国立研究開発法人国立環境研究所の研究グループは、今後予測されるPVとEVのコストの下落に伴って、戸建て住宅街の屋根上PVとEVを蓄電池として組み合わせたシステム(「PV+EV」システム)の脱炭素化ポテンシャルが、急激に高まることを明らかにしました。これまで、同研究グループは、「PV+EV」システム(SolarEVシティー構想)が、経済効率の高い都市の脱炭素化を可能にすることを明らかにしていましたが、都市のそれぞれの地区は、電力消費のパターン、ビルの形状、駐車台数等が異なることから、どの地区で「PV+EV」システムが、より発電し、消費され、蓄電されるのか明らかではありませんでした。そこで、本研究では、戸建て住宅街と中心市街地において「PVのみ(追加的な経済性が生じる時はプラス蓄電池:)」と「PV+EV」システムの脱炭素化ポテンシャルを見積もり、2040年までに、どのように推移するか比較研究を
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