返礼品競争が過熱するふるさと納税をめぐり、鹿児島県志布志市が職員に呼びかけ、返礼品紹介のサイトに組織的にアクセスさせていた。サイトに表示される人気ランキングで自治体名や返礼品の牛肉やウナギが上位になるよう狙ったという。朝日新聞の取材に市が認めた。 【写真】ふるさとチョイスのサイト内にある10月のPV(ページ閲覧)のランキング。志布志市は「殿堂入り」している=ふるさとチョイスのウェブサイトから サイトは「ふるさとチョイス」。利用者はサイトを通じて約1300の自治体に寄付ができ、寄付額に応じた返礼品を選ぶ。自治体ごとのPV(ページ閲覧)数や、利用者が気に入った返礼品のランキングも表示される。 志布志市によると、市は昨年度からPV数の順位を上げようと、職員にサイトの使い方のマニュアルを配布。毎朝のあいさつで「ふるさとチョイスのページを見ましょう」と呼びかけたという。 10月のPV数ランキングでは
![ふるさと納税サイト、職員に閲覧させて上位に 志布志市](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df0790f37fa1498857a69aa4d00a3d8c193912fc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20171108-00000016-asahi-000-view.jpg)