ソニーは1月31日、3月をもってミニディスク(MD)の録音再生に対応したシステムステレオ「CMT-M35WM」の出荷を終了し、MD対応録音再生機器の販売を終了すると発表した。 なお、MDの録音再生に対応したシステムステレオの修理については、同社の修理規定に従い、修理受け付けをする。また、MD(記録ディスク)の生産については、当面継続していくという。 MDは1992年にソニーが発表した光学ディスク。扱いが容易なカートリッジ式メディアを採用し、ウォークマンやミニコンポ、カーオーディオなど、1990年代から2000年代にかけて普及したが、デジタルオーディオプレーヤーの普及により次第に市場が縮小。近年は各メーカーのMD関連製品の生産中止が相次いでいた。 「CMT-M35WM」はUSB端子搭載のオールインワンコンポ。ソニーストアでは、34,800円(税込み)で販売している。