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ブックマーク / suminotiger.hatenadiary.jp (11)

  • あさイチの発達障害・ABAセラピー特集に思うこと - スズコ、考える。

    あさイチのABA特集へのモヤモヤ あさイチが発達障害をとりあげる、期待をしながら見たその特集は、結果として色々なモヤモヤをわきおこさせたままで終わってしまいました。 悪いところばかりではけしてなかった 内容は全体として悪い流ればかりではけしてなかったのです。 ご自身がADHDだと公表されているゲストの栗原類さんがお母さまの育児について、育児は長く続けなければならないものだからメンタルを良い状態に保つ為に自分自身の時間を大事にする必要がある、と類さんをおばあさまに定期的に預けていたことについてお話されていたのはとても共感が持てました。 発達障害児を育てているとどうしても全ての時間を子供に捧げていないと子供にも配慮をお願いしている周りの人たちにも申し訳ない気持ちに陥りがちです。でもそうやって全力を子供に向けて投じてしまっていたらお互いに息が詰まるし、良い状態で子供の前に居られない。あさイチのな

    あさイチの発達障害・ABAセラピー特集に思うこと - スズコ、考える。
  • 夫をチンパンジーと見なすライフハックと自他境界 - スズコ、考える。

    「夫をチンパンジーと思ったら」 朝TLに流れて来た2つのツイート。 1つは側から「夫が空のバターの容器をそのまま冷蔵庫に戻していたから怒った、相手をチンパンジーとみなしたら仕方が無いと怒りが和らいだ」 もう1つは夫側から「空のバターの容器を何気なく冷蔵庫に戻していたらが人に思えない様相で怒った」というもの。 当にご夫婦が同じ案件について語ったのかどうかは旨ではないので追いかけて確認はしていませんが、この2つ(特に奥さんの側)のツイートから行きついた面白いことについて今日はまとめてみます。 「ネコだと思えばいいんだよ」 小さい頃から落ち着きもなく子守りにも躾にも手を焼いて来たうちの次男坊。生来の愛嬌でカバーしたりそれなりの支援を受けたりでなんとか楽しく学校に通っていますが、彼のアホな言動や突拍子もない行動に対応するのは当に大変、すぐに沸点に到達して大きな声が出てしまう私に、ある時夫

    夫をチンパンジーと見なすライフハックと自他境界 - スズコ、考える。
  • 一地方民として思う、声を上げずに自分たちでなんとかする風習とその弊害 - スズコ、考える。

    「行政がやってくれて当然、は都会の人の我が儘だ!」 増田の「保育園落ちた、日死ね」の余波がまだ続いているTL、今朝は「行政がやってくれて当然、というのは都会の我が儘だ」という趣旨のツイートが流れてきました。 それを見ての一連の感想がこちら 限界集落に近いところにいる身としてはその感覚は分かる。でも「だからそれは都会の人の我が儘だ!」ではなくて、その主張は田舎の人もしていいし、もっと公共のサービスは受けられるはずなのだよね…— イシゲスズコ (@suminotiger) 2016年3月18日 でも地方にいると「そんなお金は回って来ない、改善したいなら自分たちで動くしか無い」っていう状況は当にたくさん直面する。改善を要求したとしても「予算が無い」でバッサリやられて終わり。結局、地域の有力者が身銭を切ったり動ける人が動いたりしてなんとか生活してたりする。— イシゲスズコ (@suminoti

    一地方民として思う、声を上げずに自分たちでなんとかする風習とその弊害 - スズコ、考える。
  • 体の動かし方を知ること〜体育が2だった私とリレーの選手になった私 - スズコ、考える。

    TwitterのTLに、運動が苦手な子はボディイメージを掴みにくいのではないか、体をよくぶつけたりしてしまうのもそれが関連しているのでは…という話題が並んでいました。発達障害児の親御さんたちと困難のある子たちを支援している専門家の皆さんの会話の中のこと。 それを眺めながら、そう言えばと我が身を振り返ると確かに私も家具に体をぶつけたり、手に持っている物が棚や壁に当たったりすることはしょっちゅう。手足に見に覚えの無いあざを発見することも日常茶飯事です。あぁこんなところにも片鱗が…と。 そしてそんなボディイメージを掴みづらい私はやっぱりな感じですが運動が苦手な子供でした。走るのも遅く球技も大嫌い。 でも今の私、ミニバレーサークルに入っていたり、山に登ったり地区運動会のリレーで走ったり、わりと体をよく動かす生活をしています。先日は長男と話しているときに「母ちゃんは体育で2をもらったことがあるほどの

    体の動かし方を知ること〜体育が2だった私とリレーの選手になった私 - スズコ、考える。
  • 夫が思っているほど妻は「指示を出すスキル」は高くないかもしれない - スズコ、考える。

    先日、「産後すぐの夫は新人バイトと思って指示を出すといい」というツイートとそれにまつわるあれこれについて書きました。 ここで私は、理想にとらわれて足下をすくわれては元も子もないから自分の現状を変えるためには現実的な解決法をとる方が良いと思う、そしてその方法の一つが夫を新人バイトと想定して具体的な指示を与えて動いてもらうことなのではないか、と記しました。 「指示を出せない」「難しい」 Twitterで呟いていたことや上記エントリへの反応として少なからずあったご意見が女性側からの「そんなこと言われても具体的な指示なんて出せない」「指示を出すために考える時間も余裕も無い」「指示を出すのは難しい」という声でした。 たしかに、産後のあたふたした時期を思い起こせばそんな指示出すくらいなら自分で動いた方が早いし!ってなってた気もします。でも洗濯物を取り込んで欲しいと思ってたらそう口に出せばいいことなのに

    夫が思っているほど妻は「指示を出すスキル」は高くないかもしれない - スズコ、考える。
  • 「なんでわかってくれないの」で思考を停止していませんか? 〜夫婦げんかの根っこにあるもの - スズコ、考える。

    白い犬先輩からの課題 ちょっと前に書いたエントリ、確かこれだったと思うのだけど suminotiger.hatenadiary.jp そのときに私がはてなの師を仰ぐ白い犬先輩から「この手の夫婦関係のネタ何回も見て来たしそろそろ総括的なエントリを書いたらどうだろうか」と助言を頂いておりまして、そのことが自分の中で一つの課題としてずっと残っていました。 きっかけとなったツイート 昨日、TLに並ぶツイートをチラホラと眺めながら、ふと考え始めたこと、それがその頂いた助言とリンクしてなんとなくまとまりそうなので今日はそれを書いてみたいと思います。 考えるきっかけになったツイートは、道ばたでいきなり我が子を触られたら怖いよねっていう話だったんだろうなと思うのだけど、その中で同年代の多いTwitterでは賛同が集まるけど年上が多いと思われるFacebookでは叩かれてるという、その中でなんでこんなに丁寧

    「なんでわかってくれないの」で思考を停止していませんか? 〜夫婦げんかの根っこにあるもの - スズコ、考える。
  • 職場で叱られて泣いてしまっていた自分と自尊心のこと。 - スズコ、考える。

    なないおさんの先日のエントリ お子さんがもしかして発達障害かもという不安からこのブログに来て下さる方々へ - うちの子流~発達障害と生きる を拝見して、読後の感想をTwitterであれこれ呟いておりました。 それについては後日またこちらにまとめてもいいのかなと思っているのですが、つまるところ「自尊心」「自尊感情」のことをつれつれと書いておりまして。 発達障害の有無や程度に関わらず、子どもたちの自尊心を保つよう底上げできるよう育てること、それを意識すること、その大事さについて自戒を込めてツイートしました。 そこから自尊心の事をあれこれ考えていたときに、ふと思い出した自分の過去の謎が自分の中で繋がったので書いてみたいと思います。 それは、自分が家庭や学校、職場で何かをきつく叱られたときに泣いてしまっていたこと。 情けない話だと思うのですが、かなり最近まで私は自分のしたミスについて責められた時に

    職場で叱られて泣いてしまっていた自分と自尊心のこと。 - スズコ、考える。
  • エルサの特性 〜アナと雪の女王を発達障害という視点から - スズコ、考える。

    今更ですが、一昨日初めて、まともに最初から最後まで「アナと雪の女王」を観ました。 娘はかなり前からどハマりでキャラになりきって踊ったり歌ったりしていたもののなかなか一緒に観る機会が無く、一昨日の台風19号のおかげで1日家に缶詰になり図らずも初視聴となりました。 ※あらすじに関して著作権法等のご指摘を頂いたのでばっさり消しときます。 見ながら感じたこと。 それは、エルサの力をエルサ自身がコントロールすることが出来てないということ。 コントロールしようと言う視点で描かれていないこと。 幼児から20歳までの長い時間、城の自室に籠っていた間に何故その力をコントロールするという訓練が行われなったのか、トロールという「知識を持つ対象」がいたにも関わず何故幽閉され、手袋をはめることによる抑圧だけで成長させてしまったのか、という点について憤りつつ見続けました。 エルサの力。 それは、発達障害を持つ子にとっ

    エルサの特性 〜アナと雪の女王を発達障害という視点から - スズコ、考える。
  • 話し方聴き方実践をやってみた。 - スズコ、考える。

    twitterでフォロワーさんに教えてもらった、「子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方大全」というを読み始めました。 この、一気に読み進めるではなくて、章立てされていてその章ごとに1週間の実践をやってみて次に進みましょう、という参考書のようなです。 子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方 大全 作者: アデル・フェイバ,エレイン・マズリッシュ,三津乃・リーディ,中野早苗 出版社/メーカー: きこ書房 発売日: 2013/06/29 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 2020年に絶版になったと教えていただきました。 私の人生を変えたと言っても過言ではないほど影響を受けた書籍なのでとても残念です… (2021.03追記) これを読みながらtwitter上で実践する様子や勉強したこと感じたことを一緒に話そう!というはづきさん

    話し方聴き方実践をやってみた。 - スズコ、考える。
  • 同じコミュニティのなかで 〜4月2日「世界自閉症啓発デー」に寄せて - スズコ、考える。

    なないお(id:nanaio)さん発の「世界自閉症啓発デー」にみんなでブログで発信しよう!というこの企画に乗っかって、私も私の言葉を綴りたいと思います。 昨日からたくさんの方が参加されていて障害の詳細や当事者の方の声が寄せられているようです。私もあとから時間を見つけて目を通したいなと思っています。 主催のなないおさんの記事はこちら。 nanaio.hatenablog.com 私は、ここでもちらほら書いてきましたが「なんとなく自覚のある当事者」です。診断は受けていませんが、色々なや情報を得るにアスペルガーの傾向もADD(注意欠陥障害)の傾向もどちらも持ち合わせているのではないかと思います。今のところ、多少の生きづらさは感じていますが幸い工夫しながら生活できているのでまぁいいかなという感じです。なので、診断を受けたり手帳の交付を受けたりして外的支援を必要としている当事者の方からしたら当事者

    同じコミュニティのなかで 〜4月2日「世界自閉症啓発デー」に寄せて - スズコ、考える。
  • 親の勘違い〜子どもが本当に求めていたもの - スズコ、考える。

    「一緒に寝て良い?」 ここで何度か触れましたが、息子が学校で色々と問題に直面してしまって不安定になっておりまして。スクールカウンセラーさんと面談したり学校側と話し合ったりと色々な形で凹みきった彼のために何が出来るのかを考えたり試してみたりの日々でした。 彼を連れて二人で出かけてみたり、学校を休みたいという時は私も仕事をセーブして家でゆっくりしてみたり、好きなべ物を買って帰ってみたり、家族で遠出してみたり。 そんな中、いつもは自分のベッドで寝ている長男が「一緒に寝て良い?」と言った日がありました。私は末っ子三男と同じベッドで寝ているのですが、ちょっと狭いけどお隣どうぞ、とお迎えして、3人並んで休みました。いつもストレートに甘える次男ではなく反抗期にさしかかったツンデレ長男がそんなことを言うのがちょっと意外でなんとなく印象に残る出来事でした。 思えば長男は学校でのトラブルが始まったころから夫

    親の勘違い〜子どもが本当に求めていたもの - スズコ、考える。
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