第7回 受動的インタフェース 2007年8月10日 IT コメント: トラックバック (0) テレビ画面でWebを楽しむ「ウェブテレビ」というものが注目されたことがありますが、全く流行せずに消えてしまいました。普及しなかった理由はいろいろあるでしょうが、そもそもパソコン上でブラウザを使うときは、前かがみな姿勢で能動的に面白い情報を捜すスタイルが普通なのに対し、テレビというものはソファーにのけぞったり床に寝転がったり、余裕の体勢で受動的に利用するのが普通ですから、両者を同じ機械で扱うというのはそもそも無理があったような気がします。 パソコン上でも何もかも能動的に操作をするのが良いわけではありません。プログラムを起動して時刻を知るよりも画面のどこかに時計を表示しておく方が楽ちんですし、最近は「Widget」を使って天気やニュースなど画面に様々な情報を常に表示させている人もいます。こういう便利系