1月10日、Linuxカーネル4.4がリリースされた(改良点一覧1、改良点一覧2、OSDN Magazine)。 Linuxカーネル4.4では、TCPリスナーのコードがlockless化され、秒間350万のSYN攻撃に耐えるようになった。Intel SHA Extensionsに対応し、カーネルでのSHA-1ハッシュ化とSHA-256ハッシュ化が高速化された。 ほかにもRaspberry PiのKMS(カーネルでのディスプレイ設定管理)対応、ソフトウェア無線(SDR)の送信機のサポート、DCI-P3色空間のキャプチャデバイスの対応、USB 3.1 SuperSpeed Plusへの対応、Open-Channel SSD(ソフトウェア定義SSD)の対応などが追加されている。