STOKYOは、ポータブル・フェーダー「Kutter(カッター)」を2016年9月上旬より発売する。 現在、レコードを楽器のように演奏するターンテーブリストたちの間で、ポータブル・レコード・プレーヤーでスクラッチを楽しむスタイル、“ポータブリスト・ムーブメント”が世界中で盛り上がりを見せている。 本製品はこのムーブメントで使用されている現行のポータブル・フェーダーに足りていなかったポイントが追加/改善されており、ポータブル・レコード・プレーヤーとその他デバイス(MP3プレイヤー、iPhone等)を別々に取り込める3.5mm入力を2装備。2IN 1OUT仕様により外部スピーカーやヘッドフォンを繋いでスクラッチを楽しむことが可能になった。 入力CH2にはポスト/スルー切り替えスイッチ、入力チャンネルのリバース・スイッチ切替が搭載。お好みに応じて左右どちらのサイドでもスクラッチが楽しめる。フェー
「これって著作権侵害?」「こんな権利は主張できるの?」……ミュージシャンのみなさんが音楽活動で直面する「著作権」やその他の契約などの決まりごと、分かっているつもりで実際はよく知らなかったりしませんか?元ミュージシャンのカズワタベと弁護士の水野祐さんが、相談者の質問に、時にはバシッと回答、時には一緒に考えながら、解決して参ります! 第15回:「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)」が締結されるとDJが逮捕されるって本当? ニュースで耳にする機会も増えてきた「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)」。現在交渉中のこの太平洋周辺諸国の経済自由化を目指した協定の中には、著作権についてもさまざまな項目が含まれています。もし締結されたら、DJが逮捕されるなんていう噂も!? 音楽著作権ベーシック講座、第15回はそんな噂の真偽についてのご相談です。 カズワタベ/水野祐 イラスト:とくながあきこ 2014/0
ベルリンと東京の姉妹都市20周年を記念したイベント『BERLIN x TOKYOデザイン・アート・カルチャー展 ~新しいアイディアが生まれるすきま~』が、来る11月29日と30日の2日間にわたって開催される。 ベルリンの壁崩壊から四半世紀経ち、ほかに類を見ない歴史を潜り抜けてきた記憶や、毎年倍増する移民が織りなす多様性によって、独自のユニークな文化が生まれているベルリン。市民が率いた自由への飽くなき行動とテクノミュージックシーンは、ベルリンの文化的素地を豊かにし、日常生活にはいつもクリエイティビティが光っている。挑戦、失敗、ラディカルな自己表現のすべてがベルリンに存在し、このことはアーティストや社会活動家だけでなく、ビジネスやスタートアップ界隈の人々にも好ましい環境となっているという。 そんな世界の目を驚かす、奇抜な取り組みをするベルリンの、最新のアートやデザイン、ファッションを展示するイ
高音質と優れたデザインで高い評価を受けるヌーネイバーオーディオエフェクツは、米カリフォルニア州サンタアナに拠点を構えるエフェクター・ブランド。特にリバーブやエコーなど空間系エフェクターが人気となっているが、今回新たに登場した「スレイト」は、内部エフェクト・プログラムを何度も書き換えることができる、画期的な製品だ。ウェブ上からダウンロード可能なペダル・カスタマイザー・ソフトウェアを用い、さまざまなエフェクトに変更することができる(USBケーブル付属)。 デフォルト・セッティングはウェット・ステレオ・リバーブで、具体的にはクローマ・ステレオ・コーラス、エシュロン・ステレオ・エコー、シマー・リバーブ、インフィニティ・ホールドに書き換えが可能。さらにインプット/アウトプットともステレオ対応で、エクスプレッション・ペダルも2個接続することができる。また、ペダル上面に一般的なインク・マーカーでデザイン
「楽器」の定義とは、どういうものなのだろう? 単純に音が鳴れば楽器なのか、それとも? ……哲学のようになってしまったが、楽器を作ることを仕事にしている人がどう考えているか、気にならないだろうか。今回のゲストはコルグで研究開発をしている本橋春彦さん。さまざまな楽器を演奏し、そして作り出してきた彼の考えを、ナビゲーターの坂巻さんとともに聞いてみよう。 ※このインタビューは2013年8月に実施したものです。 現在の所属、役職は異なっている場合がございます。予めご了承ください。 こだわらないで作るのが無理 坂巻:本橋さんって何年目ですか? 本橋:えーっと、こないだ20年たったね。 坂巻:同期はいますか? 本橋:中途で入ったので、同期はいないんだ。 坂巻:そうなんですか、知らなかったです。 本橋:以前は友達と2人で開発会社をやってました。1品モノみたいな、イベントで使うものとか。マルチディスプレイで
タイに移り住んでからはや1年が過ぎましたが、この国にはへんてこな名前のバンドがかなりたくさんいるような気がします。「いしいのおつかいミュージック」、最終回はタイの変なバンド名とその楽曲を紹介していきます! BIG ASS “でかいケツ“という名前を冠した、タイでは超有名なロックバンド。 この名前、だいじょうぶなの? とちょっと心配になります。 ファッションブランドのキャンペーンで「BIG ASS」という文字とともに、メンバーの等身大パネルがジーンズの横に並んでいる光景は笑いを誘います。 POTATO 文字通り芋くさそうな名前ですが、こちらもメジャーで活躍するロックバンド。しかも、上の「ฮู้ ฮู」という曲のMVでは”トマト”ケチャップのコマーシャル撮影の様子を模して、自らバンド名をダジャレにしています。 そして! まだまだあります、へんな名前で活動するアーティスト。さらに2アーティストの
今回は原雅明さんにインタビューを行いました。原さんはあらゆる音楽ジャンルを横断しながらプロデューサー、キュレーター、ライター、レーベルオーナーといった仕事を展開し、DublabやLow End Theoryといったアメリカ西海岸の先鋭的な音楽カルチャーを日本に紹介し続けています。著書『音楽から解き放たれるために―21世紀のサウンドリサイクル』(フィルムアート社、2009)の中で2000年代を通して変容し続ける音楽シーンを論じ、同時にオルタナティブな音楽の在り方をさまざまな企画を通して実践しています。私は原さんとINTO INFINITYというCCライセンスが関連したプロジェクトで協同させて頂いて、その後CLOUDというSoundCloudを活用したリミックス企画でもご一緒しました。今、一番聞きたいことを原さんにお尋ねしました。 Q. この10年間、インターネットとコンピュータ技術が世界に浸
2013年8月6日に発売されたディスク・ガイド本『ダンス・クラシックス・ディスク・ガイド ~シーズ・オブ・クラブ・ミュージック』の発売を記念し、著者のWatusi(COLDFEET)氏と沖野修也氏による対談が実現! 「そもそもダンス・クラシックスって何?」「ブギーって流行ってるみたいだけど何?」というDJ/クラブ・ミュージック・ファンの皆様、ぜひぜひお立ち寄りください! 最終回「ダンクラは愛にあふれている」 2013年8月6日に発売されたディスク・ガイド本『ダンス・クラシックス・ディスク・ガイド 〜シーズ・オブ・クラブ・ミュージック』とミックスCD『DISCO & BOOGIE IN NYC VOL.1 SEEDS OF CLUB MUSIC』の発売を記念して行われた対談の最終回。著者でありDJミックスをプレイしたWatusi氏(COLDFEET)が、沖野修也氏(KYOTO JAZZ MA
ヒップホップを始め、現代の音楽制作において多用されている手法が「サンプリング」です。過去の楽曲のフレーズを使い、新しい楽曲として再構築するこの手法は、現代の音楽シーンにおいてかかせない存在です。一方で人の楽曲を使用するわけですから、なんとなく権利を侵害していないか心配な方も多いのではありませんか? 今回はそんな疑問を持った相談者の方が来てくれました。 カズワタベ 音楽著作権ベーシック講座の第5回、相談にいらっしゃったのはDJでトラックメイカーとして活動されているKさんです。今日はどんなご相談ですか? Kさん よろしくお願いします。ご紹介してもらったようにトラックメイカーとして活動をしているんですが、ジャンル柄、楽曲制作の際にサンプリングを多用してます。短ければひとつの音単位で、長いと4小節くらいのベースラインをサンプリングすることもあります。 みんな当たり前にやっていたんで、今まで特に許可
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