パナソニックは,ミラーレス機のレンズ交換機「DMC-G2」を日本で発表した(プレス・リリース)。想定実売価格は,本体のみが8万円,3倍ズーム・レンズ付きが9万円,ズーム・レンズ2本付きが12万円。発売日は2010年4月28日である。 DMC-G2の他社商品と比べた優位性は,主に二つある。第1は,背面モニターを用いた撮影についてタッチ・パネルを用いた操作が簡明であること(海外発表時の記事)。ただしEVFを用いた場合の操作性は,同社従来機「DMC-G1」とほぼ変わりない。 第2は,動画撮影時にオートフォーカス(AF)が”まとも”に動作すること(関連記事)。具体的には,被写体の動きを追いかけてピントを合わせ続けられるようになった。こうしたAFを備えるレンズ交換機は,民生用では世界初とみられる。 背面モニターを使って動画を撮っているとき,撮りたい人物が画面左から右に動いたとしよう。ユーザーはその人
キヤノンは,同社のデジタル一眼レフ・カメラ「EOS KISS」シリーズの新機種として,「EOS KISS X3」を発売する(発表資料)。「EOS KISS X2」の後継機種となる。発売日は2009年4月下旬の予定。価格はオープン。想定市場価格はレンズを含まないボディ本体で9万円前後,レンズを一本付属する「レンズキット」で10万円前後,レンズを2本付属する「ダブルズームキット」で13万円前後とみる。コンパクト機から一眼レフ機へ買い替える一眼レフ機の初心者などに向ける。 動画撮影機能を搭載し,1920×1080画素のいわゆる「フルHD」の動画を20フレーム/秒で撮影できる。1280×720画素では30フレーム/秒の動画が,640×480画素でも同じく30フレーム/秒の動画が撮影可能。4GバイトのSDメモリーカードに記録できる時間は,1920×1080画素で約12分,1280×720画素で約18
シグマが3日に正式発表したコンパクトデジタルカメラ「DP2」の試作機を借りることができたので、外観写真とメニュー画面などを中心にお伝えする。また、DP1との外観比較も掲載した。 なお、お借りした個体はシグマによると外観およびメニュー画面などはほぼ製品版に近いとのことだが、あくまで試作機との前提でご覧いただきたい。実写画像については、画質評価可能な個体が入手でき次第掲載する。 DP2は、2008年春に発売した「DP1」の姉妹モデル。レンズに35mm判換算の焦点距離41mm相当で、F2.8の単焦点レンズを搭載しているのが大きな特徴。外観は一見、DP1とそっくりで見間違えるほど。“DP2”の小さなロゴ、レンズの長さ、モードダイヤルの表示、平面のボタン類の配置などがデザイン上の主な違いとなっている。ボディの質感はDP1と同じだが、背面の滑り止め突起の場所が変ったため、右手のホールド感は向上した。
リコーは、フル解像度で4コマ/秒の連写性能などを実現したコンパクトデジタルカメラ「CX1」を3月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円台後半の見込み。本体色は、ブラック、シルバー、シャンパンロゼ。 28mm相当からの7.1倍ズームレンズを搭載した「R10」(2008年9月発売)の後継モデル。カメラらしいクラシカルなフォルムや7.1倍ズームレンズはそのままに、撮像素子を1/2.3型有効1,000万画素CCDから、1/2.3型有効929万画素のCMOSセンサーに変更。同時に、3型の背面液晶モニターは46万ドットから92万ドットに高精細化している。シリーズ名もRからCXに代わった。 CMOSセンサーと新画像処理エンジン「スムースイメージングエンジンIV」の組み合わせにより高画質化を図った。加えてCMOSセンサーの連写性能を利用し、従来なかった撮影機能を実現した点も特徴となる
パナソニックは、防水・防塵・耐衝撃モデル「LUMIX DMC-FT1」を3月6日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万7,000円前後の見込み。 LUMIXで初のタフネスモデル。IPX8等級の防水設計、JIS/IP5X相当の防塵設計、MIL-STD準拠の耐衝撃性能を持つ。防水性能は水深3mまで。1.5mからの耐落下衝撃性能も備える。 レンズにはパナソニック初の屈曲光学系を採用。ライカ認証を得た「DC VARIO-ELMAR」を搭載する。非球面レンズ5枚6面、EDレンズ1枚を採用し、35mm判換算で焦点距離28~128mm相当の4.6倍ズームを装備。開放F値は3.3~5.9。光学式手ブレ補正機構も有する。 ■ 「個人認識」と「AVCHD Lite」に対応 同時発表の「LUMIX DMC-FX40」、「LUMIX DMC-TZ7」、「LUMIX DMC-FX550」と同じく、顔
オリンパスは、デジタル一眼レフカメラ「E-30」を12月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、本体のみが15万円前後、「ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II」が付属するレンズキットが20万円前後の見込み。 現行フラッグシップモデル「E-3」と、エントリーモデル「E-520」の中間に位置する新機種。最大5段分のボディ内手ブレ補正機構、フリーアングル液晶モニター、約5コマ/秒の連写といったE-3の機能を引き継ぎながら、本体を小型軽量化した中級機という位置付けになる。 ただしE-3ほどの防塵防滴性能はなく、一部のネイチャー撮影など過酷な環境での撮影は、E-3の方が適しているという。また、視野率をはじめファインダー性能も、わずかにE-3が上回っており、フラッグシップとしてのE-3の位置付けは変わらない。 ■ マルチアスペクトやアートフィルターを搭載
シグマは23日、コンパクトデジタルカメラ「DP2」とデジタル一眼レフカメラ「SD15」の開発を発表した。ともに発売時期および価格は未定。同日からドイツで開催されるイベント「フォトキナ2008」に参考出品する。 いずれも、RGBの全色を3つの層で取り込める「FOVEON X3ダイレクトイメージセンサー」を採用する。2,652×1,768ピクセルの3層構造で、有効画素数は1,400万画素。 また、両機種とも新開発の画像処理エンジン「TRUE II」を搭載。TRUE IIには、デジタル一眼レフカメラ「SDシリーズ」や「DP1」の開発で蓄積した独自の画像処理アルゴリズムを投入し、「自然で立体感のある描写を実現した」という。 ■ DP2 同社が3月に発売したコンパクトデジタルカメラ「DP1」のコンセプトを継承した新モデル。 新たに、35mm判換算の焦点距離41mm F2.8の単焦点レンズを搭載する。
「これを出さないようではマイクロフォーサーズシステム規格を作った意味がない――」。オリンパスがphotokinaに出展したレンズ交換式の小型高級機は,同社の新市場開拓に対する強い意欲の下で作られた。オリンパスイメージング SLR事業本部長の小川治男氏と,マイクロフォーサーズの規格策定の実務を担った同社 開発本部 開発企画部 開発企画グループ 課長の松澤良紀氏に話を聞いた。 ―― モックアップを展示した狙いは何か。 マイクロフォーサーズは何を実現できるのか具体的な形で示したかった。規格を発表してから当社には,小型機の発売に対する非常に強い期待の声が寄せられている。それに応えないわけにはいかない。ここまで小さくなれば,ユーザーは気軽に本機を持ち出せるようになる。女性が使う小さめのバッグにも楽に納まる。 ―― モックアップの大きさはどのくらいか。 外形寸法は120mm×65mm×32mm。ポケッ
キヤノンは2008年9月17日,デジタル・カメラ「PowerShot」シリーズ3機種と小型のデジタル・カメラ「IXY DIGITAL」2機種を発表した。いずれも新たに開発した画像処理エンジン「DIGIC 4」を搭載する。主として人間の顔をとらえて,その動きに追随する技術を強化した。 これらのうち「PowerShot SX1 IS」は,35mmフイルム・カメラ換算で28~560mm相当の光学20倍ズーム・レンズを同社としては初めて搭載した。1000万画素のCMOSセンサを搭載し,1920×1080画素で30フレーム/秒のHD動画を録画できる。秒間4コマの連射が可能で,2.8型の16対9のワイド画面に対応した液晶モニターを搭載している。同じく光学20倍ズーム・レンズを搭載しているが,HD動画記録機能を持たない「PowerShot SX10 IS」も発売した。 「PowerShot G10」は,
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く