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福祉とBookに関するsizukanayoruのブックマーク (9)

  • 技術移転(神田橋先生の『発達障害、治るが勝ち!』評) その2 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言

    さて、そういう感じで「神田橋先生からの自立」を目指して書いた『発達障害、治るが勝ち!』ですが、発売後一週間、臨海学校から帰ってくるとすぐに○○さんからのメールが来て、報われた感じがしました。 こういう人を増やすことこそが、私にとってご褒美だったからです。えらい先生たちに褒めてもらうことではなく。 でも留守中の郵便物の中に、神田橋先生からのハガキがあったのでした。 それを読んで私はうなりました。 先生のコメントはいつも「短くて的を射ている」のが特徴で、それがすごい言語力だなと思うのですが(逆にたらたら長く書いたりしゃべったりして何言ってるか伝わらない専門家に皆さんうんざりされていると思うので私の言っている意味がわかると思います) 今回も短い中に ・先生が何を目指しているか ・花風社のでなぜ治るのか がずばりと書かれていて、それが今後の私の進むべき道を示してもいたからです。 ではお待ちかね。

    技術移転(神田橋先生の『発達障害、治るが勝ち!』評) その2 - 治しやすいところから治す--発達障害への提言
  • 【読書感想】絶望の超高齢社会~介護業界の生き地獄~ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    絶望の超高齢社会: 介護業界の生き地獄 (小学館新書) 作者: 中村淳彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2017/05/31メディア: 単行この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 絶望の超高齢社会?介護業界の生き地獄?(小学館新書) 作者: 中村淳彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2017/06/06メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 2025年の日は、団塊の世代が後期高齢者となり、国民の5人に1人が75歳以上、3人に1人が65歳以上となる。これまで人類が経験したことがない超・超高齢社会が到来するのだ。一方で介護職は100万人足りなくなるともいわれている。現在の介護業界は、重労働の上に低賃金ということで人が集まらない。国からの助成金を狙って暴力団が参入し、法務省の方針で元受刑者たちが介護現場に立ち始めている

    【読書感想】絶望の超高齢社会~介護業界の生き地獄~ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 苦しまないと、死ねない国『欧米に寝たきり老人はいない』

    せめて、死ぬときぐらい安らかに逝きたい。 だが、現代の日では難しいらしい。老いて病を得て寝たきりになっても、そこから死にきるためには、じゅうぶんな時間と金と苦しみを必要とする。寝たきりで、オムツして、管から栄養補給する。痰の吸引は苦しいが、抵抗すると縛られる。何も分からず、しゃべれず、苦しまないと死ぬことすらままならない。 タイトルの「欧米に寝たきり老人はいない」理由は、簡単だが単純ではない。というのも、「寝たきりになる前に(延命治療を拒否して)死ぬから」が答えであることは分かっていても、なぜ「延命治療を拒否する」ことが一般化しているか明らかでないから。書によると、数十年前までは日と同様に、終末期の高齢者に対し、濃厚医療が普通だったという。欧米では、これが倫理的でないという考えが広まり、終末期は「べるだけ・飲めるだけ」が社会常識になった。金の切れ目が命の切れ目。高齢化社会に伴う医療

    苦しまないと、死ねない国『欧米に寝たきり老人はいない』
  • 鈴木大介『最貧困女子』 - 紙屋研究所

    九州の地方都市住まいのぼく。 家の近くにある公園が、階上にあるぼくの家から見える。 つれあいによれば、その公衆トイレの前で深夜に20代くらいの女性が立って、男性といっしょにトイレに入り、一定時間たつとまた別の男性とトイレに入っていくのが見えた。 あれは買売春の現場ではなかろうか。 書に出てくる「最貧困女子」とは、裏表紙にその定義が簡潔に書いてある。 働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。中でも10〜20代女性を特に「貧困女子」と呼んでいる。しかし、さらに目も当てられないような地獄でもがき苦しむ女性たちがいる。それが、家族・地域・制度(社会保障制度(という三つの縁をなくし、セックスワーク(売春や性風俗)で日銭を稼ぐしかない「最貧困女子」だ。 ロジカルなルポ 読んで思ったことは二つ。 一つは、とてもロジカルなルポだということ。どういう意味か。 このはとても「自己責任」論を強く意識して

    鈴木大介『最貧困女子』 - 紙屋研究所
  • 生きるために「生活保護」を選んだ37歳の実体験『失職女子。』 - エキサイトニュース

    ●一昨年、正社員の職をリストラに ●リストラ後、一生懸命に職を探すも、80社から連続不採用に ●休職期間は一年に及び、貯蓄をいつぶす ●やっと採用された契約社員の仕事が三カ月で打ち切りに ●その仕事の失業保険がおりず、今月のお家賃・公共料金が払えません ←イマココ! 37歳女子。 怠けているわけでも、甘えているわけでもない。 勤務態度が悪かったわけでもない。金遣いが荒かったわけでもない。 親からは虐待を受けていたため、頼ることはできないし、連絡がいくようなことは絶対に避けたい。 元々持っていた身体とメンタルの問題は、じわじわ悪くなることはあれどよくはならない。 現在の預金残高は一万円以下。 そんなとき、いったいどうする? 『失職女子。 〜私がリストラされてから、生活保護を受給するまで』は、著者の大和彩の実体験を書いただ。 がけっぷちの状況に追い込まれた大和の頭によぎった選択肢は3つ。

    生きるために「生活保護」を選んだ37歳の実体験『失職女子。』 - エキサイトニュース
  • ニートでも生活保護でも生きていけない現実『生活保護――知られざる恐怖の現場』 - エキサイトニュース

    親が死んで、仕事もなくて、お金もなくて、生きていけなくなったらどうしよう。半ニートの僕は、時々、そんなことを考える。 でも、サイアク生活保護があるじゃないか! そこから再出発すればいい、と思って安心している。 しかし、『生活保護――知られざる恐怖の現場』を読んで、そんな安心感は吹き飛んでしまった。生活保護が受けられなくて、餓死、自殺。書には、現代日でナゼ?と思わずにはいられない過酷な貧困の実態が描かれていた。 著者は今野晴貴。若者の労働問題を考えるNPO法人「POSEE」代表を務め、毎年数百人もの労働・生活相談に携わってきた人だ。 例えば、こんな事件。北九州小倉区のJさん(52歳、男性)のお話。 アルコール性肝書障害や糖尿病を患ったJさん。タクシー運転手の仕事を続けられなくなり、生活保護を申請した。受給後、市の記録によるとJさんの主治医は「軽作業可」と判断したという。そこで市のケースワ

    ニートでも生活保護でも生きていけない現実『生活保護――知られざる恐怖の現場』 - エキサイトニュース
  • だまされないための年金・医療・介護入門 - 池田信夫 blog

    書はごくオーソドックスな福祉の入門書だが、著者からの献につけられた手紙によると、この程度の話も厚生労働省の審議会では「市場原理主義」と罵倒されるそうだ。それはたぶん経済学者が、厚労省にとって「不都合な真実」を語るからだろう。その最たるものが、当ブログでも紹介した世代間の不公平だ。書の計算では、生涯の年金・健康保険などの給付と負担の差が、1940年生まれの人はプラス4850万円であるのに対して、2005年生まれの人ではマイナス3490万円。実に8340万円もの差がついている。 著者の提案は、年金を積み立て方式に変えて基礎年金を消費税でまかなうという常識的なものだが、この程度の改革にも厚労省の官僚は反対なのだという。この背景には、年金という厚労省の利権を税という財務省の利権に吸収されることへの抵抗がある。年金や健康保険料は税と同じなのだから、税務署が一括してとればよいのだが、厚労省は一

  • 障害者がなぜ犯罪者になってしまうのか / SAFETY JAPAN [書評] / 日経BP社

    服役中に発見した大変な社会問題 2002年、衆議院議員が、秘書給与の流用を行い、有罪の判決を受けて服役した。それ自体は「またかよ」と言わねばならない事件だった。「いつ塀の中に落ちるか」と言われつつも決して逮捕されることなく、今や長老と呼ばれるようになった大物政治家がいることを考えれば、この議員は愚直であり「間抜けだったんだ」と片づけている人もいるかも知れない。 だが、今や元議員となった著者は、刑に服した獄中において、今現在の日社会で進行しつつある大変な問題を発見し、俗世間へと帰還してきた。 障害者、なかんずく知的障害者によって引き起こされる犯罪である。 障害者は障害を持つが故に犯罪に走るというような単純なものではない。障害者は障害者であるが故に社会から疎外され、健全な心身の成長も、就業による社会参加をも阻まれ、その結果として犯罪の岸辺へと吹き寄せられていくのだ。 この問

  • 詩はすべて紋章 | 累犯障害者

    Tout poeme est un blason, il faut le dechiffrer. - Jean Cocteau 『累犯障害者――獄の中の不条理』 山譲司(新潮社) あなたは知っていたか、浅草短大生殺人事件のレッサーパンダ男、下関駅放火事件の犯人、伊勢崎の監禁殺人事件の犯人が知的障害者だったことを。 私は知らなかった。知らなかったのは報道されなかったからだ。報道機関は、加害者が障害者であると判明すると、報道を自粛してしまうのだという。 民主党の衆議員議員だった著者は、2000年、秘書給与流用事件で懲役1年6カ月の実刑判決を受け、栃木県黒羽刑務所に服役した。その際、刑務所の中に知的障害を持つ受刑者がかなりいることを知る。 「知的障害者の刑を軽くしろ」というではない。しかし、知的障害者をめぐる現在の司法と福祉のあり方に疑問を呈示するではある。 子供

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