(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は2日夜、国際宇宙ステーション(ISS)とスペースシャトル「ディスカバリー」に、大きさ数メートルの宇宙ごみ(スペース・デブリ)が接近しつつあり、注視していると発表した。 「ディスカバリー」は8月29日未明に打ち上げられ、31日にISSにドッキングしている。 NASAによると、宇宙ごみは2006年に打ち上げられた、欧州のアリアン・ロケットからの破片で、数メートルの大きさがあり、衝突すればISSとシャトルに大きな被害を与える可能性がある。 宇宙ごみは4日午前にも、ISSとシャトルの3キロ以内に接近する。宇宙ごみの動きを見て、場合によっては避けるためにISSとシャトルを移動させる。 【関連記事】 ・ シャトル「ディスカバリー」打ち上げ成功、NASA ・ シャトル「ディスカバリー」打ち上げ、再々延期 NASA ・ メキシコ移民の息子、宇宙へ カルデ