リアルコムは9月12日、エンタープライズコンテンツマネジメント市場に参入すると発表した。エンタープライズコンテンツマネジメントとは、企業内に蓄積する多種多様かつ有形無形の情報・知識をコンピュータで管理する仕組みを指す。 1990年代にはLotus Notesのようなグループウェアと呼ばれるツールが、企業内の情報を整理・統合する名目で数多く導入された。しかし、技術の進歩によって企業内の情報システムは複雑化、高度化し、同時に、格納されている情報量は爆発的に増加、種類は増え、形式はバラバラとなり、情報を効率的に管理、運用するという所期の目的が果たせなくなったとされている。 リアルコムでは、このような状況に顧客のニーズがあると判断し、同市場をエンタープライズコンテンツマネジメント市場と規定、2010年には同市場における世界レベルのマーケットリーダーとなる目標を掲げた。 同市場に対し、リアルコムは、