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医学に関するsizukanayoruのブックマーク (146)

  • アルツハイマー病のすべてがわかる!『記憶が消えるとき-老いとアルツハイマー病の過去、現在、未来』 - HONZ

    いまや、アルツハイマー病という疾患名はあまねく知られている。しかし、何がアルツハイマー病の原因なのか、どんな人がなりやすいのか、そして治療は可能なのか、となると、ほとんどの人は知らないだろう。恥ずかしながら、医学部で病理学を教えている私もよく知らなかった。研究が日進月歩であり、その原因や治療法についてはまだ確定的なことがわかっていないからだ、と、とりあえずの言い訳から始めたい。 アルツハイマー病は、いうまでもなく、認知機能の低下と人格の変化を伴う認知症の一種である。認知症の6割をも占めるとされる疾患であるが、ドイツ人医師アロイス・アルツハイマーがチュービンゲンで1906年に、最初の症例アウグステ・Dを報告してから何十年もの間、全く興味をひかなかった。それには二つの理由がある。一つは、アウグステ・Dが46歳での発症、初診時51歳であったことから、若年性の特殊なタイプの認知症であり、よくある老

    アルツハイマー病のすべてがわかる!『記憶が消えるとき-老いとアルツハイマー病の過去、現在、未来』 - HONZ
  • 脳出血まひ、回復の「道」判明 リハビリ積むと代替神経:朝日新聞デジタル

    脳出血によるまひが、リハビリで改善するメカニズムを、生理学研究所(愛知県岡崎市)と名古屋市立大学の研究チームが動物実験で明らかにした。傷ついた神経に代わり別の神経が新たな経路を作っていた。研究成果は13日付の米科学誌に掲載された。 大脳の運動野からの命令は神経回路で脊髄(せきずい)を経由し手足に伝わる。この神経回路が脳出血で遮断されると、まひが生じる。研究チームはラットで実験。まひした前脚を強制的に使わせるリハビリを1週間した結果、脳の運動野から、脳幹の「赤核」と呼ばれる場所へ神経が複数伸びていることが確認された。 まひした前脚で台に載せたえさを取れるか実験したところ、成功率はリハビリをしないと19%。リハビリをしたラットでは48%になったが、赤核を通るルートを遮断すると18%まで下がった。このことから、脳が赤核へのバイパスを作ることで神経回路を補強したと考えられるという。 研究チームの生

    脳出血まひ、回復の「道」判明 リハビリ積むと代替神経:朝日新聞デジタル
  • うつ病の一部は「体内での炎症」が原因か:研究結果|WIRED.jp

  • 【読書感想】世界史を変えた薬 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    世界史を変えた薬 (講談社現代新書) 作者: 佐藤健太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/10/16メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る Kindle版もあります。 世界史を変えた薬 (講談社現代新書) 作者: 佐藤健太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/11/06メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「あの薬」がなかったら、世界の運命は変わっていた!もし、コロンブスがビタミンCを知っていたら。もし、チャーチルが感染症で急死していたら。もし、モルヒネの構造が原子ひとつ違っていたら。世界の歴史は、全く違っていたかもしれない!? 『JIN-仁-』という漫画(あるいは、テレビドラマ)を覚えている人は多いはず。 あの作品のなかで、西暦2000年の現代から幕末の日にタイムスリップした脳外科医

    【読書感想】世界史を変えた薬 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 睡眠不足は万病のもと たった一晩でも油断大敵 - 日本経済新聞

    「最近どうも体の調子が悪い」「ダイエットしても効果がない」――。こうした症状に心当たりのある人は、もしかしたら原因は睡眠不足かもしれない。近年の研究で、たった一晩徹夜したり睡眠時間が不足しただけで、感染に対する防御やホルモンの作用など様々な身体の機能が損なわれることがわかってきた。免疫やホルモンの働きに大差例えば肝炎ワクチンの予防接種に対する体の反応を調べた研究により、睡眠不足が免疫系にいか

    睡眠不足は万病のもと たった一晩でも油断大敵 - 日本経済新聞
  • 42. オキシトシン報道に思う - 発達診療の窓から

    東京大学からのプレスリリース以来、インターネットや新聞でもオキシトシンに関する報道をかなり目にするようになりました。自閉症に対しこれだけの注目が集まっていること自体は歓迎すべきことですし、たくさんの人たちに自閉症について知っていただく機会にもなっていると思います。 ただ、私が報道を見ていると、気になることもあります。それは、今回の東大の実際の研究成果と報道が与える印象との間にかなりの乖離があることです。今回の研究は、確かにオキシトシン投与による社会的相互性に対する一定の効果を示唆するもので、しかもその背景にある神経心理学的なメカニズムにも一歩踏み込んだ、これまでになかった画期的なものであることは間違いありません。 しかし、今回の研究で示された効果の程度は臨床的にはきわめてわずかなもので、報道から受ける印象とはかなりの違いがあります。今回の研究は科学的な意義は大きいのですが、これのみをもって

    42. オキシトシン報道に思う - 発達診療の窓から
  • パーキンソン病 - Wikipedia

    10歳代〜80歳代まで幅広く発症するが、中年以降の発症が多く、高齢になるほど発症率および有病率は増加する[14]。20歳代の発症はまれである。40歳以下で発症した場合を若年性パーキンソン病と呼ぶが、症状に差はない。日における有病率は10万人当たり100〜150人といわれる[15][16]。欧米では10万人当たり300人と見積もられている[17]。 明らかな人種差や地域差があるかは不明であるが、白人と比べてアフリカアメリカ人の発症率は4分の1程度、アジア人の場合は3分の1から2分の1程度とする資料もある[18]。日での有病率は増加傾向にあり、これを1) 高齢化に伴うパーキンソン病そのものの増加、2) 診断率の向上、3) 治療の進歩による患者の寿命の延長によるものとする説がある[3]。一方、年齢調整後の発症率・有病率は以前とほぼ変化がないとする報告もある[19][20]。性差については、

    パーキンソン病 - Wikipedia
  • オキシトシンによる自閉症治療をどう考える? - うちの子流~発達障害と生きる

    近年、自閉症スペクトラムの特性のひとつであるコミュニケーション障害の改善に効果があるといわれている「オキシトシン」による治療が注目されています。 2015年9月4日に東京大学付属病院よりプレス発表がありました。 オキシトシン経鼻剤連日投与による自閉スペクトラム症中核症状の改善を世界で初めて実証 | 東京大学医学部附属病院 私は専門家でもなんでもありませんが、発達障害児のいち保護者として今後の研究を期待しつつ、どう受け止めていくかを考えたいと思います。 オキシトシンってなに? オキシトシンとは、人間の脳から分泌されるホルモンのひとつ。 脳の下垂体後葉から分泌されるホルモンで、従来は子宮平滑筋収縮作用を介した分娩促進や乳腺の筋線維を収縮させる作用を介した乳汁分泌促進作用が知られていました。しかし一方で男女を問わず脳内にも多くのオキシトシン受容体が分布していることが知られ、脳への未知の作用につい

    オキシトシンによる自閉症治療をどう考える? - うちの子流~発達障害と生きる
  • アルツハイマー病の原因物質 人から人に感染か NHKニュース

    アルツハイマー病の原因とされる特殊なタンパク質が、30年前まで使われていた薬剤の投与によって、人から人に感染していた可能性があると、イギリスの研究チームが発表し、さらなる研究の必要性を呼びかけています。 研究チームは、子どもの頃、身長の伸びに問題があったため成長ホルモンの薬剤を投与され、その後脳の組織が破壊される難病、クロイツフェルト・ヤコブ病を発症して死亡した、36歳から51歳の患者8人の脳を調べました。 その結果、患者8人のうち7人で、高齢ではないのに脳内に、アルツハイマー病の原因とされるアミロイド・ベータという特殊なタンパク質の蓄積が確認されたということです。この薬剤は、人間の遺体の脳の細胞から抽出したもので、混入した異常なタンパク質によって、ヤコブ病を発症する報告があったため、30年前に使用が中止になりました。 調べた患者には、比較的若い年齢で、アルツハイマー病を発症するリスクを高

  • ADHDを脳血流測定で判別する新技術 NHKニュース

    子どもが物事に集中できないADHD=「注意欠陥・多動性障害」かどうかを、脳の血液の流れを調べることで判別する新たな技術を、自治医科大学と中央大学のグループが開発しました。 グループでは、「光トポグラフィ」と呼ばれる、脳の血液の流れを調べる装置を使って、子どもが特定の行動をがまんしなければならないときに、脳の各部分で血液の量がどう変化するのか詳しく調べました。 その結果、ADHDではない子どもでは、記憶や感情のコントロールなどを司る、右前頭前野と呼ばれる部分で血液の量が増加したのに対し、ADHDと診断された子どもでは増加しない傾向がみられ、8割ほどの精度で見分けがついたということです。 ADHDは現在、子どもの行動を観察することで診断されていますが、判別が難しく、診断が遅くなってしまうケースもあり、グループでは、今回の方法で診断の補助をできるようにしたいとしています。 門田講師は「ADHDの

  • 【研究】 ハゲはガンになりにくい : 痛いニュース(ノ∀`)

    【研究】 ハゲはガンになりにくい 1 名前:ニライカナイφ ★:2015/06/15(月) 20:17:37.19 ID:???*.net ◆ハゲはがんになりにくい―研究結果 日人は結構ハゲや薄毛を気にしますよね。かつらメーカーも豊富ですし、育毛剤にも力が入っています。しかし、ハゲもそんなに悪いものではないことが、アメリカワシントン大学医学部の大学院での研究でわかりました。 アメリカBBCnewsによると、ワシントン大学で40代の男性2000人を調査。その結果、腫瘍が発生するリスクの低い人と、ハゲている人が相関することがわかったのです。 30歳までにハゲた人と、ハゲなかった人との差を調べたところ、ハゲている人とを調べたところ、てっぺんハゲではなく、しっかり後退したハゲの人は、29?45パーセント前立腺がんのリスクが低いとの結果が出ました。 ハゲの原因は、主にテストステロンがジヒドロテスト

    【研究】 ハゲはガンになりにくい : 痛いニュース(ノ∀`)
  • 「細胞の初期化」で若返りの可能性 筑波大学、ヒトの老化の仕組みの新仮説を発表

    筑波大学は5月22日、ヒトの老化に伴うミトコンドリア呼吸欠損の原因に関する新仮説を発表した。新仮説では「細胞を初期化することで、老化をリセットできるのではないか」としている。 これまで、老化現象の原因の1つとして「老化ミトコンドリア原因説」というものが唱えられてきた。「老化ミトコンドリア原因説」とは、ミトコンドリアDNA(=mtDNA)の突然変異が老化に関与しているという説。しかし今回、若年グループ(胎児から12歳まで)と老年グループ(80歳から97歳)の繊維芽細胞からmtDNAの突然変異の蓄積率を比較したところ、老年グループでは呼吸欠損が生じているものの、両グループの繊維芽細胞間に突然変異の蓄積率に有意な差は認められないという結果が得られた。 また、呼吸欠損が生じた繊維芽細胞をいったんiPS細胞にして初期化し、再び繊維芽細胞に分化させると呼吸機能が回復することを発見。これらのことから、老

    「細胞の初期化」で若返りの可能性 筑波大学、ヒトの老化の仕組みの新仮説を発表
  • 腸は第2の脳。腸に関する10の豆知識

    巷では脳ばかりが注目されているが、腸も案外賢いことをご存知だろうか? 今や、科学者たちによって腸は第2の脳とまでみなされている。試験勉強や昇進に必ずしも役立つわけではないだろうが、腸は気分や感情、免疫系、さらには長期的な健康に関する化学的作用に影響を与える。研究によれば、状況から新しい技を”学ぶ”ことすらできるそうだ。こうした事実は、腸と脳の関連性を研究する神経消化器学という新しい分野からもたらされた知見だ。ここで賢い腸に関する10の豆知識を紹介しよう。 1. 脳の監視がなくても機能できる唯一の臓器 腸は権威に抗するレジスタンスのように、脳からの信号を待つことなく消化という重要な機能を果たすことができる。こうした芸当は、他の臓器はもちろん、あの力強い心臓でさえできないことだ。 2. 1億個もの脳細胞が存在する 腸が自分で判断できるのも驚くにはあたらない。道から肛門まで続く9mの腸には、無

    腸は第2の脳。腸に関する10の豆知識
  • 筑波大学、ヒトの老化の仕組みの新仮説を発表 | スラド サイエンス

    slashdotで筑波大の研究が取り上げられている(ネタ系コメントがほとんどだが)。研究の内容は端的に言えば若返りの秘密だ。 人間の老化は「細胞を初期化することで、老化をリセットできるのではないか」という仮説で、ねとらぼや財形新聞の記事によると、これまで、老化現象の原因の1つとして「老化ミトコンドリア原因説」というものが唱えられてきた。「老化ミトコンドリア原因説」とは、ミトコンドリアDNA(=mtDNA)の突然変異が老化に関与しているという説。しかし今回、若年グループ(胎児から12歳まで)と老年グループ(80歳から97歳)の繊維芽細胞からmtDNAの突然変異の蓄積率を比較したところ、老年グループでは呼吸欠損が生じているものの、両グループの繊維芽細胞間に突然変異の蓄積率に有意な差は認められないという結果が得られたという。 また、呼吸欠損が生じた繊維芽細胞をいったんiPS細胞にして初期化し、再

  • 握力の低下は、血圧の上昇よりも、死亡を確かに予測すると判明 | Medエッジ

    握力計で測定した筋力の低下は、死亡リスクを反映するようだ。  カナダのマクマスター大学を中心とした研究グループが、ランセット誌で2015年5月13日に報告した。 17カ国で検証 握力の測定値は生存に関係してくるのか。  研究グループは17カ国の家庭を対象として、握力を測定する試験を実施して、4.0年間を中心とした期間にわたる追跡を実施。原因を問わない死亡、心臓や血管の病気による死亡、心臓や血管の病気とは関わりのない原因による死亡の発生を調査。  そのほか病気やけがなどの発生も調べた。調べた項目は、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、がん、肺炎など。 低下幅が大きくなるほど その結果、握力の低下幅が大きくなるほど、原因を問わない死亡率は高まると分かった。握力が5kg減少するごとに危険度は16%高まっていた。  同じように、5kg握力が低下するごとに、心臓や血管の病気による死亡の危険度は17%増加、心臓

    握力の低下は、血圧の上昇よりも、死亡を確かに予測すると判明 | Medエッジ
  • アマゾンの植物にうつ症状8割削減の効果、煎じて飲む「アヤワスカ」 | Medエッジ

    「アヤワスカ」と呼ばれるアマゾンの読み物にうつ症状を大幅に抑える効果があるようだ。解決の難しいうつ症状を軽くするヒントに? 現地に伝わる煎じた飲み物 ブラジルのサンパウロ大学の研究グループが、同国の精神分野の専門誌であるレビスタ・ブラジレイラ・デ・シキアトリアに2015年1-3月版に報告した。  アヤワスカは、アマゾンの植物を煎じて作る飲み物。  現地では宗教的、医療的な目的で数十年にわたって飲まれているという。自然由来の幻覚を起こす作用を持っていると知られている。「ジメチルトリプタミン」と「ハルミン」と呼ばれる薬用成分を多く含んでおり、幸福感を感じさせる効果を生じて、うつを抑えるような効果を持つと考えられている。   研究グループは、うつ症状を持つ6人を対象として、アヤワスカを飲んでもらい、うつに対する効果を調べている。うつ症状の点数化には、「ハミルトンうつ病評価尺度」をはじめとした国際

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  • アナフィラキシー - Wikipedia

    アナフィラキシー(英: anaphylaxis)とは、原因物質(抗原)により感作される準備期間の後、その原因物質が再び生体に接触することで引き起こされる免疫学的機序による全身的なアレルギー反応[1]で、複数の臓器に惹起される[2][3]。 アナフィラキシーによるアレルギー反応をアナフィラキシー反応(アナフィラキシーショック)という。一方、免疫学的機序によらず過去に原因物質(抗原)に接触したことがなかった者にも同じような症状が生じることがあり、このような非免疫学的機序によるものはアナフィラキシー様反応というが、アナフィラキシー反応とアナフィラキシー様反応の区別は実際には困難なことが多く、症状や対処法もほぼ共通することから区別されずに扱われることが多い[1]。実はこの「アナフィラキシー」の言葉の定義については、つい最近までは曖昧な部分があったために、長い間アレルギー医はその言葉の使用法に困って

    アナフィラキシー - Wikipedia
  • 子どものADHDと大人の「ADHD」 —ダニーディンのコホート研究から— - A Fickle Child Psychiatrist

    なかなか衝撃的……なはずなんだけど、あまり違和感のない論文。大人のADHDの大半は子どもの頃ADHDではなかった、と。続報待ち、だがたぶんそうなんじゃないかな。Dunedin のコホート研究から。AJP。 / “Is Adult …” http://t.co/v6Js6KZ4vC— afcp (@afcp_01) 2015, 5月 24 このツイートに対する反響が思ったより大きかったので、ちょっと記事にまとめてみます。 そもそもこの研究は単独でなされたものではなく、大規模な追跡研究の一部として行われています。近年ではその科学的な堅牢性から横断面での研究や回顧的な研究よりも、特定の集団をずっとフォローしていく追跡研究(前向きコホート研究)が重視されるようになっており、各国で大規模な追跡研究が行われています。有名な子どもの大規模コホートとしては、ALSPAC (英国)や グレートスモーキーマウ

    子どものADHDと大人の「ADHD」 —ダニーディンのコホート研究から— - A Fickle Child Psychiatrist
  • 作業記憶(ワーキングメモリー)って何?

    思考過程で使われる記憶:作業記憶 前頭葉損傷の患者さんでは「宣言記憶」も「手続き記憶」も比較的良く保たれているのですが、作業記憶と呼ばれるタイプの記憶が障害されます。 作業記憶(ワーキング・メモリー)という概念を最初に提唱したバドレーBaddeley (1986)によれば、作業記憶とは「理解、学習、推論など認知的課題の遂行中に情報を一時的に保持し操作するためのシステム」です。ちょっと分かりにくい言い回しですが、要するに、ものごとを考えるときに使う記憶ということです。記憶というと、憶えておくべき内容を記憶の引き出しに入れておいて、必要に応じて取り出すような単純なイメージを持ちがちです。一方、私達が考えるときは複数の内容を同時に心に留めておかないと、それらの関係を判断することはできません。このタイプの記憶は考えているあいだ頭の中に存在すれば良いので短期記憶の一種です。しかし、電話番号を憶えてお

  • 「1日30円」の薬に知られざるがん治療効果を発見、岡山大学の慧眼 | Medエッジ

    年頭にがんが免疫機能によって撲滅できる日が近づいているのではと夢を語った(「がん征圧」の初夢、実用見据える「免疫療法CART」「遺伝子エクソーム解析」、西川伸一を参照)。  昨年発表された「キメラ抗原受容体T細胞療法(Chimera Antigen Receptor T therapy:CART)」という技術と、免疫を弱めるシステムに対する抗体治療、抗PD-1、 抗PDL-1、抗CTLA4という抗体についての論文の結果が極めて印象的で、期待を与えてくれたからだ。  ただ正直に言うと、抗体治療についてはどうしても他の懸念が頭をよぎる。 最新鋭の薬はコストが課題 理由は「コスト」だ。多くのがんに効くことが明らかになった場合、1回数十万円する抗体を長期間打ち続けることが経済的に可能か、今後議論が続く気がした。  CTLA-4とPD-1を比べたとき、CTLA-4は複雑で経済性の壁を越えるのは容易で

    「1日30円」の薬に知られざるがん治療効果を発見、岡山大学の慧眼 | Medエッジ