特別な名称はない。英語ではichthyohemotoxinとかfish serum toxinと呼ばれているが、どちらも魚類血清毒という意味である。毒成分はタンパク質で、ウナギAnguilla japonicaの血清から陰イオン交換HPLC、ヒドロキシアパタイトHPLC、ゲルろ過HPLCにより精製されているが[2]、構造は明らかにされていない。なお、ウナギの血清は緑色をしているが、緑色色素(ビリベルジンを色素団とするリポタンパク質)は毒性とは無関係である[3]。
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