プレイステーションのネットワークへの不正アクセスで個人情報が流出した可能性がある問題で会見するソニーの平井一夫副社長(中央)ら=東京都港区で2011年5月1日午後2時8分、木葉健二撮影 個人情報流出問題で初めて会見したソニーは1日、停止しているゲームなどへのインターネット配信サービスを5月中に全面再開する方針を明らかにした。だが、ソニーの対応を巡っては「情報開示が遅い」などと批判が高まっているほか、流出規模の特定もできておらず、システムの安全性に対する利用者の不信も根強い。ソフト配信事業を成長戦略と位置づけるソニーに厳しい局面が続きそうだ。【弘田恭子、乾達】 【ソニーの会見詳報】プレステ情報流出:最大7700万人分 ソニーが明らかに 「膨大なデータを解析する作業に時間がかかった。お客様になるべく確度の高い情報をお伝えしたいと思った結果だ」。会見したソニーの平井一夫副社長は、問題発覚から