【ワシントン=川合智之】「シャドーブローカーズ」と名乗るハッカー集団が、サイバー攻撃に政府が使っているコンピューターウイルスを盗んだとウェブサイトで公表した。米国家安全保障局(NSA)が使っていた攻撃ソフトとみられ、ネット上で入札を実施して、最高額の相手に売却するとしている。米メディアが17日までに報じた。NSAは外国の情報を収集する目的で、攻撃ソフトを使って外国機関のシステムなど
【ワシントン=川合智之】「シャドーブローカーズ」と名乗るハッカー集団が、サイバー攻撃に政府が使っているコンピューターウイルスを盗んだとウェブサイトで公表した。米国家安全保障局(NSA)が使っていた攻撃ソフトとみられ、ネット上で入札を実施して、最高額の相手に売却するとしている。米メディアが17日までに報じた。NSAは外国の情報を収集する目的で、攻撃ソフトを使って外国機関のシステムなど
インターネットサイトを見るだけで、ネット広告に忍び込んだウイルスが起動し、サイバー攻撃が始まる――。そんな「不正広告」と呼ばれる新たな手口による攻撃が増えている。セキュリティー会社は、注意を呼びかけている。 インターネットセキュリティー会社のトレンドマイクロによると、不正広告による攻撃が広がっているのは2015年7月以降。 同社が7~9月に確認したところ、国内のパソコンから、サイバー攻撃をするためのサイトに接続されたのは約170万件。接続記録などから、このうち41%は「不正広告」から誘導されたと同社はみている。 ブログやニュースサイト、企業のホームページなどに出てくる広告は主に「広告配信ネットワーク」というシステムを通じて配信されている。新たな手口は、不正広告が表示された瞬間、画面に変化はないのに、実際は攻撃サイトにつながっているという仕組みで「見えないサイバー攻撃」と言われる。ウイルスを
クマムシは驚くべき能力の持ち主だ。渇水などの過酷な状況でも生き抜くことができる。(PHOTOGRAPH BY ROBERT PICKETT, VISUALS UNLIMITED/CORBIS) 水生の無脊椎動物であるクマムシは地球上で最もたくましい動物と考えられている。緩歩(かんぽ)動物と総称されるこの小さな生物は、凍えるような寒さや長期の渇水、大量の放射線に耐えられるだけではない。知られている限り、真空でも生き延びられる唯一の動物だ。(参考記事:「宇宙生物学とクマムシと私」) この目に見えないほど小さな怪物の体は何でできているのだろう? クマムシは存在自体が驚きだが、この疑問の答えも衝撃的だ。 さまざまな生物のDNAをミックス 11月23日付の科学誌「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された論文によると、クマムシには全体の17.5%にも相当する大量の外来DNAが含まれているという。
日本年金機構の個人情報流出事件で、掲示板サイト「2ちゃんねる」(2ch)に公表前の内部情報とみられる書き込みがあったことについて、日本年金機構の水島藤一郎理事長は6月17日、「告発に向けて当局と打ち合わせを行っている。告発に向けて具体的な作業を開始している」と述べた。 衆院厚生労働委で、中島克仁氏(民主党)が「守秘義務違反ということになるのではないか」とただしたのに答えた。 水島理事長は「機構職員のみが知りうる内部情報が2ちゃんねるに書き込まれていたという報告があった。事実であるとすれば絶対にあってはならないことだと考える」と述べ、「万一、仮に当機構の職員であったとすると、日本年金機構法に違反する可能性がある」として、告発に向けて準備していることを明らかにした。 書き込みは、2ch「公務員板」などのスレッドに、情報流出について公表する前の5月28日以降に投稿された。「ウィルス感染しましたの
同機構は6月1日、職員のPCが不正アクセスを受け、保有していた基礎年金番号など約125万件の情報が流出したことが、5月28日に判明したと発表した。基幹システム(社会保険オンラインシステム)への不正アクセスは確認されていないという。 職員は、電子メールのウイルスが入った添付ファイルを開封して不正アクセスを受けた。同機構では、不正アクセスを発見した時点でウイルスに感染したPCを隔離。契約しているウイルス対策ソフト会社に解析を依頼するとともに、検知したウイルスの除去を実施した。 なお、6月4日にはセキュリティソフトウェア会社のカスペルスキーが、日本におけるサイバー攻撃被害の現状やその対策を紹介。日本年金機構は、2014年の秋頃から観測されている標的型攻撃「Blue Termite(ブルーターマイト)」の被害に遭ったと見られているが、カスペルスキーでは政府関連機関や通信事業者など、少なくとも300
毛髪クリニックリーブ21は4月15日、同社公式サイト「http://www.reve21.co.jp/」に不正アクセスがあり、一部が改ざんされていたことが判明したため、サイトの公開を停止したと発表した。 改ざん被害は確認していないが、安全のため、公式スマートフォンサイト「http://smt.reve21.co.jp/」と社員ブログ「http://blog.reve21.co.jp/」も公開停止した。 ユーザー情報の流出などは確認していないが、サイトにアクセスしたユーザーには、セキュリティーソフトを最新の状態に更新し、不正プログラムの確認・駆除を行うよう呼びかけている。 関連記事 「ワコール」Webサイト改ざん、閲覧者にウイルス感染の恐れ 32サイト停止、サーバ移転へ ワコールは、同社公式サイトが不正アクセスで改ざんされたと発表した。現在サーバの移行作業を行っており、、再開は4月下旬以降を
パソコンの基本ソフト「ウィンドウズXP」が、半年後の来年4月9日に製品サポートの期限切れを迎えます。 個人や企業など、まだ多くで使われている「XP」、サポートが終了するとソフトの欠陥が修正されなくなり、ウイルスに感染する危険性が大幅に高まります。 サポート終了まで残り半年、対策は進んでいるのでしょうか。 また、私たちはどう対応すればよいのでしょうか。 科学文化部の田辺幹夫記者が解説します。 サポート終了まで半年 2001年に発売されたパソコンの基本ソフト、マイクロソフト社の「ウィンドウズXP」は、来年4月9日、製品のサポート期間が終了します。 サポートが切れると、どのような危険があるのでしょうか。 パソコンの基本ソフトには、「脆弱性」と呼ばれるセキュリティ上の欠陥が潜んでいます。 この欠陥は、1か月当たりだいたい10件くらい見つかっていて、マイクロソフト社はそのつど、欠陥を修
共同通信記者が犯人のメール閲覧=PC遠隔操作取材で複数回接続 共同通信記者が犯人のメール閲覧=PC遠隔操作取材で複数回接続 遠隔操作ウイルス事件で、共同通信社(東京都港区)の記者が昨年10〜11月ごろ、「真犯人」を名乗る人物が犯行予告などを送信するのに使ったフリーメールの管理サイトに、パスワードなどを入力してアクセスしていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。 不正アクセス禁止法は他人のIDやパスワードなどを勝手に利用することを禁じており、警視庁は詳しい経緯を調べている。 捜査関係者によると、この記者は犯行声明の内容などを基にパスワードを推測し、何度か試しに打ち込んでいるうちに、偶然アクセスに成功したとみられる。管理サイトに複数回アクセスし、メールの送受信履歴などを閲覧した形跡があったという。 共同通信の吉田文和編集局長は「真犯人に近づく目的だったが、取材上、行き過ぎがあった
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