仏モンサンミッシェル(Le Mont-Saint-Michel)のキャンプ場に並んだトレーラーハウス(資料写真、2006年7月18日撮影)。(c)AFP/MYCHELE DANIAU 【9月12日 AFP】英ベッドフォードシャー(Bedfordshire)州警察は11日、劣悪な環境下で強制労働をさせていたとして同州レイトンバザード(Leighton Buzzard)のオートキャンプ場を摘発し、男性24人を救出、男女5人を逮捕した。 摘発は警官200人を動員して行われた。捜査当局によると、救出された人たちの多くは英国人で、東欧出身者も数人いた。全員がホームレスやアルコール中毒者などの生活弱者で、食事と部屋付きで日当80ポンド(約9800円)の仕事口があると勧誘されてキャンプ場に来たという。 ところが、到着するや髪の毛を切られ、馬車や犬小屋、中古のトレーラーハウスでの生活と無償労働を強いられた