辛いことや困ったことがあった時、「もしかして今不幸なのは自分だけでは……」などと、そんなことあるはずもないのに思い込んでしまうことがある。苦しい時に周りを見ろ!なんて言われてもなかなか見えてくるものではないと思う。 でも、ゆっくり周りを見渡してみると、みんなちょっぴり困っているのだ。 『おしっこちょっぴりもれたろう』を読んだ。 「何度でも口に出して言いたいタイトル」という賞があったら間違いなく、今年のベスト5に入るのではないか思える軽快なタイトル「おしっこちょっぴりもれたろう」。 タイトルと表紙のパンツにちょっぴりおしっこが染みちゃった「もれたろう」が可愛くて思わず手に取り読んでみた。 おしっこちょっぴりもれたろうはおしっこをする前かした後にいつもちょっぴりもれてしまう男の子で、いつもお母さんに怒られてしまう。 けど、もれたろうは前向きだ。 「でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。」
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