2009年もあと残りわずかとなりました。少しピンポイントな話題ですが、今年1年を振り返って個人的に感じたプレスリリースの限界について述べたいと思います。 記者向けに配信するプレスリリースは、PRの基本中の基本とも言えるツールとして活用されていますが、プレスリリースをベースに記事を書く記者が本当に少なくなってきたことを感じます。記者の立場にたって考えれば、これは当たり前のことだと思います。毎日数えきれないプレスリリースをメールで受け取っており、それらの中から価値のあるニュースをピックアップすることは至難の業です。 そのため、記者に配信しただけでは、読まれない可能性が大きいのでPR会社は記者に電話をしてフォローをするわけですが、プレスリリースの内容があきらかに多くの方々に必要とされている製品やサービス、業界全体の動向やトレンド、これまでにない技術など突出したものがなければ記事になることは極めて