映画『妄想少女オタク系』(監督: 堀禎一)は、紺條夏生による同名のマンガ(双葉社刊)を原作とする実写作品である。その主人公・浅井留美を演じるのは、『魔法戦隊マジレンジャー』でマジブルー・小津麗役を務めた甲斐麻美。果たして彼女は、腐女子という役柄をどのように演じたのか? 同作品が12月8日(土)から吉祥寺バウスシアターにてレイトショー公開されるのに先立ち、東京青山にある所属事務所オフィスで、お話をうかがった。 甲斐麻美(かい あさみ)。1987年1月9日 熊本県出身。趣味は写真を撮ること。特技はイラスト、走ること ――ご出身は、どちらですか? 「熊本県です」 ――子どものころは、どんなお子さんでしたか? 「男の子に間違われてばかりいました。髪はいつもショートカットだし、日焼けして色が黒かったんですよ。遊び相手も男の子が多かったですし、いつもケガが絶えないくらいでした。10歳のお誕生日に遊ん