最近、一見しただけでは判別できない精巧な偽変造免許証が出回り、他人名義の免許証を用いて銀行口座を開設したり、携帯電話の利用契約を結び、振り込め詐欺等に不正に使用されています。 ICカード免許証は、偽変造免許証の作成が極めて困難であり、不正使用を防止できます。 また、本籍はプライバシー保護のため、表面から削除されました。 ICカード免許証は、表面に記載されている内容がICチップに記録されます。 ICチップの記録内容は、ICカード読み取り装置に暗証番号を入力しないと見ることができません。また、免許証を身分証明書として使用する際など、表面に記載されている内容の真偽を判定する場合に暗証番号が必要となります。 暗証番号を設定しなかった場合は、ICカード読み取り装置を持っている人が、何らかの理由で至近距離(約10cm)まで近づくとICチップ内の個人情報がその人に読み取られるおそれがあり