Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは6月30日、傘下のオープンソースプロジェクトAutomotive Grade Linux(AGL)が車載システム向けLinuxソフトウェアスタックを公開したことを発表した。自動車メーカーなどはこれを利用して、共通の基盤をベースにカスタマイズしたユーザー体験を構築できるという。 Automotive Grade Linux(AGL)は、インターネットに接続した車載システム向けの共通基盤を開発するプロジェクト。Linuxをベースに車載システムに必要な技術を取り込んだソフトウェアスタックをオープンソースとして公開するもので、参加企業はこれを利用してシステムを構築できる。同プロジェクトにはトヨタ自動車、日産自動車、Jaguar Land Rover、Hyundaiなどの自動車メーカーをはじめ、ルネサス エレクトロニクス、富士通、NEC
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