"web2"のCNAMEで"web1"が指定され、"web1"のCNAMEで"www"が指定されるよな、CNAMEが連鎖する設定を「多段CNAME」とこの記事では呼ぶ。2 そして、多段CNAMEの短所を補うAWS Route53のエイリアスレコード(Aliasレコード)について最後に紹介する。 結論 多段CNAMEの設定は可能 ただし、パフォーマンスに問題があるため避けたほうがよい。使う場合も多段の階層を深くしない AWSでは、エイリアスレコード(Aliasレコード)を使える場合は使ったほうがよい 多段CNAMEは可能か 直感的に多段CNAMEは問題を起こしそうな気がしなくもないが、実際のところどうなのか。 DNSの基本的な仕様はRFCは1034と1035にまとめられているが3、いずれも多段CNAMEを禁止する記述は見当たらなかった。 下記の『CNAMEとパフォーマンス』でも軽く触れたが、
