人気の芋焼酎「森伊蔵」「伊佐美」「村尾」の3銘柄が中国で商標登録され、蔵元の3社が申し立てた異議が認められなかったことが19日わかった。「偽物が出回る心配がある」として、うち2社は再審査を請求した。 蔵元は鹿児島県の森伊蔵酒造(垂水市)と「伊佐美」の甲斐商店(伊佐市)、村尾酒造(薩摩川内市)。 3社への取材によると、福岡県大牟田市の企業が2007年11月、中国の商標局に3銘柄の登録を申請したため、3社は2010年3月、異議を申し立てた。しかし、3銘柄に中国での販売実績がないことや、先に申請したほうが優先される先願主義の原則から異議は不認定となり、今年2月までに3社に伝えられた。森伊蔵酒造と甲斐商店は再審査を請求した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、購読手続きが必要です。購読申し込みログインする今なら最大2カ月無料!サービスのご紹介はこちら