ホテルで群を抜く客室稼働率約90%を実現、その秘密は快適な眠りを追求した徹底ぶりにあり! スーパーホテル会長 山本 梁介氏 ビジネスホテルを運営するスーパーホテル(大阪市西区)の山本梁介会長は、1989年にシングル向けマンション管理業からホテル経営へ参入。特許を取った独自の自動チェックイン・チェックアウトシステムや無線LANのテンキー・システムなど、IT(情報技術)を駆使した新しいホテル運営モデルを打ち出した。「ぐっすり眠れる、低価格ホテル」をコンセプトに全国展開した「スーパーホテル」は、客室稼働率約90%、リピーター率70%以上という、業界屈指の高稼働率/リピーター率を誇る。どのようにして「100年に一度」という不況下で高稼働率を維持しているのか、ビジネスパーソンの出張を激減させた新型インフルエンザの影響について、山本会長に直撃した。 (聞き手は多田 和市=コンピュータ・ネットワーク局