オーディオの世界で「アンプ(Amplifier)」といえば、微弱な音声信号を増幅してスピーカーから音として鳴らすための装置ですが、真空管やトランジスタなどを使った、従来からある「アナログアンプ」に加え、最近は「PWM」方式の「デジタルアンプ」というものが出てきています。 メリットの多いデジタルアンプ 動作原理については今回は詳しくは触れませんが、デジタルアンプはアナログアンプに比べて、 電力変換効率が非常によく(80〜90%以上!)発熱量も少ない 小型軽量化できる 低価格化できる などメリットが多く、組み込み系やAVアンプを中心に採用が増えているようです。また、音質面でも価格差100倍の従来型のアナログアンプと対等に張り合えるとも言われ、低価格なこともあってオーディオマニア愛好家を中心に人気を集めているようです。 林 正儀のオーディオ講座 - 第15回:アナログアンプとデジタルアンプの違い