ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (187)

  • ディープラーニングでノイズ成分を除去、CT画像を低線量で高品質に

    キヤノンメディカルシステムズは、AIを用いたCT再構成技術AiCE」を、高精細CTスキャナー「Aquilion Precision」に搭載し、日で先行販売する。最大限の分解能で大幅にノイズを低減するため、より低線量で高品質な画像が提供できる。 キヤノンメディカルシステムズは2018年4月10日、高精細CTスキャナー「Aquilion Precision」に、AI人工知能)を用いて設計したCT再構成技術AiCE(エース:Advanced Intelligent Clear-IQ Engine)」を搭載したと発表した。同CTスキャナーを、同月14日から日で先行販売する。 同社がAquilion Precisionに搭載したAiCEは、ディープラーニングを用いて設計したノイズ成分とシグナル成分を識別する処理により、空間分解能を維持したままノイズを選択的に除去できる再構成技術だ。ディープ

    ディープラーニングでノイズ成分を除去、CT画像を低線量で高品質に
    stang499
    stang499 2018/05/05
  • インフルエンザウイルスが子孫に遺伝情報を伝える仕組みを解明

    東京大学は、インフルエンザウイルスが子孫ウイルスに遺伝情報を伝える仕組みを明らかにした。ウイルス内の8のRNAを「1+7」に集合させる過程が重要であることが分かった。 東京大学は2018年1月5日、同大学医科学研究所 教授の河岡義裕氏が京都大学と共同で、インフルエンザウイルスが子孫ウイルスに遺伝情報(ゲノム)を伝える仕組みを明らかにしたと発表した。インフルエンザウイルスが増殖するメカニズムの理解に貢献する取り組みで、今後はウイルスRNAの集合を阻害する新規抗インフルエンザ薬の開発につながることが期待される。 インフルエンザウイルスは8のRNAをゲノムとして持っている。研究グループは次世代シークエンス解析と電子顕微鏡解析によって、子孫インフルエンザウイルス粒子の中のRNAの解析を行った。そこで、中心の1のRNAを7のRNAが取り囲む「1+7」という特徴的な配置をとった8のRNAを

    インフルエンザウイルスが子孫に遺伝情報を伝える仕組みを解明
    stang499
    stang499 2018/02/03
  • 正しい戦略を描けるマネージャーは部下のスキルを嘆かない

    第1回では新任・若手マネージャーの皆さんに向け、課長などの“初めての管理職”として任されるような役職こそが最も高レベルな課題解決のミッションを持ちうること、だからこそ勇気と自信を持ち、「論理的思考力」と「人間力」とともにチームのゴールに向けて進んでいってほしい、というメッセージをお届けしました。 第2~3回では“マネージャーの仕事”と、“マネージャーが陥りがちな罠(わな)”についてお話ししたいと思います。 マネージャーの仕事は“部下の育成”と妄信していませんか? マネージャーの仕事って何だと思いますか? 私は、大きく分けて3つあると考えています。 (1)目標達成のためのアクション策定 (2)後進の育成 (3)組織の雰囲気作り どれも当たり前だと思う方が多いかもしれません。しかし、意外とできていないのが実情です。分かっているのにできていないというよりは、捉え方に誤解がある、と言った方が正しい

    正しい戦略を描けるマネージャーは部下のスキルを嘆かない
    stang499
    stang499 2018/01/28
  • 体に触れながら話しかけると、乳児の脳活動が活発に

    京都大学は、他者から触れられる経験が、乳児の脳活動に影響を与えることを明らかにした。体に触れられながら話しかけられる経験が、学習や予期に関わる乳児の脳活動を促進する可能性を示した。 京都大学は2017年12月27日、同大学教育学研究科 教授の明和政子氏らの研究グループが、他者から触れられる経験が乳児の脳活動に影響を与えることを明らかにしたと発表した。乳児が体に触れられながら単語を聞いた際、高い脳波活動が見られた。 研究グループでは、大人と乳児が遊ぶ場面での「身体接触(触覚)」と「音声(聴覚)」に着目。大人との身体接触を「介した」あるいは「介さない」場合の生後7カ月児の脳活動を計測した。 調査では、乳児と大人が「くすぐり」で遊んだ際、乳児が2つの条件下で単語を聞く経験をした。1つが他者に体を触れられながら単語を聞く経験(触覚-聴覚経験条件)で、もう1つが他者から体に触れられることなく別の単語

    体に触れながら話しかけると、乳児の脳活動が活発に
    stang499
    stang499 2018/01/28
  • エンジンやボディー、シャシーはどう進化する? マツダSKYACTIV第2世代

    エンジンの置かれている状況は、このところ急速に変わりつつある。その要因は、欧州や中国、インドなどでエンジン車を販売禁止にするという施策だ。大気汚染の原因としてクルマの排気ガスが挙げられる以上、施策もやむなしと考える自動車メーカーもあるが、エンジンのもつ可能性を追求する企業もある。その代表的存在がマツダだ。 まだ実現は相当先と思われていた夢の燃焼技術「HCCI(予混合圧縮着火)」。ガソリンエンジンで火花点火を利用することによって、スーパーリーンバーン(希薄燃焼)を可能にする圧縮着火を具現化したのが、火花点火制御式圧縮着火エンジン(SPCCI、SPark Controlled Compression Ignition)の「SKYACTIV-X(以下スカイアクティブ-X)」だ。すでにその概要は2017年8月の発表で明らかになっているが、今回詳細な技術情報も明らかになった。 まずは、HCCIはリー

    エンジンやボディー、シャシーはどう進化する? マツダSKYACTIV第2世代
    stang499
    stang499 2018/01/28
  • 製造業をカイゼンできるのはIoTだけじゃない、“からくり”がもたらす安全と効率

    製造業をカイゼンできるのはIoTだけじゃない、“からくり”がもたらす安全と効率:メイドインジャパンの現場力(7)(1/4 ページ) ロボットを導入するのは難しいが、手作業では効率化や安全性に課題がある……生産ラインのそんな困りごとを解決するのが「からくり」だ。動力に頼らず、ワークの自重やシンプルな動きを利用することで、安全に効率を高められる。知恵と発想がつまったからくりの数々を紹介する。 「からくり改善くふう展2016」(2016年9月29~30日、パシフィコ横浜。以下からくり展)を見に行ってきた。きっかけは以前取材したある工場だ。工場内の「からくり」に感心していると、からくりを集めた展示会が開催されることを教えてくれた。 ただ、会場が毎年転々としていることもあってなかなか見に行ける機会がなかった(愛知県名古屋市と首都圏で隔年開催。2017年は名古屋で実施予定)。今回は横浜ということで、筆

    製造業をカイゼンできるのはIoTだけじゃない、“からくり”がもたらす安全と効率
    stang499
    stang499 2018/01/05
  • ダイハツ「ミライース」、37.0km/lを超えられる新型エンジンをなぜ諦めた?

    ダイハツ「ミライース」、37.0km/lを超えられる新型エンジンをなぜ諦めた?:ミライース 開発者インタビュー(1/4 ページ) 先頃フルモデルチェンジされたダイハツ工業の軽自動車「ミライース」。開発陣に量産までのいきさつを聞くことができた。驚異の軽量化と安全装備の充実を両立しながら、価格を抑える工夫はどのようにして生まれたのか。そこにはミライースを利用するユーザーへの思いにあふれていた。

    ダイハツ「ミライース」、37.0km/lを超えられる新型エンジンをなぜ諦めた?
    stang499
    stang499 2017/09/04
  • マルヤナギが“シンの”トヨタ生産方式で維持する高い品質と鮮度管理のヒミツ

    トヨタ生産方式の達人・鈴村尚久氏による連載コラム「鈴村道場」。前回に引き続き、“シンの”トヨタ生産方式の実践事例を紹介する。創業から66年の歴史を重ねる、マルヤナギ小倉屋では、約10年間で定着させた“シンの”トヨタ生産方式により、高い品質と鮮度管理を維持しているという。 前回は日一の生協であるコープさっぽろの高い品質と鮮度管理を品製造業の事例として紹介しました。今回は、より消費期限が長く、一定期間保存がきく品を製造する一般品製造業における“シンの”トヨタ生産方式の実践事例として、マルヤナギ小倉屋の取り組みを紹介します。 1.導入の背景 マルヤナギ小倉屋(以下、マルヤナギ)は、兵庫県神戸市を中心に全国へ、昆布佃煮・各種昆布製品・煮豆・蒸し豆・蒸し雑穀などを製造販売する老舗品製造業です。江戸時代に淡路島のびんつけ油商から独立して昆布屋をはじめた小倉屋グループから1951年にのれん分け

    マルヤナギが“シンの”トヨタ生産方式で維持する高い品質と鮮度管理のヒミツ
    stang499
    stang499 2017/08/26
  • マツダのSKYACTIVに第3の内燃機関、ガソリンエンジンの圧縮着火をどう実現したか

    マツダのSKYACTIVに第3の内燃機関、ガソリンエンジンの圧縮着火をどう実現したか:エコカー技術(1/2 ページ) マツダは、2030年までの技術開発ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」を発表した。企業平均CO2排出量を2030年までに2010年比50%削減を目指す。目標達成のカギを握るのは内燃機関の理想を追求することだという。 マツダは2017年8月9日、東京都内で会見を開き、2030年までの技術開発ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」を発表した。企業平均CO2排出量を2030年までに2010年比50%削減を目指す。 内燃機関を搭載する自動車は、ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)を含めて2035年ごろも大多数を占めると見込み、内燃機関の理想を徹底的に追求する。HEVやPHEVは、理想的な内燃機関に効率のよい電動

    マツダのSKYACTIVに第3の内燃機関、ガソリンエンジンの圧縮着火をどう実現したか
    stang499
    stang499 2017/08/24
  • 味の素が自動化を進めた包装工場稼働、ロボット採用で生産性1.7倍に

    味の素とその子会社である味の素パッケージングは2017年8月7日、味の素パッケージング関東工場(神奈川県川崎市)の老朽化に伴い、2016年に着工した新工場(関東包装工場)の稼働を開始した。 味の素パッケージングは国内に3工場を保有する味の素グループの包装機能会社で、関東工場は同社最大の拠点となる。ただ、工場内の包装場は6カ所に分散され、かつラインが多岐にわたり手作業も多いことから生産効率が低かった。今後、生産年齢人口減少に伴う労働力確保も課題となっていた。 新工場は、販売品種や包装仕様の見直しなどによりライン数を大幅に削減し、1カ所に集約。さらに産業用ロボットなどの活用による自動化を推進し、従来に比べ生産性を1人当たり約1.7倍に高める。具体的には包装工程において、仕様の異なる2ラインの対応を1台で行う多機能型ロボットを導入し、省投資、省スペースでの自動化を実現した。加えて、最終包装製品を

    味の素が自動化を進めた包装工場稼働、ロボット採用で生産性1.7倍に
    stang499
    stang499 2017/08/24
  • 「開発期間3分の1」「年産100万足」、アディダスが選んだ3Dプリンタとは

    2017年秋から、アディダスはユニークなソールを持った高性能ランニングシューズ「Futurecraft 4D」を発売する。17年間蓄積したランニングに関するデータを基に開発した、動作やクッション性、安定性や快適性などアスリートの要求を満たす複雑なメッシュ構造のソールを採用した。 従来は新製品の開発に18カ月かかっていたが、Futurecraft 4Dは開発を6カ月で終えた。さらに、デザインの改良も従来以上に実施した。 開発期間の短縮と、複雑なメッシュ構造のソールの造形を実現したのは3Dプリンタだった。金型の製作が不要で、テストや実証を繰り返しやすいことが貢献した。アディダスはソールの量産にも3Dプリンタを利用する。既に1万足の量産に向けて3Dプリンタが稼働しており、2018年には10万足以上、2019年にはさらに生産スピードを上げて100万足以上を3Dプリンタで量産する計画だ。 アディダス

    「開発期間3分の1」「年産100万足」、アディダスが選んだ3Dプリンタとは
    stang499
    stang499 2017/08/24
  • コンカレントエンジニアリングは“逃げ”なのかい?

    機械メーカーで3D CAD運用や公差設計/解析を推進する筆者から見た製造業やメカ設計の現場とは。今回は、とにかく時間に追われる設計現場だからこそ必要なコンカレントエンジニアリングと、TPD(Total Product Design)について考えてみました。 前回は、プロジェクトを取り巻く人物像について、話しました。 俗にいう“抵抗勢力”と呼ぶほどまでの人が社内にいるかは別にしても、“理解を得られない人”がいることは確かだと私は感じています。養老孟司氏の著書「バカの壁」では「話せば分かるは大嘘(うそ)」から始まり、人にはこれ以上理解し合えない絶対的な壁があることを語っていました。伝えようとしている情報が、その人の理解度を超えた時、人によっては理解しようとはせず、その理解を拒絶して、攻撃に転じる人もいます。その多くが、「現場を理解していない人」「うわべだけの情報に流される人」なのだと私は思いま

    コンカレントエンジニアリングは“逃げ”なのかい?
    stang499
    stang499 2017/07/12
  • ランボルギーニの「ニュル最速」を支えるCFRP、軽量化だけでなく空力改善にも貢献

    ランボルギーニの「ニュル最速」を支えるCFRP、軽量化だけでなく空力改善にも貢献:材料技術(1/2 ページ) ランボルギーニ・ジャパンは、スーパースポーツカー「ウラカン ペルフォルマンテ」を日初公開した。ニュルブルクリンク(北コース)で史上最速のラップタイムを記録している。ポルシェ「918スパイダー」の記録を超える6分52秒01をマーク。その高性能を支える先進技術の1つがCFRP(炭素繊維強化プラスチック)だ。

    ランボルギーニの「ニュル最速」を支えるCFRP、軽量化だけでなく空力改善にも貢献
    stang499
    stang499 2017/06/14
  • IoTは町工場でも成果が出せる、市販品を次々に活用する旭鉄工の事例

    IoTは町工場でも成果が出せる、市販品を次々に活用する旭鉄工の事例:製造業IoT(1/2 ページ) 調査会社のガートナージャパンが開催した「ガートナー・ITインフラストラクチャ&データセンターサミット2017」の基調講演では、自動車部品製造の旭鉄工が登壇。「町工場でも成果の出せるIoT!~昭和の機械も接続~」をテーマに、初期投資が低く町工場でも簡単に使えるIoTシステム構築への取り組みについて紹介した。 調査会社のガートナージャパンは2017年4月26~28日、「ガートナー・ITインフラストラクチャ&データセンターサミット2017」を開催。同イベントの基調講演では、自動車部品製造の旭鉄工 社長の木村哲也氏らが登壇し、「町工場でも成果の出せるIoT!~昭和の機械も接続~」をテーマに、初期投資が低く町工場でも簡単に使えるIoTシステム構築への取り組みについて紹介した。 IoTのノウハウを外部へ

    IoTは町工場でも成果が出せる、市販品を次々に活用する旭鉄工の事例
    stang499
    stang499 2017/06/04
  • タダでソフト開発の生産性と品質を上げる方法(3):意外に使えるフリーツール「PictMaster」を使いこなす

    ソフトウェアの開発では、プログラミングが天国ならデバッグは地獄。デバッグさえなければ、プログラム開発ほど面白い仕事はありません。「試験のない学生生活」のようなものですね。 ソフトウェアは、膨大な入出力の組み合わせで成り立っており、入出力の組み合わせを適当にテストしても、バグは検出できません。何もやらずに出荷するのは、エンジニアの恥というより、「不正電磁物作成罪」を新しく法制化して告訴したくなります(有罪時の量刑は、「3年以上、または、一生涯、他人のプログラムをデバッグする刑に処す」です)。組み合わせテストが面倒なのは、テスト項目が爆発的に増加することと、作成したテスト項目の取捨選択が難しいことが原因でしょう。テスト項目数を少なくする代表的な技法に、「直交表」と「オールペア法」があります。これを使うと、少ないテスト項目で網羅的なテストができます(ただし、テスト項目を間引いているため、当たり前

    タダでソフト開発の生産性と品質を上げる方法(3):意外に使えるフリーツール「PictMaster」を使いこなす
    stang499
    stang499 2017/03/26
  • メッシュ作成が不要の国産エンジン解析ツール、熱効率50%を目指す

    自動車技術会によるJSAEシンポジウム「モータースポーツ技術文化―進化し続ける開発手法の最前線―」が2017年3月1日に開催された。その中で宇宙航空研究開発機構(JAXA)の溝渕泰寛氏が登壇し、エンジン筒内解析ソフトウェア「HINOCA」の概要や開発状況などを報告した。 HINOCAは、2014年度にスタートした政府主導のプロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」のテーマの1つである「革新的燃焼技術」において開発中のソフトウェアである。SIPは省庁の垣根を越えて最先端の基礎研究を支援するもので、現在は革新的燃焼技術を含む11のテーマにおいて研究が行われている。テーマでは、現在40%程度となっている乗用車用内燃機関の最大熱効率を50%に引き上げるという具体的な数値目標を掲げている。併せて、内燃機関の二酸化炭素排出量を、2011年に対して30%削減するという目標も設定して

    メッシュ作成が不要の国産エンジン解析ツール、熱効率50%を目指す
    stang499
    stang499 2017/03/23
  • ロードノイズが10dB減少、タイヤのホイールに樹脂部品を足すだけ

    ホンダが開発したホイールでロードノイズを低減する技術「タイヤ気柱共鳴音低減デバイス」が「第14回新機械振興賞」の「機械振興協会会長賞」を受賞した。高級車種から搭載がスタートした技術を、普及価格帯までコスト低減を図った点が評価された。 ホンダは2017年2月21日、ホイールでロードノイズを低減する技術「タイヤ気柱共鳴音低減デバイス」が「第14回新機械振興賞」の「機械振興協会会長賞」を受賞したと発表した。新機械振興賞は、機械振興協会によって機械工業の優秀な研究開発とその担当者に贈られる。 タイヤ気柱共鳴音低減デバイスは2010年に開発した樹脂部品で、共振を打ち消して消音する。2011年モデルの「レジェンド(米国名アキュラRL)」で初めて採用した。高級車種から搭載がスタートした技術を、普及価格帯までコスト低減を図った点が授賞の理由となった。採用車種はレジェンド、6人乗りワゴン車「ジェイド」、燃料

    ロードノイズが10dB減少、タイヤのホイールに樹脂部品を足すだけ
    stang499
    stang499 2017/02/25
  • クルマのデザインだけではない、マツダのデザイナーの役割とは

    2017年1月20日に、SCSKが秋葉原UDX GALLERYで開催した「第十三回 SCSK Designers Forum」。「モノづくりの一線で活躍する方々の基調講演とイノベーションをもたらすVR体験イベント」をテーマとして、製造業の技術者に向けたさまざまな講演や、デザインレビューのコラボレーションなどで注目を集めるVR(仮想現実)技術の体験会などが行われた。 イベント冒頭の基調講演に登壇したのは、インダストリアルデザインソフトウェア「Autodesk Alias」や、3Dビジュアライゼーションソフトウェア「Autodesk VRED」などのユーザーであるマツダのデザイン部で、デザインモデリングスタジオ デジタルデザイングループ マネージャーを務める辻和洋氏だ。「マツダデザインのアプローチ」をタイトルに、高い評価を得ている「魂動(こどう)デザイン」をはじめとするマツダのデザインアプロ

    クルマのデザインだけではない、マツダのデザイナーの役割とは
    stang499
    stang499 2017/02/21
  • CFRPは「扱いが難しいナマモノ」、量販モデルでの採用はトヨタも苦戦

    トヨタ自動車は、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)をプラグインハイブリッド車「プリウスPHV」の新モデルに採用した。採用部位はバックドアの骨格で、「量産モデルでのCFRPの採用は初」(トヨタ自動車)としている。CFRP自体はレクサスブランド、スポーツコンバージョンモデルの「GRMN」や「G's」、燃料電池車「ミライ」で採用実績があるが、プリウスPHVと比べると生産台数は桁違いに少ない。 新型プリウスPHVの月間販売目標台数は2500台で、ミニバン「エスティマ」(月間販売目標台数2200台)と同規模だ。他社の例では富士重工業「インプレッサ」が月間販売目標台数を2500台に設定している。 新型プリウスPHVの生産では「大量生産でもCFRP部品の品質を確保するノウハウが蓄積できた。複雑な形状のバックドアの骨格に対応できたので、他の部位でCFRPを採用しても量産に対応できるだろう」(トヨタ自動車

    CFRPは「扱いが難しいナマモノ」、量販モデルでの採用はトヨタも苦戦
    stang499
    stang499 2017/02/21
  • “シンの”トヨタ生産方式とは? 実践事例から学ぶ経営改善の決め手

    トヨタ生産方式」に対して、「生産業務の現場改善のための手法である」とか「トヨタの独特な企業文化のみで成り立つ手法である」とかといった誤解があると感じております。 私は、トヨタ生産方式に基づいてさまざまな業種で経営改善を行ってきました。そこで今回は、トヨタ生産方式による経営改善の質について、実践事例を基に説明していきます。 1.“シンの”トヨタ生産方式導入の効果について 何はともあれ、私の指導した顧客企業(クライアント)が得られた効果についてまず説明をします。 経営効果(定量効果) 欠品がほとんどなくなる→在庫が劇的に少なくなりキャッシュフローが良くなり、不良資産がなくなる 同じ人員で倍の需要にも柔軟に対応できるようになる。特に多品種少量品の生産リードタイムが各段に短くなり、即納が可能になる レスポンスが向上することにより製品の質も劇的に向上する。特に生鮮料品スーパーや飲チェーンでは

    “シンの”トヨタ生産方式とは? 実践事例から学ぶ経営改善の決め手
    stang499
    stang499 2017/01/27