久しぶりに「凄い」本を読んだ。僕は朝型人間なので寝るのが早いのだが、読み始めたらもうやめられず、読み終えたのは午前三時。おかげで体調は絶不調である。 国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて 作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/03/26メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 283回この商品を含むブログ (322件) を見る間違いなく名著だ。産経新聞の書評 http://www.sankei.co.jp/news/050411/boo013.htm にも、 五百十二日間もの拘置所生活と東京地検特捜部の取り調べ検事とのやりとりの克明な再現は圧巻である。 と書かれているおり、西村という検事と佐藤優のやり取りの克明な再現が本書の最大の山場だ。西村が語る「国策捜査とは何か」のくだり。そしてそれが「時代のけじめ」として必要なものなのであるという思想には圧倒される。 と
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