その数、約367万4000。これは総務省と経済産業省が本年度に発表した、2021年6月時点における日本全国の企業数だ。この膨大な数の企業を支えているBtoB SaaSは、まさに日本のビジネスにおける"屋台骨"のようなソフトウェアだといえる。そんなBtoB SaaSの開発・運用では、難易度の高い技術課題が常につきまとう。2022年11月17日に開催された「BtoB SaaSにおける技術課題との向き合い方」(主催:Sansan株式会社)では、BtoB SaaSを提供するIT企業各社のエンジニアが登壇。直面した課題やその解決先についてノウハウを共有した。この記事ではイベント後半パートのレポートをお届けする。 以前の記事 【イベントレポート】注目IT企業5社が登壇──BtoB SaaSにおける難易度の高い技術課題との向き合い方<前編> 顧客要望と機能開発の狭間をつなぐ技術/株式会社iCARE 元C