日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は7月2日、企業向けマッシュアップ製品「IBM Mashup Center V1.0」、およびポータル構築ソフトウェア「IBM WebSphere Portal 6.1」の日本語対応版を同日より出荷開始したと発表した。 ソフトウェア事業部 ロータス事業部長の澤田千尋氏は、今回発表した2製品の位置付けについて、「両製品とも、当社のSOA戦略の一環として企業のフロントエンド統合を推進するものだが、その中で、ユーザー主導の柔軟なシチュエーショナル開発ニーズに対応するのがマッシュアップ製品、従来型のIT部門主導による開発に対応するのがポータル製品と位置付けている。特に、マッシュアップはビジネス用途での活用が急速に進んでおり、今回の新製品によって、企業向けに新たなマッシュアップ環境を提案し、市場開拓を進めていく」と説明している。 IBM Mashup Cen