのは台湾最大の石油化学工業団地。手前にはカキ養殖場が広がる。工業と漁業、どちらも人々の生活を支えるのに欠かせないものだが、ここでは2つがあまりに近接しており、経済活動と環境のバランスを考えずにいられない <急激な近代化は台湾の環境に何をもたらしたのか> 夜明けの海辺や夕闇迫る水田......台湾の美しい自然の風景の背後に、アンバランスな建築物や照明が写り込む。「台湾『美景』」と題した一連のシリーズで私は、急激な近代化が台湾の環境に何をもたらしたのか、私的な観察と肌で感じた経験を形にした。 それぞれの風景の中に忍び込むのは、私自身だ。大画面をバックにたたずみつつ、顔にはストロボを当てて白く飛ばした。台湾の美しい風景の前に立つ顔のない人間からは感情が読み取れず、制御不能で視界を奪われ、方向性を見失った者の姿が現れる。 一見すると壮観な自然の風景にも、不条

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    shinchi
    shinchi 2020/10/05
  • 「すべては遺伝で決まる」なんて言われていた時代があったね

    氏か育ちか。そんな議論がヒトゲノム計画真っ盛りのころ、熱を帯びていた気がする。 遺伝子は生命の「設計図」。細胞が生命活動を行うために必要な分子機械一式の作り方を記した、生きるために必須のだ。 想像してみて欲しい。つい2,000年ほど前、生命現象は生気論によって語られていた。いまやその設計図がA, T, G, Cの4種類の化学物質の羅列で書かれていることを私たちは知っている。 しかもそれは一寸よりも小さな細菌からヒトまで、あまねく採用されている共通言語だ。大腸菌にヒトインスリンの遺伝子をゲームカセットのように組み込めばヒトインスリンを作って糖尿病薬にすることだってできる。 こんな驚天動地の大発見があったのだから、遺伝子さえ分かれば全てが分かる、そんな雰囲気があったのも不思議ではない。 さて、遺伝子は全てを決めるのだろうか。 クローン細胞の個性 遺伝子は確かに重要な情報の担い手だが、DNAが

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    shinchi
    shinchi 2020/09/28
  • 働くという事。仕事という概念。

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    shinchi 2020/09/28
  • なぜ日本は「昭和」のままなのか 遅すぎた菅義偉首相の「デジタル化」大号令

    テクノロジーが燦然と輝いたあの日々はどこへ(2006年、携帯向けインターネットサービスi-modeを搭載した第3世代携帯FOMAを宣伝するNTTドコモ。)  Issei Kato-REUTERS <「テクノロジー大国」から「デジタル後進国」に転落した日> [ロンドン発]菅義偉首相が主要政策の3柱として掲げるのが新型コロナウイルス対策、行政改革・規制改革、そしてデジタル化である。かつて「テクノロジー大国」として世界中から称賛された日は今や「デジタル後進国」になってしまったと言っても過言ではない。 先日、日に帰任した駐在員は海外転入届のため籍地の役所から戸籍謄や附票の写しを取り寄せる手続きの煩雑さをフェイスブックでこぼしていた。デジタル化していないので手数料を郵便為替で送らなければならないし、現住所証明がいるという。転入届を済ます前にどうやって現住所を証明できるのかとその駐在

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    shinchi
    shinchi 2020/09/22
  • 「菅、岸田、石破」と「トランプ、バイデン」で日米関係はどうなる?

    トランプが再選すれば、日に通商、安保政策で無理難題を吹っかけてくる危険は高くなる> 安倍首相の辞任で、「安倍=トランプ」という日米首脳間の個人的な信頼関係が終わるのは避けられません。一方で、アメリカも大統領選挙を目前に控えており、ポスト安倍の各候補はトランプ再選、バイデン就任という2つのシナリオへの準備が求められます。 ところで、安倍首相の対米外交に関してはあらためて高い評価がされ、その辞任を惜しむ声があります。その前提として、2016年に当選する前の選挙戦の段階から、トランプ大統領の言動のなかには日に対する「通商関係」と「安保体制」の双方について、日にとっては大きく不利になる変更を行う兆しがありました。 危険極まりないと判断した安倍総理は、大統領選から10日も経っていない2016年11月17日にトランプ人をトランプタワーの私邸に訪ね、以来個人的な会合を重ねていきました。 安倍首

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    shinchi
    shinchi 2020/09/04
  • より自分らしく──テイラー・スウィフトがロックダウンで脱皮

    ミニマルなピアノやかすかな弦楽器の音色が彩る『フォークロア』は、メインストリームのポップスと一線を画す仕上がりに PHOTOGRAPH BY BETH GARRABRANT <新作『フォークロア』をサプライズ発表したテイラー・スウィフトが見せる成熟への道のり> 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によるロックダウン(都市封鎖)にもプラス面がある──そんな話を耳にすると、前向きに考えたいあまりに無理をしていないか、と思ってしまう。だがテイラー・スウィフトの場合は別だと、考えるべきなのかもしれない。 10代半ばでデビューして以来、スウィフトは数年先までスケジュールが組まれた人生を送ってきた。この夏は、昨年8月に発表した7作目のアルバム『ラヴァー』のツアーを行う予定だったが、パンデミックで全てがキャンセルに。そんな状況で、怠惰な生活と無縁の人物がすることは? その答えは7月

    より自分らしく──テイラー・スウィフトがロックダウンで脱皮
    shinchi
    shinchi 2020/09/04
  • 東日本大震災と新型コロナ (前半)

    shinchi
    shinchi 2020/09/01