欧米を拠点とする株式ファンドOrbis Investmentsでインターンとして働いていた時に出会ったその創業者である投資家、アラン・グレイに影響を受け投資家となった原 健一郎さん。そこで培った投資哲学を活かして、米国、中国、日本を中心に豊富な投資実績とネットワークを有しているDCMベンチャーズで投資家として活躍している。あえて投資領域を絞らず、一つの投資先をしっかりと吟味する投資家の思考に迫った。 投資家は、どこで投資へのヒントを得ているのか。投資家原 健一郎に迫る! −原さんが投資家として最初に投資や育成に関与した会社についてお話を聞かせてください。 自らソーシングをして、最初から関わっている会社は、 FOLIO, PECO, CADDi, 10X, Linc’well, HERP, ChompyのSYNの7社です。 投資先の会社は、自分自身で見つけてくることが多いです。例えば、PEC