VRで痛みや不安緩和、米企業が2,900万ドル調達 医療向けVRを手掛ける米国のスタートアップAppliedVRは、シリーズAラウンドで2,900万ドル(約31億円)を調達しました。認知行動療法に基づく痛みのコントロール技術で、FDA認証(米国市場で医療機器を販売する際の認証)取得を目指します。 慢性疼痛の治療でFDAより指定 AppliedVRは2015年設立。患者の痛みや不安を低減するためのVRコンテンツを開発しています。同社のソリューションの1つEaseVRxは、FDA(米国食品医薬品局)より画期的医療機器/デバイス指定(Breakthrough Device Designation)を受けました。用途は治療抵抗性線維筋痛及び腰の慢性難治疼痛の緩和で、従来は鎮痛薬のオピオイドを用いて対処されてきたものです。これを、VR体験を通じた痛みの緩和で代替するのがEaseVRxです。 2021
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