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ルディ・ヴァン・ゲルダーの録音方法について質問があります。 ジャズ評論家の後藤雅洋氏の本に次のような記述があります。 ルディ・ヴァン・ゲルダーの録音方法について質問があります。 ジャズ評論家の後藤雅洋氏の本に次のような記述があります。 「ルディ・ヴァン・ゲルダーの録った迫力満点のブルー・ノート・サウンドは、残念ながら生の楽器の音とは程遠い。ガチンガチンのピアノ、ゴリゴリのサックスは、聴いていて面白いけれど、これでオーディオ装置を調整するととんでもないことになってしまう。」 去年からジャズを聴きはじめてこの言葉の意味をずっと考えているのですが未だによく分かりません。そもそも現代のようにハイテク機材がなかった時代に音を加工なんかできないし、できることといえばマイクの位置を調整することくらいで、それだけでそんなに音に違いがでるものなのでしょうか。 よろしくお願いします。
ずっと楽しみにしていた「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の劇場上映を見てきた。「試験機が飛び交う戦場で、フルアーマーガンダムと高機動型ザクが激突する」というガンプラMSV世代(結構上の世代だ)狙い撃ちのコンセプトが軸となっているが、「MOONLITE MILE」を書いてた太田垣康男さんらしいこだわりや戦争描写が見どころで、僕も原作漫画の大ファンである。アニメーションは原作の魅力を最大限生かしつつ、映像ならではのモビルスーツの迫力、スピード感。さらに鬼気迫るキャラクターの表情、菊地成孔さんの最高な音楽が乗っかっていてさながら「フルアーマーガンダム」そのもののような怪物作となっている。原作からの変更点は、どれも膝を打つ感じ。1話目のPVめっちゃバードマンっぽかった。 フリージャズに身を委ねながら「ガンダム」を駆るイオ・フレミングと、オールドポップに浸りながら「ザク」を手足として操るダリル・ロ
※記事が面白かったら投げ銭もしくはサポートをお願いします。 あなたのドネーションがこのnoteの次の記事を作る予算になります。 ■クラブジャズは?現代ジャズとは?すごくざっくり説明すると、 ◎クラブジャズ…「踊らせること」「クラブでDJによってプレイされること」を目的として作られた《ダンスミュージック》 ◎現代ジャズ…「ヒップホップやテクノに影響を受けているけど、踊らせることや、クラブでプレイされることを目的に作られてはいない《ジャズ》 だと僕は考えています。 つまり、クラブジャズは基本的にクラブでDJが使えるかどうかな音楽なわけです。逆に現代ジャズは、踊れる曲もある(かもしれない)けど、必ずしもDJ的に使いやすい曲わけではないという違いは重要だと思います。 だから、クラブジャズに関してはDJが使えるかどうかみたいなすごくシンプルな部分が重要だし、そういったルールに基づいて曲が作られていま
Shimon the robot jamming with a human marimba player at Moogfest 人間と即興演奏が出来るマリンバ・ロボット「シモン(Shimon)」が話題に。「シモン」はジョージア工科大学のギル・ワインバーグ教授と彼のチームによって作られたジャズを演奏する4本手のロボット。人間と一緒に演奏するだけでなく、人間の演奏を視聴して次の動きを予想し、それと調和/同期する演奏をすることで即興演奏が出来るように設計されているとのこと。2009年より開発が行われていた「シモン」は、米ノースカロライナ州ダーラムで開催された<Moogfest 2016>にて人間との即興演奏を行うライヴ・パフォーマンスを披露しています。映像あり
ジャズが誕生してからいままで一貫して変わらないのは、若者が牽引役であることだ。そして現在のジャズはかつてなく自由で、多種多様なスタイルを取り込み、大衆音楽としての出発点に回帰しようとしている。ニューヨークの街を舞台に、第一次世界大戦以来最高潮の盛り上がりを見せているライブシーンで活躍する若者たちに、『ヴァニティ・フェア』が密着する。 Photos: Mark Seliger Words: Will Friedwald Translation: Ottogiro Machikane ハドソン川のはしけの上でのライブセッション いま脚光を浴びつつあるとびきりのジャズ・ミュージシャンたちが、はしけの上に集まった。左端のタチアナ・エヴァ=マリー(27)と、ピアノの上に寝そべっているシリル・エイメー(31)は、ジャズのメッカたるフランス生まれの親を持つ才媛だ。そしてピアニストの男性は、アーロン・ディ
By Jimmy Baikovicius プログラマーのJi-Sung Kim氏が36時間のハッカソンで作り上げたという自動ジャズジェネレーターが「deepjazz」です。deepjazzはPython製のディープラーニングライブラリである「Keras」と「Theano」を使用して作り上げられた2層構造の「Long short-term memory(LSTM)」で、MIDIファイル(音源データ)を与えると音楽を学習してオリジナルのジャズを作曲してくれます。 deepjazz: deep learning for jazz http://deepjazz.io/ 「deepjazz」は、Googleの「AlphaGo(アルファ碁)」やIBMの「WATSON」などのような、人工知能(AI)の一種です。Googleのアルファ碁は囲碁を打つ能力に特化したAIですが、deepjazzはその名の通り
私には家がない 靴もない 金もなければ 品もない 土地もなければ 信じるものもない 頼る教会もないし 祈る神もいない じゃあ、私には何があるの? 私には何があるのか教えて 私はなんで生きてるの? 時代を超えて人々を惹きつけて止まないニーナ・シモン。 黒人女性としての誇りと尊厳を歌いあげた伝説のシンガーソングライターとして音楽史にその名を刻んだアーティストである。 “ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー”では第29位に選ばれている。 1933年にアメリカ南部の貧しい黒人家庭のもとに生まれた彼女。 60年代には公民権運動に積極的に参加し、様々なメッセージを込めたシニカルで大胆な楽曲を数多く残した。 2003年4月21日に乳ガンで息を引き取るまで力強く生き抜いた人である。享年70だった。 他界から12年後…2015年、そんな彼女の歌手という側面だけではない、真の姿に迫った
不定期乍ら私のブログでは微分音を喧《かまびす》しい程に取り挙げるので、何を今更という風にお感じになる方も居られるかもしれません。とはいえ、微分音という音組織に不馴れな人は少なくないでしょうし、その様な音世界が実社会にて多くの作品があろうとも、微分音のそれと言われない限り己の独力で遭遇するのは難しい事であるのが実際でありましょう。 なにしろ今回は、ジャズ界の帝王マイルス・デイヴィスを取上げる訳ですから私もきっと天国から睥睨されているのでしょうが、そんな事で萎縮する様な私ではありません。 まあそんな冗談は扨置き、帝王マイルス・デイヴィスが微分音をどう取扱っていたのか!? という単純な疑問を抱く人は多い事でありましょう。ジャズという世界は殆どのシーンに於て12平均律の音律を体系化している訳ですから、面と向って某かの微分音を聴かされたとしても大概の人は半音階に均して聴いてしまっている人も多い事でし
「プーさん」の愛称で親しまれている日本ジャズ界を代表するピアニスト、菊地雅章が7月7日、ニューヨークの病院で死去。ECM RecordsのFacebookページおよび家族のFacebookページにて明らかにされています。75歳でした。 Masabumi Kikuchi (1939-2015)Pianist Masabumi Kikuchi, one of jazz’s most original musicians, has died in New York,... Posted by ECM Records on 2015年7月7日 【ご報告】2015年7月7日火曜日本日昼前、父・菊地雅章が入院先のNorth Shore University Hospital(N.Y.州) にて息を引き取りました。誕生日を3か月後に控えた、享年75歳でした。関係各位には同時に... Posted by
これから連載を始める「循環するジャズ」という当コラムは、ジャズの新作をきっかけに、ジャズという音楽が本来持っている自由なパースペクティブを振り返ってみようというものだ。過去のジャズに対しても、既存のジャンル分けや聴き方(聴かれ方)から離れて、新たに耳を傾けてみるきっかけにもなればと思う。 タイヨンダイ・ブラグストン(Tyondai Braxton)の『HIVE1』と、DCPRG改めdCprGの『Franz Kafka’s South Amerika』、先頃リリースされたばかりのこの二枚のアルバムを聴いていて、ジャズと、そしてそのジャズが発展させたファンクについて考えることがあった、というのが今回のお題である。 左がタイヨンダイ・ブラクストン『HIVE1』 右がdCprG『Franz Kafka’s South Amerika』 『HIVE1』は、現代音楽にも精通していたフリー・ジャズのサ
フランス人ピアニスト、シャソルは、まだ日本では馴染みのないアーティストかもしれない。しかし、フェニックスやセバスチャン・テリエといったアーティストのサポートを務めている。さらに、2013年にリリースした自身のアルバム『Indiamore』は、日本でも人気の高いDJのジャイルス・ピーターソンが主宰するWorldwide Awards 2015において、Album Of The Yearの部門でファティマ、ジャロッド・ローソンに続き第3位を獲得している実力者だ。特徴的なのは映像を使ったパフォーマンス。鳥の鳴き声、人々の生活音、会話、あらゆるものを素材とし、映像にまとめてループさせ、そこにピアノでコードをのせることによって彼の「音楽」が完成する。素材となる映像は訪れた街で収められたものが多く、生活のなかに聴こえる音は、どのように頭の中で鳴り響いているのだろうか? また、この手法をどう思いついたの
Ornette Coleman performing at the Village Vanguard in 1961.Credit...Sam Falk/The New York Times Ornette Coleman, the alto saxophonist and composer who was one of the most powerful and contentious innovators in the history of jazz, died on Thursday in Manhattan. He was 85. The cause was cardiac arrest, a family representative said. Mr. Coleman widened the options in jazz and helped change its cours
バンドマンがよく使う用語の解説です。習得して、清く正しいバンドマンになってなってください。 ただし、中には「方言」や「思いこみ」も含まれているかもしれません。鵜呑みにして恥をかいても当方は責任は持ちません、あしからず。(2013年11月12日「うたじまい」追加)
ヌーベル・バーグとは、1950年代末から1960年代中盤にかけて、フランスで起きたムーブメントだが、その功績は、映画を志す若者たちに道を拓いたことにあった。 どんなに才能があっても、著名監督の下で修業を積まなければならなかった徒弟制度から解放され、思い通りの作品を撮れるようになった。 1959年、31歳で映画『危険な関係』を世に出したロジェ・バディムも、そんな時代の寵児のひとりだった。ビート・ジェネレーションとクロスする世代らしく、その感性は鋭角的なひらめきに満ちていた。 題材としたのは、閉塞の時代と呼ばれながらも、マルキド・サド、ブルトンヌなど多くのアンチ・モラルの作家を生んだ18世紀末。 その時代、サドとならび称されるコデルロス・ド・ラクロによって書かれた書簡小説を原作に、主役に、フランス映画界きっての演技派、ジェラール・フィリップとジャンヌ・モローという顔ぶれを配し、現代のパリに時代
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