欧州のテイクオフ ゲルマン民族大移動、そして西ローマ帝国の終焉。地中海はイスラムの時代に入る。欧州は、俗に言う暗黒時代になる。国が安定してくるのは十字軍の頃から。欧州からイスラエル圏への遠征。そこに道は出来るとともに、イスラム圏の発展を目にする。そして交易が活発になる。それを担ったのは航海技術に長けたイタリア都市国家群である。欧州、イスラム、インドの航路を独占して、富を得る。そしてイスラムの最新技術を取り入れ、そこにルネサンスが花開く。 イスラム都市国家の成功を尻目に、ポルトガル、スペインはあらたなインド航路の開拓を模索する。大航海時代の始まりだ。ポルトガルはアフリカ周りを発見し、スペインは西回りを発見した。しかしスペインからのコロンブスが到達したインドは、実は新大陸アメリカだった。そして本来のインドとの交易から、植民地主義という軍事による脅迫、征服によるあらたな富の方法論を生み出す。交易