15日、「今治タオル」プロジェクトの詳細が明らかに。ロゴデザインは佐藤可士和さんが手がけた(写真=佐藤さん) タオルの産地として知られる愛媛県今治市の今治商工会議所と四国タオル工業組合は2月15日、青山・スパイラル(港区南青山5)でアートディレクターの佐藤可士和さんを起用したブランディング・プロジェクト「今治タオルプロジェクト」の発表会見を行った。 今治商工会議所によれば、1894年(明治27年)にタオルの生産を始めた今治市が現在製造しているタオルは年間13,643万トン、売上高は194億円(2005年)に上るという。中国製が約8割のシェアを占めると言われる日本市場でも1割以上のシェアを誇る「今治タオル」は、著名ブランドの名を冠して売られているものも多く、品質に対する世界的評価も高いが、「タオルの産地」としての認知度は「2割にも満たないのが現状」(四国タオル工業組合)。 こうした背景から、