こんにちは、かとじゅんです。 『Chatwork Product Day 2022』に関連してブログを書こうということで、Akkaのプラグインの改善などをテーマに記事を書こうと思ったのですが、Akkaのライセンス変更が界隈ではちょっとしたニュースになりました。「Chatworkさんはどうするの?」とよく聞かれるので、Chatwork社での今後の方針について簡単にまとめてみたいと思います。 Akkaのライセンス変更 www.lightbend.com Akka 2.7 から Apache License Version 2.0 から Business Source License (BSL) v1.1 に変わりました。BSLはMariaDBでも採用されているライセンスです。 The new license for Akka is the Business Source License (BS
はじめまして。テクノロジー&エンジニアリングセンター Lernaチームの根来です。 本エントリではAmazon Elastic Container Service(以降、ECS)上でAkka Clusterを稼働させるために検討した方式を公開します。ECSの起動タイプはAWS Fargate(以降、Fargate)を想定します。以降、単にECSと表記された部分では起動タイプにFargateを使う前提であると解釈してください。 本エントリを読むと次のことがわかります。 Akka Clusterを用いたアプリケーションをECS上にデプロイする方法 そのアプリケーションをゼロダウンタイムでアップデートする方法 想定読者 Akka Clusterをローカル環境などで起動したことはあるが、ECS環境では起動したことがない方 Akka Clusterが相互通信しながら処理することや、起動時にシードノー
Lightbend社のオンライントレーニング「Lightbend Academy」の紹介と、受講したリアクティブアーキテクチャの理論についてのコースで学んだことをご紹介します。
peing.net メッセージングシステムのお題のようです。面白そうなのでちょっと考えてみよう。 問題提起 集約候補が以下の3つ。 ユーザー 企業 スレッド メッセージ スレッド集約はメッセージを複数保持するようです。 1000件のメッセージを保持するスレッド集約を更新した際、1000件のアップデートが行われる スレッド集約内部で更新された属性を把握していない場合は、リポジトリでは全メッセージ分の更新となる。これを避けるための仕組みはどう実装するのか? ということが指摘されている。まぁわかります。これはCQRS/ESなら解決できるよと言ってみる 問題の分析 で、僕ならどう考えて実装に落とすかつらつらまとめてみよう。CQRS/ES前提です。Akkaの成分は少なめでScalaの擬似コードで解説します。コードはコンパイルしてないので…おかしなところあるかも。 問題はスレッド集約がメッセージの集合
システムの非機能要件は以前より高い要求を求められる傾向にあります。 たとえば、 – より多くのコアを使うには? – より短い応答時間にするには? – 限りなく0時間に近いダウンタイムにするには? – ペタ規模のデータを扱うには? などと考える機会が増えたと思います。 このような背景で登場したコンセプトが、”レスポンスが速い・障害に強い・負荷に応じてスケールする” 特徴を持つリアクティブシステム(リアクティブプログラミングのことではありません)です。最近注目されているので、言葉だけは耳にしたことがあるのではないでしょうか。クラウドやビッグデータ基盤の進化に合わせてアプリケーション設計の考え方も転換する時期だから注目されているのかもしれません。しかしながら、リアクティブシステムは登場してまだ間もないので、今後に備えてその鼓動を感じてもらえるセッションにしたいと思います。 そして、このリアクティ
Akka Actorでは、system.eventStream.publishとsystem.eventStream.subscribeを使うことで、簡単にPublish-Subscriber Modelでメッセージの送受信ができるようになります。お手軽です。 package playground.actor.example8 import akka.actor._ class Publisher extends Actor with ActorLogging { override def receive: Receive = { case Publish(message) => log.info("Publish: {}", message) // Publishする context.system.eventStream.publish(message) case any @ _ =>
Visual Studio Users Community Japan #1 で発表した資料になります。 https://vsuc.connpass.com/event/143114/
リアクティブなSSPの原点は車載ネットワーク?サイバーエージェントのエンジニアが開発したAkkaベースのリアクティブアプリケーションの要点とは? Akkaで構築されたCA ProFit-X ECサイトに代表されるように、短時間に膨大なトラフィックが集中するシステムを構築する際に高可用性を達成するために様々なイノベーションが実現されているが、その中でかなり有望とみなされているシステムが「リアクティブシステム」であると言っていいだろう。大量のリクエストを捌くためにロジックの並列化に加えて、非同期で動作すること、エラスティックで障害時にも耐えうるシステムとその特徴を表現しても良い。リアクティブシステムに関するより詳しい情報はThinkITでの連載記事を参照していただきたい。 メニーコア時代のパラダイム リアクティブシステムを知ろう 今回、リアクティブシステムの代表的なフレームワークとして知られる
ブログのコピペです。 Akka-HTTP Akka-HTTPはAkka-ActorとAkka-StreamsをベースとしたAkkaのHTTP moduleです。 異なるレベルでのAPIを提供してくれているので高レベルから低レベルなところまでカスタムすることができて良いです。 あとはSprayの開発チームがLightbend(旧Typesafe)にそのまま移行して開発している(?)ので割とSprayのAPI、DSLに似ている部分が多かったりしてSpray使ったことがある人は移行しやすいと思います。パフォーマンスは最近はSprayに迫るところまで来ていて実用に足るところまで来ているのでは無いでしょうか。 Akka-HTTPは幾つかのmoduleから成り立っていてそれぞれを軽く説明すると以下の感じになります。 akka-http-core: ほとんどが低レベルで構成されていてhttp serve
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