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ブックマーク / umedamochio.hatenadiary.org (49)

  • 英語圏のウェブ進化に興味がある人へ - My Life Between Silicon Valley and Japan

    我々の勉強グループのリーダーでありペースセッターでもあるTakuya Homma(UCL: University College London)の、日々のResearch & Learning processの一部を公開することにしました。 http://www.diigo.com/user/web-evolution には、対象となる文章や映像へのリンクだけでなく、文章の重要箇所(読むプロセスでハイライトしていった部分)がAnnotationとして表示されています。 また、DiigoRSSTwitterに自動投稿 http://twitter.com/Web_Evolution するようにもしてあるので、興味のある人はそちらもフォローしてください。 このアカウントは公開を前提に新しく用意したもので、過去の履歴(若干彼のprivateなノートも混ざっている)は、 http://www.

    英語圏のウェブ進化に興味がある人へ - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • 「自分の力と時代の力」講演録(JTPAシリコンバレー・カンファレンス2009年3月21日) - My Life Between Silicon Valley and Japan

    (1) 去年と今年 おはようございます。今年は去年までのJTPAツアーとは形式をすっかり変えて、1日のカンファレンス以外は、皆さんが自由にシリコンバレーを訪ね歩くという企画になりました。去年までのあつらえ型のツアーよりももっと充実した行程を、それぞれ自分たちでデザインして、「こんな行程で回るんだよ」と皆さんがブログに書かれているのを拝見しました。 じつは昨日丸一日、僕のオフィスをオープンにしまして、1時間半ずつのセッションを4つやりましたから、今日、この会場にいらっしゃる3分の1くらい、40人くらいの人たちとは、すでに直接お会いしました。そのときも、「これから○○へ行くんですよ」とか「誰々に会ってきましたよ」という話が出ました。去年は、150人くらいの応募者から書類審査で20人にしぼって、2泊3日、全部こちらで用意したツアーをやりましたが、それに比べて、大勢の方にお会いできるし、それぞれが

    「自分の力と時代の力」講演録(JTPAシリコンバレー・カンファレンス2009年3月21日) - My Life Between Silicon Valley and Japan
    sota-k
    sota-k 2009/03/24
    「アメリカで間違いなく良いのは、一流大学と研究機関」「人間は弱いものだから流されてしまいがちです。だから、留学して、強制されて勉強する環境に身を置く、それも素晴らしい学習環境に身を置くのがやはり良い」
  • 水村美苗「日本語が亡びるとき」は、すべての日本人がいま読むべき本だと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    とうとう、水村美苗の長編評論「日語が亡びるとき」がになった。 書の冒頭の三章(280枚)が「新潮」9月号に一括掲載されたのを一気に読み感動してから数か月、待ちに待った刊行である。 日語が亡びるとき―英語の世紀の中で 作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (459件) を見るこのは今、すべての日人が読むべきだと思う。「すべての」と言えば言いすぎであれば、知的生産を志す人、あるいは勉学途上の中学生、高校生、大学生、大学院生(専門はいっさい問わない)、これから先言葉で何かを表現したいと考えている人、何にせよ教育に関わる人、子供を持つ親、そんな人たちは絶対に読むべきだと思う。願わくばこのがベストセラーになって、日人にとっての日語と英語について、これから誰かが何

    水村美苗「日本語が亡びるとき」は、すべての日本人がいま読むべき本だと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • 簡単な近況報告 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    期限未定のサバティカルに入って約半年が経過しました。半年前にも書いたように、すべての仕事をやめて休む「サバティカル理想主義」は追わず、MUSE Associatesなどの仕事はこれまで通り、何の変化もなく続けています。 そして、サバティカルに入ってできた時間の余裕は、子供のころから大好きだったけれど三十年近く忙しくてできなかった将棋鑑賞や将棋にかかわることに、ほぼすべてあてています。 先日の王位戦第七局の中継ブログを担当した北海道新聞(道新)のブログにこんな言葉がありましたが、 私たちは将棋が好きだ。棋士が好きだ。将棋を愛している人たちが好きだ。無駄に熱いと笑われようと、日文化の大切な誇りを共有しようと思った。だから、将棋の世界をわかりやすく伝えようと、挑戦した。依然として私たちは非力であるが、その志をまだ見ぬ多くの人たちと育てていきたいと思っている。 僕の気持ちも、ほぼこれと同じです。

    簡単な近況報告 - My Life Between Silicon Valley and Japan
    sota-k
    sota-k 2008/10/02
    「最近読んだ文章で強い衝撃を受けたのは、新潮9月号に掲載された水村美苗さんの「日本語が滅びるとき」という長篇評論(280枚)でした。これについては11月初旬に本として出版されるとのこと」
  • 日と月と刀(丸山健二) - My Life Between Silicon Valley and Japan

    三か月がかりでやっと今、「日と月と刀」(上・下)を読了しました。 すさまじい小説でした。内容については何も書きません。読後感なんて、いったいいつ書けるようになるだろう。 帰国したら改めて上巻に戻り、またゆっくりゆっくり一頁ずつ読んでいこうと思います。生涯に何度も何度も読み返すことになるに違いない小説と久しぶりに出合えた、ということに、明け方から気持ちが昂揚しています。 日と月と刀 上 作者: 丸山健二出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/04/14メディア: 単行購入: 54人 クリック: 2,714回この商品を含むブログ (30件) を見る日と月と刀 下 作者: 丸山健二出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/04/14メディア: 単行購入: 34人 クリック: 202回この商品を含むブログ (15件) を見る

    日と月と刀(丸山健二) - My Life Between Silicon Valley and Japan
    sota-k
    sota-k 2008/07/28
    是非読みたい
  • 「しないことリスト」で考えてほしいこと - My Life Between Silicon Valley and Japan

    日経ビジネス・アソシエ2月19日号は、「できる人の「しないことリスト」」という特集だ。僕も常々「やめることを決める」大切さを主張しているので、興味を持って読んでみたのだが、非常に面白い発見をしたので、ここでご報告しておこう。 松大(マネックス・ビーンズCEO)と川裕子(早稲田大学教授)の「しないことリスト」を比べることで考えよう。 まず松の「しないことリスト」は、 (1) よく分からない人とはつき合わない。 (2) 苦手な人とは事しない。 (3) 中華料理べない。 (4) 風邪薬を飲まない。 (5) 大切なことを夜に判断しない。 (6) 悩みすぎない。 である。 では川の「しないことリスト」はどうか。 (1) 夜の宴席には出席しない。 (2) ショッピングで迷わない。 (3) 表裏を作らない。 (4) テレビは見ない。 である。 こういう特集を一生懸命読む人は、「しないこと」

    「しないことリスト」で考えてほしいこと - My Life Between Silicon Valley and Japan
    sota-k
    sota-k 2008/02/13
    悩む必要がないように、判断基準を明確にする。
  • ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る - My Life Between Silicon Valley and Japan

    平野啓一郎さんから「読んでみるといい」と薦められて、書の存在を知った。 さっそく取り寄せて読んだ。二年半前に早稲田大学で、二日間にわたって行われた講義録である。いろいろな意味でじつに面白いであった。リアル書店でどのくらい盛り上がっているのか知らないが、アマゾンのランキングをみる限りあまり売れていないようなので、ここで簡単に紹介のみしておく。いまの出版業界では、いいが発売まもなくロングテールのほうに行って埋もれてしまう。ロングテールのほうに行っちゃったいいは、何とか掘り起こしていかなければと思う。 自著についての膨大な量の感想を集中的に読む毎日を送りながら発見したのは、僕自身は、読んだの内容を要約したりしながら長い感想を書く才能と根気に欠けているということだ。 よって感想は「ロールモデル思考法」にちなんだ一言だけにする。 このベネディクト・アンダーソンの「二日間の講義」は、五年か十

    ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る - My Life Between Silicon Valley and Japan
    sota-k
    sota-k 2007/12/23
    「僕自身は、読んだ本の内容を要約したりしながら長い感想を書く才能と根気に欠けている」 このコメントは興味深かった
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 次の10年はどういう時代か(7):

    benkler教授インタビューは、元々は「Power of Us」というBusiness Week誌特集のオンライン・エクストラであったのを思い出したので、元のカバーストーリー「Power of Us」 http://www.businessweek.com/magazine/content/05_25/b3938601.htm も読んでおこう。ここでは「Peer Production」という言葉ではなく「Mass collaboration」という言葉が使われている。Bubble Generationは「Collaboration vs Production」 http://www.bubblegeneration.com/2005/06/collaboration-vs-production-ok.cfm というエントリーを書いていて、Collaborationという言葉ではなくPro

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 次の10年はどういう時代か(7):
  • 次の10年はどういう時代か(6): Peer Production - My Life Between Silicon Valley and Japan

    Business Week誌のエール大学Yochai Benkler教授インタビューが面白い。「The Sharing Economy: Yale law professor Yochai Benkler points to Google and Skype as examples of a new, Info Age market structure, based on peer production」 http://www.businessweek.com/magazine/content/05_25/b3938902.htm である。 As a professor at Yale Law School, Yochai Benkler doesn't seem like a prime candidate to rewrite the field of economics. But i

    次の10年はどういう時代か(6): Peer Production - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • 「頭脳勝負 将棋の世界」(渡辺明著 ちくま新書) - My Life Between Silicon Valley and Japan

    来週火曜日(11月6日)頃から「頭脳勝負」という将棋の渡辺明竜王のが書店に並ぶ。まだ書店に並んでいないについて書くのには理由がある。じつは僕がこのの「帯」にひとことコメントを寄せているからなのである。 ゲラ段階で書を読み、これは当に素晴らしいだと思った。何が素晴らしいか。それは23歳の若き竜王・渡辺明が、将棋ファンに対してこんな気持ちを持っていると知ったからである。 棋士は将棋を指すことによってお金をもらっていますが、これはプロが指す将棋の価値を認めてくれるファンの方がいるからです。スポーツ等と同じで、見てくれる人がいなければ成り立ちません。 ただ、将棋の場合「難しいんでしょ」「専門的な知識がないと見てもわからないんでしょ」とスポーツに比べて、敷居が高いと感じている方が多いように思います。確かに、将棋は難しいゲームです。しかし、それを楽しむのはちっとも難しくないのです。「なんと

    sota-k
    sota-k 2007/11/04
    読みたい
  • 「Super Crunchers」(Ian Ayres著) - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「Super Crunchers: Why Thinking-by-Numbers Is the New Way to Be Smart」というが面白い。 まだ日語訳が出ていないので、検索したところ主だった日語の書評はこの一件くらいかな。 著者のイアンは、ラジオ番組でのレギュラーコメンテーターや雑誌・新聞などでコラムニストとしても活躍中で、2006年には、アメリカン・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・サイエンス(アメリカ科学アカデミー)を受賞。「法律と経済の第一人者」として知られている人物です。 計量経済学を専門とする著者は、こので、近年の膨大な量の経済データは、博識な人でも予測不可能だったことを予測可能にしている、と主張しています。 とある。 「ウェブ進化論」の中で、「ネット世界の三大法則」の第一法則として「神の視点からの世界理解」を挙げ、その定義を「膨大な量のミクロな「動き」を

    「Super Crunchers」(Ian Ayres著) - My Life Between Silicon Valley and Japan
    sota-k
    sota-k 2007/10/05
    この本は面白そう。大量のデータをどう経営に使うかは研究したい。11/30日本語訳。山形浩生による翻訳。
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 2006年はYouTubeの年、2007年はFacebookの年

    ちょうど去年の秋は、YouTubeをGoogleが買収した大ニュースで大騒ぎだったが、2006年をYouTubeの年とすれば、2007年はFacebookの年だったと言えるだろう。 昨日ウォールストリートジャーナルは、マイクロソフトがFacebookへの数億ドル規模での出資交渉を進めていると報じたが、これからおそらくグーグルとの間での提携・出資交渉の戦いが起こるだろう。しかしいずれにせよ、YouTubeのときのようにいきなり買収というのはないだろう。マイクロソフトの出資交渉時に前提とする時価総額はもう既に100億ドル以上だという。GoogleがYouTubeを買収した価格16.5億ドルが安く見えてしまう。 Microsoft in recent weeks approached Facebook with proposals to invest in the startup that co

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 2006年はYouTubeの年、2007年はFacebookの年
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 取り返しはつかない

    深く深く共感する文章と出合った。 新潮9月号に掲載された養老孟司「追悼河合隼雄 取り返しはつかない」である。 河合隼雄さんの訃報を聞いた。病床におられることはわかっていたし、多くの方と何度か河合さんの病気の話はしたから、いまさら驚くことではない。ただなんとなく腹立たしい思いがないではない。なぜ文化庁長官なんか、長いことやらせたのか。 高松塚古墳の絵にカビが生えたという問題があって、河合長官が頭を下げてまわったという話を、風の便りに聞いたような気がする。そんなことがなくても、そもそも他人のストレスを解消するのがお仕事だった。 もったいないなあ。この世間は当にもったいない人の使い方をする。 河合さんのように滅多にない才能をバカな仕事に使いやがって。ついそんな気がしてしまう。 この世間で好きな仕事をしようと思ったら、必要なことはするしかないが、義理は欠くしかないということである。司馬遼太郎は「

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 取り返しはつかない
    sota-k
    sota-k 2007/08/12
    僕が日本を離れてシリコンバレーに移住した理由の一つに「日本に住んでいると、義理を果たすためだけに、自分の大切な時間が無制限に失われていく」と強い危機感を抱いたから、というのがあった。
  • サバイバルのための人体実験を公開すること - My Life Between Silicon Valley and Japan

    ネットイナゴ問題については、はてなブックマーク開発者id:naoyaのダイアリーを基点に皆さんと一緒に考えていくことになります。僕もときどき参加します。 さて、僕が何かを書くと「ポジティブだ」という意見を述べる人がいる。誰が何をどう読みどう思おうと自由だが、そんな低レベルなところで思考停止してもらいたくないなぁと正直には思っている。 「ウェブ進化論」の中で、 大きな環境変化が起きたときに、真っ先に自分が変化しなければ淘汰される というのが「シリコンバレーの掟」だと書いた。また「ウェブ人間論」の中で、自分の生き方について、 「社会変化とは否応もなく巨大であるゆえ、変化は不可避との前提で、個はいかにサバイバルするか」を最優先に考える と書いた。第三者的な立場で世の中を分析してある世界が全体としてこうなっていますよ、こうすべきですよ、ということを書く人は僕以外にもたくさんいるので、そこはもうやる

    サバイバルのための人体実験を公開すること - My Life Between Silicon Valley and Japan
    sota-k
    sota-k 2007/06/16
    梅田望夫の不満と受け取った。いいじゃん、まずはポジティブでオプティミスティックでネットが大好きなおじさんで、と僕は思うけれど。今回は言葉が厳しすぎると思った
  • 思い出の場所を訪ね歩いて思ったこと - My Life Between Silicon Valley and Japan

    1997年5月1日に独立してシリコンバレーで会社(MUSE)を作った。明後日でとうとう10年になる。 いい記念なので、この週末は土曜と日曜に分けて、アメリカにやってきて過ごした思い出の場所を、と二人で訪ね歩くことにした。 初めて一年間アメリカに住んだのは15年前のことで、その頃は会社勤めをしていた。サンフランシスコの住宅街のアパートに住み、毎日「1番線」というバスで通勤していた。昨日は、会社があったダウンタウンに車を置いて、あとは当時と同じようにバスでアパートと会社を往復してみたり、アパート周辺でよく散歩した通りを歩いたり、友人が来ると行っていた中華街の飲茶の店で事をしたりした。街の隅々まで眺めては、変わったもの変わらないものは何かなどを考えながら歩いた。 今日は、12年半前にシリコンバレーに格的に引っ越してきてまず住んだ借家、当時勤めていた会社のオフィスがあったパロアルト・ダウンタ

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  • 佐藤優「国家の罠」 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    久しぶりに「凄い」を読んだ。僕は朝型人間なので寝るのが早いのだが、読み始めたらもうやめられず、読み終えたのは午前三時。おかげで体調は絶不調である。 国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて 作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/03/26メディア: 単行購入: 20人 クリック: 283回この商品を含むブログ (322件) を見る間違いなく名著だ。産経新聞の書評 http://www.sankei.co.jp/news/050411/boo013.htm にも、 五百十二日間もの拘置所生活と東京地検特捜部の取り調べ検事とのやりとりの克明な再現は圧巻である。 と書かれているおり、西村という検事と佐藤優のやり取りの克明な再現が書の最大の山場だ。西村が語る「国策捜査とは何か」のくだり。そしてそれが「時代のけじめ」として必要なものなのであるという思想には圧倒される。 と

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  • 直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。

    ここ一週間、たくさんの日の若い人たちと話した。JTPAツアー、九州大学ツアー、そして昨日のLingrイベント。それでつくづく思ったこと。もう前にも一度言ったことだし、当たり前のことだし、言わなくても伝わっているだろうとふと思っても、しつこく言おうと。なぜなら、僕が考えていることと正反対の言葉を、日の大人たちから皆はシャワーのように浴び続けているし、僕がこうあるべきと思うことと正反対の経験を日々せざるを得ない状況にある、ということがよくわかったから。 二十歳にもなれば、その人のすべてはもう顕れている。その自分の良いところを見つけるには、自分の直感を信じ(つまり自分を信じるということ)、自分が好きだと思える「正のエネルギー」が出る対象を大切にし、その対象を少しずつでも押し広げていく努力を徹底的にするべきだ。そういう行動の中から生まれる他者との出会いから、新しい経験を積んでいけば、自然に社会

    直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。
  • 村山治「特捜検察vs.金融権力」 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    面白くて一気に読んだ。 このを読むと、日という国の「なりたち」が当によくわかる。 何が起ころうが変わらない日の「核」のようなものが、このからは匂い立ってくる。 特捜検察vs.金融権力 作者: 村山治出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2007/01メディア: 単行購入: 4人 クリック: 51回この商品を含むブログ (36件) を見る

    村山治「特捜検察vs.金融権力」 - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • 平野啓一郎「あなたが、いなかった、あなた」 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    平野啓一郎がこの三年間(パリ在住期間も含めて)文芸誌に発表してきた短編を集めた作品。発売と同時に取り寄せて読んだ。「スロー・リーディング」を心がけようと思い、一作ずつゆっくり読んでいたのでちょっと感想が遅くなった。彼のブログにこう書かれているように、 僕は、ここ数年刊行してきた短篇集を、いつも、音楽のアルバムみたいなイメージで捉えていました。冒頭、どういう作品を置いて、次にどう展開して、というのを、最初にアップテンポの曲を持ってきて、次にバラードで、みたいな感じで構成していたと思います。 個々の短編は色々な意味で多様で、僕の好みと必ずしも合致しないものもあったが、全体として、読後に充実感と満足感が残った。 十一編の中で僕が好きだったのは、冒頭の「やがて光源のない澄んだ乱反射の表で……/『TSUNAMI』のための32点の絵のない挿絵」、この短編集の中ではいちばん長い「『フェカンにて』」、そし

    平野啓一郎「あなたが、いなかった、あなた」 - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 平野啓一郎さんの「巧みに生きるか、善く生きるか」を巡って

    平野さんの公式ブログの最新エントリー「巧みに生きるか、善く生きるか、……」(是非全文読んで考えてみてほしい) http://d.hatena.ne.jp/keiichirohirano/20070121 を巡って思ったことをちょっと書いてみる。 『ウェブ人間論』の対談をしていた時にも考えていたことですが、人間は、自分の属している社会のシステムと否応なくつきあいながらどうにかこうにか生きているわけですが、そこで、「巧みに、うまく」生きているだけでは、結局のところ、満たされないんじゃないかという気がします。それは直接には、僕自身を振り返ってみてのことですね。 巧みに生きる、ということについて言えば、梅田さんがいみじくも「サバイヴする」という言葉で表現したように、今の社会は、ノンキに関わって生きていこうとするためには、複雑になりすぎているんだと思います。ITに関してもそうだし、経済にしてもそう。

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 平野啓一郎さんの「巧みに生きるか、善く生きるか」を巡って
    sota-k
    sota-k 2007/01/22
    「ウェブ人間論」 サバイブする、という梅田氏の表現