NTT西日本は10月27日,10月23~25日の三日間続いたひかり電話の障害について会見を行い,謝罪した。NTT東日本の障害時と同様,三日分の基本料金を請求しない方針だという。なお,NTT西日本幹部の責任については「今回の障害は人知を超える範囲だと考えている」(NTT西日本の森下俊三社長)と突っぱねた。 障害の状況や対策については,概ねこれまで報じてきた通り(関連記事,関連記事,関連記事,関連記事)。 23日の障害の原因は,毎秒140程度の同時通話に耐えられるよう設計していたはずが,実際には毎秒120程度までしか耐えられなかったこと。同時通話が120以上発生した時点で呼処理サーバーがふくそう。次いで中継系呼制御サーバーにも影響が波及した。翌24日も,通常の火曜日より多い呼処理があり,ふくそうが再発した。NTT西日本によれば,前日に利用できなかったユーザーが通話を試みた結果,普段より呼が増え