医学教育画像、動画で知られる(私は知らなんだが)アーガシー出版が提供する人体解剖ウェブサービス、"Visible Body"。 皮膚、筋層、骨格、循環器、消化器、泌尿器、生殖器官、内分泌器官、神経系それぞれについて、同一人体モデルのレイヤーとして表示ができる。視点の移動ツールはグーグルマップとほぼ同じ。 半透明化、透明化も指示通りなので、相互位置確認も容易。解剖学の教科書というのは、系統別に章立てされていて、それぞれの関係性がもう一つ判りにくいんだが、こいつは判りやすい。 難点は器官とその部分名称が大雑把にしか表示されない事で、要は言語化体系を覚え込む事が本質である職業的解剖学学習には、充分とは言えない点。 今のところ、IE7上でしか機能しないが、ベータ版なのでまあしょうがないか。全階層を表示させるとかなり重くなるので、高速CPUとたっぷりメモリが不可欠のようであります。