【北京29日時事】開幕まで10日に迫った北京五輪に向け、中国の政府当局者や五輪安全担当者の間で「日本発のテロ」に対する警戒が高まっていることが29日分かった。中国政府は滞在が15日以内の日本人観光客らを対象にしたビザ(査証)を免除しており、五輪関係者は、中国が非合法化した気功集団「法輪功」メンバーのほか、4月の長野での聖火リレーで中国への抗議活動を行ったチベット独立派や日本の右翼らの入国にも神経をとがらせている。 複数の日中関係筋によると、中国公安当局は、日本在住の法輪功メンバーの情報提供を日本側に要請したが、日本側は個人情報保護の観点から拒否の姿勢を示した。このため日本の法輪功メンバーらが中国で問題を起こせば、ビザ免除措置を停止する検討を進めている。 中国当局は五輪に向け、法輪功をウイグル、チベット両独立派とともに「3大脅威」に挙げており、同関係者は「中国入国の際、怪しい日本人を見
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く