タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

書評と本に関するsphynxのブックマーク (2)

  • 幻の写本に隠された、とてつもない数学「解読!アルキメデス写本」

    古文書解読の緊張感とアルキメデスの解法のカタルシスを味わう一冊。 ボロボロの祈祷書に、アルキメデスの「C写」が隠されていた、という話。最新の画像解析技術により、幻の写の全貌が現れる。 この写、かなり数奇な運命をたどっている。970年ごろ羊皮紙に書かれ、1229年ごろリサイクルとして消され上書きされ、さらに削られた上に絵が描かれている。保存状態は劣悪でカビまみれ。言及されてないものの、「におい」も相当だろうね。 これを解読するんだ。X線画像化技術、古文書学、文献学、数学などの知識を総動員したチームが組まれる。あらゆるコネとツテをたどって、粒子加速器シンクロトロンを使ったスキャニングまで成し遂げている。 そのプロジェクト進捗が笑ってしまうほどリアルなんだ。つまり、カネと時間をいまくりで遅々として壁にぶつかって急展開で、不謹慎だが面白すぎる。また、プロジェクトマネジメントの真髄(専門家

    幻の写本に隠された、とてつもない数学「解読!アルキメデス写本」
  • 日経春秋 春秋(7/24) - finalventの日記

    茂太夫人美智子さんの回想を目にしたとき、これは茂吉流の気遣いかとふと思った。ひとの残したものをべることで家族に迎え入れたのかと。しかし、茂吉のうなぎ好きは天下に有名である。ただもう、目の端に入るかば焼きが気になってしょうがない、べたくてたまらないというのが、真相に違いなかろう。 読むのは難儀かもしれないけど、傑作だよ。 楡家の人びと (上巻) (新潮文庫): 北 杜夫 楡家の人びと (下巻) (新潮文庫): 北 杜夫 ここからしか見えない日近代史というものがあるよ。

  • 1