あらすじ AWS上にWEBサービスを構築しておりました所、徐々に全体的なレスポンスが悪化していっておりました。よくあることです。計測してみた所、サマリ結果をキャッシュしていたElastiCacheのRedisがネックになっていた事が発覚しました。 更に詳細に計測してみると、どうやらRedisに対するSETになんか8秒ほどかかっている模様、おっと、何かがおかしい。 現場は騒然とし始めます。一刻も早くこのボトルネックを潰さないと大変なことになる、こうして我々の残業はスタートを切りました。 こうした試行錯誤の顛末が、誰かの役に立てばと思ってこの記事を残します。 結論先取 ElastiCacheの弱いインスタンスはネットワーク帯域が狭い ElastiCacheのデフォルトのインスタンスが r3.large なのには意味がある キャッシュをしたけりゃ現金を払え GETしか絞れないSLOWLOG、そし