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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (46)

  • よくわかるジョブ型とメンバーシップ型 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1407/22/news054.html この記事とあわせると… そりゃメニューによって使えない材だってあるだろうに。おいしそうだからといって買ってきたアボカドを肉じゃがに入れたりはしないものです。 こうやって考えると、「ジョブ型」はすでに一定の「職務遂行能力」を持つ人物を外部から調達して、組み合わせていくのに対して、「メンバーシップ型」はメンバーに迎え入れた人物を、無から「職能」を有する人材に育てていくと言えるわけですね。 これは、言葉を変えて言うと農耕型と、狩猟型の対比と言えそうです。 つまり、メンバーシップ型の社会における、労働者は企業が育てる「農作物」であるのに対して、ジョブ型社会における労働者は、企業にとって狩猟対象となる「獲物」といえるでしょう。 あるいは、「農耕」を「牧畜」に置き換えて考えると、なぜ「正

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    shinchi
    shinchi 2015/04/27
  • 求人票・求人広告トラブルの改善に向けた連合の考え方 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    連合のサイトに、日の新年交歓会の様子もアップされていますが、まあそれはともかく、「求人票・求人広告トラブルの改善に向けた連合の考え方」という興味深い中央執行委員会確認文書が載っています。労働法的に興味深いのはこっちです。 http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/seido/jakunensha/data/20141120job_trouble.pdf 求人票・求人広告等に記載された労働条件と実際の労働条件が異なっているとのトラブルが相次いでいる。・・・・・しかし、求人票・求人広告に記載された労働条件と実際の労働条件が異なる場合について、法的には未整備・未解決の部分が多い。そこで、このような課題の解決に向けて、以下の改善策をとりまとめることとした。今後は、この「考え方」に基づき、政府への要請や労働政策審議会の議論等を通じて、必要な施策の実現を求めることとする。

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    shinchi 2015/01/06
  • 過ちをすぐに反省できる飯田泰之氏の立派さ: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)  コメント欄”

    いろいろと話題を呼んでいますが、結論から言えば、自分の過ちをすぐに反省できる飯田泰之氏の人格的な立派さを評価すべき事案だと思います。 http://matome.naver.jp/odai/2141592978842275501 https://twitter.com/iida_yasuyuki/status/533414111275532289 これは完全に俺の不注意です.エンタメ的な話題だったため,迂闊な軽口になってしまいました.陳謝いたします.そしてさらっとたしなめてくれた一茂さんに心から感謝したい https://twitter.com/iida_yasuyuki/status/533418427625385984 痛感しております.twitterでも何度かやらかしてますが,どうも軽め・エンタメ的な話を慣れ親しんだ相手と話すとつい軽口から問題発言になってしまう.これをキャラや芸にす

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    shinchi 2014/11/15
  • リベサヨにウケる「他人の人権」型ブラック企業 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    みなみみかんさんの鋭い直感: https://twitter.com/radiomikan/status/505024778688684034 たかの友梨もワタミもそうなんだけど、児童養護施設に寄付したり東南アジアの子供ために力を入れたりしてるんだけど、自社の社員に対する扱いがアレで、もうなんかアレという他ない。 だから、そういう「他人の人権は山よりも高し、自分の人権は鴻毛よりも軽し」って感覚こそ、あの赤木智弘氏がずっぽりとその中で「さよく」ごっこしていた世界であり、そんなんじゃ自分が救われないからと「希望は戦争」になだれ込んでしまった世界であるわけです。 自分の人権なんかこれっぽっちでも言うのは恥ずかしいけれど、どこか遠くの世界のとってもかわいそうな人々のためにこんなに一生懸命がんばっているなんて立派なぼく、わたし、という世界です。 そういうのを讃えに讃えてきたリベサヨの行き着く果てが、

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    shinchi 2014/08/30
  • 営利企業のくせに共産党みたいなノリで働かせるからブラックなの - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    どうも、基的なところがよくわかっていないまま筋道がひっくり返った議論が展開されている悪寒・・・。 https://twitter.com/rakuslckita/status/258230084736020482 赤旗を含め、共産党共産党員の活動は、市場原理を無視した安すぎる労働力によって成り立っている。みようによっては超絶ブラック、みようによっては理想的な公共の福祉。 あのですね、政治団体であれ宗教団体であれ慈善団体であれ、市場原理に基づいて営利活動をやっているのではない結社が、市場原理ではとうてい調達できないような安価な労働力を雇用労働力ではない「党員」や「信者」といった言葉の真の意味における「メンバーシップ型労働力」として駆使することによって、その目的を達成しようとすること自体は、何ら問題ではないのですよ。それは、同じ信念や信条を共有しない外部者からはブラックに見えるかもしれない

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    shinchi 2014/08/17
  • 理念に共鳴して、逆に労をいとわず働いたからけしからんと・・・そこに悔しい思いがある - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    話題のゼンショーですが、小川社長のこの激白はまさに彼にとっての「真実」なのだと思います。 この地上から飢餓と貧困をなくそうということを(※会社の)憲章にも書いて、それをやりたいという人が新卒でも中間採用でも集まった企業ですから。 理念に共鳴して、逆に労をいとわず働いたからけしからんと・・・そこに悔しい思いがある。 これを空疎な言い訳を言っているなどと思うから、かえってこの会社の当の問題が見えなくなる。 女工哀史だの蟹工船だのという批判は、利益至上主義の悪辣な資家が云々という批判は、この会社の当の問題点から外れるばかりです。 ・・・前回の記者会見でも申し上げたが、ブラック企業というのは僕はあまり好きじゃない。 他社でも言われてるところがあるようだけど(笑)。つまりレッテル貼りですから。ここが悪い、というところならいろいろあると思うんですが、一括して昔の「アカ」呼ばわりみたいなことは非常

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    shinchi 2014/08/08
  • 経営者意識になりすぎたメンバーシップ型労働者を「もっと経営者になれ」と罵る人々 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日に続いて、イケメン社会学者の筒井淳也さんです。こちらは人のブログ記事。 http://d.hatena.ne.jp/jtsutsui/20140719/1405754049 (日的働き方における「フレキシビリティ」の矛盾) ・・・日的な働き方の特徴の一つに、社内で人員をフレキシブルに配置できる、というものがある。職務内容や勤務地がはっきりと決められていないため、内部労働市場が活発になり、経営者は事業の縮小や新規展開にあわせて人員を柔軟に配置換えすることができる、ということである。1970年代以降の経済成長率の低下に際して欧米諸国では大量失業が生じたのに日では失業率(特に若年者失業率)がそれほど高まらなかったのは、余剰労働力を吸収する旧セクター(自営)の厚みや女性を非労働力化する家庭の影響があったという事情もあるが、内部労働市場の活用も無視できない。 しかしそれと引き換えに、企業

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  • 高尾総司『健康管理は社員自身にやらせなさい』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    岡山大学医学部の高尾総司さんから近著『健康管理は社員自身にやらせなさい-労務管理によるメンタルヘルス対策の極意-』をいただきました。ありがとうございます。 http://hokenbunka.com/publication.html 書は、保健文化社の『健康管理』に連載中の「考察『しごとと健康』」の、2010年4月から2014年4月号掲載までを加筆修正し、人事・労務担当者に向けて分かりやすくまとめたものである。 著者が提唱する、リスクマネジメントの観点から再構築した職場の健康管理は、メンタルヘルス対策、健康診断・事後措置、過重労働対策でも共通に活用できることから、 企業の人事担当者から好評を得ている。また書に掲載のメンタル書式・ミニマムセットは、人事担当者の意見を反映されて作成されており、現場で即、使える貴重な材料である。ぜひとも活用いただきたい。 「健康管理は社員自身にやらせなさい」

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    shinchi 2014/05/27
  • 雇用がゆがむ@『東洋経済』5月24日号 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『東洋経済』5月24日号をお送りいただきました。特集が「雇用がゆがむ」ですからね。 http://store.toyokeizai.net/magazine/toyo/ 【第1特集】 雇用がゆがむ 官製ベア・残業代ゼロ・解雇解禁の点と線 [正社員] 官製ベアで約束された“受難” INTERVIEW |竹中平蔵/産業競争力会議議員(慶大教授、パソナグループ取締役会長) 米国では「残業代ゼロ見直し」へ [非正社員] 法改正で雇い止め 遠い正社員登用 官製ワーキングプアの特効薬・「公契約条例」制定は一進一退 困窮者を最賃未満で活用 ゆがむセーフティネット 待遇改善は不十分 集まらない原発作業員 外国人材でも企業の使い勝手が優先 執筆はおなじみ風間直樹さんと野村明弘さん。記事の中で一番面白いのはなんと言っても冒頭の労働時間規制緩和を振り付けた経済産業省の動きを曝露したあたりでしょう。 長谷川ペーパ

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  • 労働組合としては当然 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    なぜか、労働組合とは労働者の利益を追求すべき存在であるという基を忘れた人がいっぱいいるようですが、 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS18023_Y4A110C1PE8000/?dg=1(連合東京が舛添氏支援へ 都知事選、民主と一線 ) そりゃ、脱原発の一枚看板以外は空白の石版で、いまだに政策に雇用も福祉も全く出てこない人を、さすがに労働組合が支持するわけにはいかないでしょう。電力労連であろうがなかろうが、物事の筋として。 その社会政策の中身がいいか悪いかについては、原発一枚看板でない人の間では議論がありうるでしょうけどね。 ドタバタ劇を見ていると、ある種の人々は「ぶっ壊す」政治活劇にしか関心が無い人たちなんだな、と。そういうたぐいの人が深刻ぶった顔つきで糾弾すればするほど滑稽。 (追記) ちなみに、小泉・細川連合のブレーンといわれる古賀茂明氏に

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    shinchi 2014/01/19
  • 過労死防止―死ぬまで働かないで@朝日社説 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    勤労感謝の日の今日の朝日新聞の社説が、「過労死防止―死ぬまで働かないで」と題して、長時間労働問題を取り上げていますが、冒頭のこの一文がいいです。 危険な現場で働く人にはヘルメットや命綱の装着が義務づけられている。 長時間労働の歯止めも同じではないか。 月80時間の残業が「過労死」の危険ラインとされる。昨年度の労災認定の状況をみると、脳や心臓の病気で亡くなった123人のうち9割、うつ病など精神疾患による自殺や自殺未遂の93人のうち6割が、このライン以上、働いていた。 労働時間は安全衛生であるという、現代日では忘れられがちな重要なポイントがちゃんと指摘されています。 こうした悲劇を防ごうと、「基法」を制定する動きが国会で大詰めを迎えている。 今年6月に発足した超党派の議員連盟には120人余りが参加する。遺族らが集めた約52万の署名を追い風に、ぜひ今国会で成立させて欲しい。 この法案は「過労

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    shinchi 2013/11/24
  • 経済の好循環実現検討専門チーム会議中間報告 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日、官邸の経済の好循環実現に向けた政労使会議に「経済の好循環実現検討専門チーム会議」中間報告が提出されました。 http://www5.cao.go.jp/keizai2/keizai-syakai/k-s-kouzou/shiryou/houkoku/houkoku.pdf これは、政労使会議の下部組織として、その理論的根拠を構築するために、今年の9月から開かれていたもので、その第1回目には、わたくしも呼ばれてお話をさせていただいたことは、ブログでも紹介したとおりです。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-235f.html(内閣府「経済の好循環実現検討専門チーム」で報告) http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-a0fa.html(1回経済

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    shinchi 2013/11/22
  • 若者の血肉を貪る・・・ブラック企業ビジネス@今野晴貴 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今野晴貴さんの『ブラック企業ビジネス』(朝日新書)をお送りいただきました。ありがとうございます。左の表紙にあるように、オビにでかでかと「若者の血肉を貪る真犯人」と書いてあります。 http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=15414 あなたもブラック企業問題の加担者かもしれない。なぜ悪辣な企業がこの社会に根をはり、増殖しているのか。背後には、ブラック企業を生み出す“恐るべき存在”があった。ベストセラー『ブラック企業』の著者が真の「黒幕」を暴く! ベストセラー『ブラック企業』でちらりと書かれていたブラック士業の話を、一冊に拡大したですが、それとともに、ユニクロやワタミの顧問弁護士からの「脅し」を暴露して見せた、「倍返しだ!」でもあります。 細かい目次は以下の通りですが、 はじめに 第1章 ブラック企業の背景には、決まって“彼ら"が

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    shinchi 2013/11/18
  • 産業競争力会議雇用・人材分科会有識者ヒアリングで意見陳述 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日、産業競争力会議雇用・人材分科会有識者ヒアリングで意見陳述してきました。向こう側に座るのは長谷川閑史武田薬品工業株式会社代表取締役社長(経済同友会代表幹事)と八代尚宏ICU客員教授のお二人に、他の委員のリエゾンの方々。 ひととおり、主な論点について説明し、その後質疑応答をしました。質疑応答はそのうちに議事録がアップされると思いますが、とりあえずわたくしのレジュメは次の通りです。 産業競争力会議雇用・人材分科会ヒアリング用資料                       2013/11/05 「今後の労働法制のあり方」                                         濱口桂一郎 1 日型雇用システムとその変容 ・「ジョブ型」と「メンバーシップ型」 「ジョブ型」:職務、労働時間、勤務地が原則限定される。欠員補充で就「職」、職務消滅は最も正当な解雇理由。欧米

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    shinchi 2013/11/06
  • 「解雇特区」を言い出す有識者とはどんな奴らだ!! への答 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    Tomさんが、 http://tomohatake.blog.fc2.com/blog-entry-53.html(「解雇特区」を言い出す有識者とはどんな奴らだ!!) と怒りをあらわにしていますが、 朝日新聞の澤路記者のツイートによると、 https://twitter.com/sawaji1965 今日の午前中は、民主党の厚生労働部門会議がありました。マスコミフルオープンで、雇用問題がテーマ。議論は、国家戦略特区の雇用部分、〝解雇特区〟に集中しました。出席者は厚労省、規制改革会議、内閣官房、連合などの担当者でした。 続き)労働契約法16条に特例をもうけることについて、内閣官房の担当者は「外資系企業には、解雇ルールがわかりにくいという意見がある。裁判にならないと不当労働行為になるかどうか、わからない」と狙いを説明しました。 続き)「不当労働行為」の使い方がおかしかったので、連合側が質問しま

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    shinchi 2013/10/02
  • 若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組を強化 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ブラック企業」を官庁用語に直すと、「若者の「使い捨て」が疑われる企業等」になるようですね。 日、厚生労働省が「若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組を強化」というプレス発表をしています。 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000014323.html 厚生労働省は、若者の「使い捨て」が疑われる企業等が社会で大きな問題となっていることを受けて、以下の3点を取組の柱とし、具体的な対策を行っていきます。 1 長時間労働の抑制に向けて、集中的な取組を行います。 9月を「過重労働重点監督月間」とし、若者の「使い捨て」が疑われる企業等に対し、集中的に監督指導等を実施 2 相談にしっかり対応します。 9月1日に全国一斉の電話相談を実施 3 職場のパワーハラスメントの予防・解決を推進します。 一層の周知啓発の徹底 以下、具体的な取り組みが続きますが、詳細はリンク先

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    shinchi 2013/08/09
  • ジュンク堂池袋店トークイベント実録(修正入り版) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨晩、ジュンク堂池袋店で行われた市野川容孝さんとわたくしのトークイベント「「社会的なもの」と「新しい労働社会」」には、雨の中にもかかわらず金子良事さんはじめ多くの方にご出席いただき有り難うございました。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/by-07ba.html その様子を、alice(alicewonder113)さんがつぶやいておられますので、若干の誤解点を修正しつつ、紹介しておきたいと思います。 https://twitter.com/alicewonder113 昨日のジュンク堂のトークイベントをしばらく連ツイします。 濱口:The Socialというのは「社会」じゃないんだよね。昔ヨーロッパ行って雇用社会局にいた時、みんな「ソーシャル・ヨーロッパが危機に瀕している」と言っていた。「ソーシャル・ヨーロッパVSリベラル

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    shinchi 2013/06/12
  • 誤解についての誤解または事件はどこで起こっているか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    大内伸哉さんが限定正社員についてさらに書かれていますが、 http://souchi.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/2-eafd.html(限定正社員について思うーその2-) 私は根的誤解をしているらしいのです。あの濱口さんがそう言うのですから,そうなのでしょう。限定正社員について。でも,私は,どこを誤解しているか,よくわからないのです。 いや、ですから、なにを誤解しているかについての誤解、いわばメタ誤解なんですよ。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-1ca9.html(大内伸哉さんの根的誤解) ボタンの掛け違いは、そもそも、大内さんがこの議論を解雇法制をどうにかすることについての議論だと思っておられるところにあります。 ・・・私はずっと消極意見というか,それは法律問題ではないよ

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    shinchi 2013/05/04
  • つまり、ジョブレス解雇じゃなくて、貴様ぁ解雇がやりたいと - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今野晴貴さんのついーとから: https://twitter.com/konno_haruki/status/320395861920215040 産業競争力会議でのローソン社長の発言「勤務態度が著しく悪く、または結果を著しく出せていない社員は他の社員に迷惑をかけていることを十分認識しなくてはいけない…組織全体で迷惑をかけている人に対して解雇が会社として検討しやすくなる柔軟な要件を入れるなど、是非今後検討していただきたい」 ほんとかどうか確認してみましょう。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/skkkaigi/dai4/gijiyousi.pdf (新浪議員) 解雇法理について、四要件全てを満たすことは、世界経済に伍していくという観点からは大変厳しい。緩和をしていくべき。被解雇者選定基準の合理性は大変重要。特に被解雇者選考基準が大事

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    shinchi 2013/04/06
  • 職務限定正社員に関する日経記事 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日の日経5面に「職務限定の正社員 普及へ」という記事が載っています。 職務限定、勤務地限定の無期雇用を普及させるというのは望ましい方向だし、まさに「ジョブ型正社員」であるわけですが、そこに載っている日経新聞作成とおぼしき表がいささか意味不明です。 規制改革会議の資料を見ても、こんな表はないので、多分日経の記者が勝手に作ったんだと思うのですが・・・。 給与水準のところが、「正社員」は「高い」で、「限定正社員」は「正社員の8~9割」って、勝手に人の給料を決めるなよ。 無限定正社員は、どういう仕事をするか決まってないので、潜在的な職務遂行能力に基づく職能給になるわけで、たまたまある仕事をしているときに、同じ仕事をしている限定正社員と比べて高くなるか低くなるかが一義的に決まる訳のものではないでしょう。むしろ、年功制で若い頃は低い無限定正社員は、ベテランの限定正社員より低い方が当たり前でしょう。

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    shinchi
    shinchi 2013/03/29